仕事で役立つ8つのコツ

・70%で作る
・デジタルの前にアナログ
・1時間考えてわからなかったら聞く
・考えることと作業の違いを理解する
・仕事を溜め込まない
・他人に自分の仕事の進捗を理解してもらう
・なんのためのタスクかを考えてからはじめる
・優先順位を意識する
・コミュニケーションは相手が理解してはじめて成立

70%で作る
まず、頼まれた仕事は70%まで完成したところで確認してもらう。だいたいの仕事は70%まではそこまで時間がかからない。
時間がかかるのは70%を100%に仕上げていく作業なので早めの段階で方向性の確認を行うのが大事である。
当然ここで方向性が違っている場合もある。しかし、そこまで時間と手間をかけていなければメンタル的にもダメージは少ない。これが詰めにつめた内容であった場合、目も当てられない。そして時間だけがなくなってしまう。

デジタルの前にアナログ
上記の話に通じるが、ざっと作るならアナログの方が早いことが多い。デザインラフ、企画書のラフざっと手書きで書いて確認してもらう。これによって作業効率をより高めることができる。アナログの修正も丁寧には行わずラフで修正する。ここで大事なのはあくまで方向性の確認であって手書きの精度ではないことを理解してほしい。絵コンテがとてもうまくてもキレイな写真が撮れるとは限らないのと一緒。

1時間考えてわからなかったら聞く
タスクを渡された場合にまずその場で質問することは大事。ただ全部のタスクをすぐさま理解してどう作業に落とし込んでいいかわからない場合も多々あるでしょう。そんな時は自分なりにどうやったら求められているものが作れるか1時間必死に考えてみよう。この「考える」をせずに「どうやったらいいですか?」と聞いてしまうと自分で考える力がつかなくなってしまう。ただし1時間必死に考えてやり方がわからなければすぐに人に聞くべきである。なぜならそれ以上の時間は無駄だからである。

考えることと作業の違いを理解する
仕事をしていると自分が使っている時間の質(種類)を特に意思せずに仕事をしてしまっている場合がある。自分が今、どの種類の仕事をしているかを理解することにより仕事のスピードと生産性は上げることができる。特に思考時間と作業時間この2つの時間の使い方を意識するだけで大きく成果に反映されるであろう。思考時間は深さが大事である。これは鍛錬することによってどんどん上がっていくものである。よってこの時間は他人から見て判断することが難しいということも理解する必要がある。それに対して作業時間は目に見えやすい。デザインをするためにコンセプトを考えたり方向性を考えたりリサーチすることは思考時間であり、実際のレイアウト作業などは作業時間である。当然同時に行うこともあるが、最初のウチは区別しながらやると生産性は上がるであろう。

仕事を溜め込まない
仕事とはキャッチボールである。どちらかにボールがありそれをやり取りしながら完了に持っていく。その際に自分の方にボールがあるということは相手は「待ち」の状態にあることを忘れてはいけない。だからこそ自分になるべくボールがない状態を作る必要がある。そのボールを誰に渡すかの判断には長い時間はかからないはずであって、仕事を振るのが下手な人はいずれ誰かに頼もうなどと自分に溜め込んでしまう。それにより溜め込んでいるウチに忘れてしまうということも発生してしまう。できるなら打ち合わせで出た宿題はすぐに打ち返したいところである。

他人に自分の仕事の進捗を理解してもらう
仕事をするには時間がかかる。文字を打つ、レイアウトする、コードを書く。ブラインドタッチができればその「キーボードを打つ」という作業の差はベテランでも新人でもそうかわりはないだろう。そこで大事になってくるのは進捗をどう報告するかなのである。もしエレベーターの回数表示がなかったらいつ自分の階に来るかわからないためイライラしてしまう。そう大事なのは体感なわけだ。仕事をもらい、「明後日の14時にこのようなものをお出ししますね。」と期限とクオリティを共有できれば今から明日の14時まではどのように時間を使ってもいいわけだ。ここで他の仕事を進めるのもいいし、間に合うなら息抜きしてもいい。いずれにせよ自分の時間をうまくコントロールするために進捗を理解してもらうのがうまく仕事を進めるには必要なスキルである。

なんのためのタスクかを考えてからはじめる
今自分が取り組んでいるタスクがなんのために行っているかを理解してから仕事を進めるべきである。これにより、現状よりもっと効率的な方法に変えることや生産性を上げることが可能になってくるからである。大量の文字入力や繰り返し作業などは特にそのタスクに入る前に確認するべきである。会社でブログを書くというタスク一つ取ってもブログを書くという作業と捉えるのか、このブログを書くことにより、より自分達がやりたい、得意な分野の仕事を受注するために手法の一つと捉えるかは大きく違うわけである。

優先順位を意識する
すべての仕事はこれが関係してくると言っても過言ではない。この優先順位を間違えただけで同じような作業をしていても結果は大きく異なってくることに気をつけるべきである。時間をかけて精度を高めるべきものと時間はかけなくていいからスピード優先なもの。A案件とB案件。仕事をしていると様々な優先順位が飛び交うことが多い。本当に飛び込み案件が大事なのか?どれを優先すべきなのか?それを常に意識することにより価値のある仕事ができるのである。もしそれが自分で判断できない場合はすぐに冗長に確認してから作業を進めるべきである。

コミュニケーションは相手が理解してはじめて成立
最後にコミュニケーションである。仕事は人と人で行う作業なのでコミュニケーションは必須である。世の中的に様々なツールが出てきているが大事なのはどんなツールを使おうが相手にきちんと伝わるということである。メールを送ってたんですけどや、Slackでは書いたのですが。。的なコミュニケーションは意味をなしません。自分はこれをやったのであとはそちら次第というのでは、リアルのコミュニケーションでも同じことがおきてしまう。返事がなければ追いかける必要があるしメール、チャット、電話、対面と様々なツールを上手に使い分けすることが大事である。


ざっと思いつく仕事のコツを書いてみましたが、基本的には独りよがりにならず関係者とコミュニケーションをうまく取りながら仕事をすれば自然と早くなっていくものだと思っています。そのために自分にあった手法をうまく取り入れましょう。

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