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AIが、人間とは何かのヒントだった

みなさんこんにちは
人のメンタルを進化させ
感情と価値観を最大化させ
あなたがあなたとして生まれたことを
最高に楽しむ事を
人生のミッションにしています。
じゅんです。

コーチングやコミュニケーションを通じて
個人や組織をパワーアップさせるCOEDASと
世界中の人が遊んでくれるゲームを作る会社
Pixel Unitedの日本GMもしています。

僕は
メンタルのプロを自称しつつ、
ゲーム開発もしていますが、
実はこの二つは
僕にとっては同じ事です。
意味わかんないと思いますが、
今回は省きます。
いずれにしても、人の気持ちを動かす事がゴールです。

そんな中、
今IT業界のみならず世界を騒がせているAIを通じて
逆説的に人間が見えてくるという話を
メモ代わりに残したいと思っています。
僕はその両方に足を突っ込んでいるので
その共通項はとてもよく見えてきます。

ChatGPT

を使った事がありますか?
既に数億人が触っている会話型AI、もしくは進化しただけのChat Botですが、
触ってみたみなさんの感想は
「思った答えが出てこない」
なのでは無いでしょうか?

Chatだけでなく、
画像系のStable Diffusionなどでも全く同じです。
一言で言えば

期待通りに仕事してくれない

のです。
何かに似てきましたね?
そう、会社です。

あなたが部下や後輩を持った場合、
なんなら上司や社長に対してだろうと
「あいつら使えねえな」と吐き捨ててしまった経験はあるでしょう。
なんでこんな簡単な事がわからないのか?と。

これが、
まさに生成型AIを使った
皆さんの最初の感想だと思います。

そう、AIも新人も同じです。期待通りにやってくれないのです。
新人が頭悪いからでしょうか?
学生気分だからでしょうか?
いや、だったらAIは違うでしょう。
知識は全ての人間より上ですし
処理能力も同じです。
ここで、
皆さんうっすら気づいたのでは無いでしょうか?

あれ?もしかしてこっちの問題?

はい。悲しい現実です。
ChatGPTがあなたが望む答えを返してくれないのは
AIがアホなのではなく、
「あなたの指示が明確ではないから
無限の可能性や答え方があるので
その中のどれかを選んでも外している」
というだけに過ぎない事。
それが証拠に、プロンプトなどを通じて
指示を細かくすればするほど、
期待する答えに近づいていきます。


「猫の写真」とだけStable Diffusionにオーダーした結果


もう少し色々指定した結果。全然違う。

あなたは正しく表現できていないから、期待通りになっていない

という
かなり痛い現実を、
このAIとのやり取りを通じて
感覚的に知ってしまったのです。
あなたの中に勝手にある
「常識」「前提」「これはありえない事・もの」
などを共有できていないと、予想と180度のアウトプットになったり、
「伝わっているだろう」と思っているイメージが全然違ったり。
ちなみに
子育ても似たところがありますね。
なので、ダメな上司が子供生まれて
急に良いマネージャーになったりする現象は
ここから起こります。
「コミュニケーションにおける、自分の課題」に気づくわけです。


AIは完璧でなくていい。何故なら人間もそうだから

この動画面白いのでオススメです。
堀江さんはご存知の方多いでしょうが
佐藤航陽さんは、IT系の人間では知らない人はいない存在。
起業家というより「ただの天才」です。
頭良すぎて周りの人がついてこれないパターンですが、
彼が長年興味持ってきた分野に、時代が追い付いてきた気がします。

動画の前半で語られる
「ChatGPTとのやりとりがいい加減なんだが、
実はそもそも人間同士のコミュニケーションはもっといい加減なのだ。」
というのは、
ほんとその通りです。

僕たちCOEDASのメンバーはコーチングの学びを通じて
まずそれに気づきました。
「普段会話だと思っていたものは、
言いたいことを投げ合っているだけだった」と。
お互いに受け取っていないと。
そこでまずは正しく受け取る事から始まるのですが、
まあそれが難しい。

とにかく、
Chat AIとのやり取りにおけるいい加減さは、
実は人間同士のやりとりよりも、
遥かにまともに機能している事も
AIを通じて人々が発見する事だと思います。
そのくらい、
コミュニケーションというのは普段できていないのです。

AIによって逆説的に、人間を理解する

5:20からの堀江さんの発言がとても面白い。
脳の大統一理論という本を読んで
「本来脳みそがやっている事と
 今AIがやっている事が似ていて恐ろしい」
と。

脳みそは少ないエネルギーで人間という個体を動かし生存させるために
「コスパの良い働き方をしている」。
全ての情報を脳みそは処理しきれないので
取捨選択や単純化をしている。


例えば
「SALE!」て書いてあれば=お買い得なのだと思い、買おうと思う。
その時のプロセスは「熟慮」よりは「反射」に近い状態。
低次元の脳の働きにして、エネルギーを抑える。
毎回そこに
「いや、本当に安いのか?本来の価格は?量は?期限切れ?今必要なのか?」
など、後から考えて気づくような事は、一瞬考えずに興味を持つ。

名著「ファスト&スロー」のシステム1,2に似ている

https://amzn.to/3OllgAf


そういったローコストな学習を通じて培われた脳みそが
高次元な働きとして「推測」や恐らく「文脈作成」できたりする。
悪い方向では「偏見」や前回紹介したFixed mindsetもできたりします。


AIみたいに脳みそも鍛えられる?

のではと、僕はこの動画を見ながら考えました。
堀江さんが言うように
「推論を立てて、仮説を送って、フィードバックをする」
事によって、
AIと同じく、人の脳も鍛えられるのではと思いました。

いや、普段から脳みそはやっているんですが、
その「推論→仮説→フィードバック」の質を変える事で
人の脳みそをアップデートできるんじゃないかと
勝手に思ったわけです。

ディープラーニングしてみよう

よく考えたら
これまで学習をしてきたプロセスは
まさしくディープラーニングでした。
1)あらゆる文献を読んだり、専門家と話したりして
アクセスできる情報を網羅する
2)そのプロセスの中で出てきた「どうもこうらしい」を軸にまた専門家と話したり、実践する。(仮にエッセンスと呼びます)
3)結果として確かめられたらそのエッセンスは「本質的である」と判断する

これは完全にただのディープラーニングだし、
このプロセスをより良く、速くできたら、脳みそはまだまだ進化できる。
面白い事に、
AIの仕組をしれば知るほど
それは人間の話だった、という事実。

まあ、という事は、、、
というディストピア的な話を置いておいて
僕が今回言いたい事は

自分はまだ進化できる

という希望が、
AIという意外な所からもらえた、という事でした。
成長のヒントはDeep Focus。
どれだけ余計なインプットを排除し
どれだけ余計な事(妄想、惰性や優先順位の低い事柄)を排除し
自分がやりたい事にどれだけ情熱・思考・行動をするかという
当たり前の答えに返ってきましたが
文字通り「技術的に証明された」という事でいかがでしょうか?
おあとがよろしいようで。



まだ読んでいない方は
この本が超オススメです。

そもそも優先順位決めたり、
やりたいと思っているけど行動できていないよという人は
COEDASでコーチング受けてみてください。
個人の方にも、会社などの組織にも提供しています


じゅんでした

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