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糖は体にとって唯一のエネルギー源だよ。vol.2

先日、「糖は体にとって唯一のエネルギー源だよ。」っていう記事を書きました。

今日はその続編。

前回の記事で伝えきれていない、もうちょい細かいところを書きまーす。

そのほうが「ははん(古)やはり糖は大事なのだな」ってことがもっと腑に落ちると思うよん。

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前回の記事で、糖と酸素を使ってミトコンドリアでエネルギーを作るって書いたじゃんね


(前回の記事、もう一度読んでねん→、「糖は体にとって唯一のエネルギー源だよ。」 )


これはすごく大切なこと。


糖(with酸素)からエネルギーが作られていることは

「糖の完全燃焼」と覚えてくだされ。


ボーボー燃やしてエネルギーにします。

エネルギーが作られた証拠として、熱・二酸化炭素・少しの水が出るんだったよね。


この、糖の完全燃焼のときに作られるエネルギーは値(金額みたいなものと思っておこう)があるのよ。


34ATP + 2ATP = 36ATP 

のエネルギーが作られます。


36円。36ドル。36ペソ。36ユーロ。的な(何が)


私たちの体にしっかり糖も酸素もあって、ミトコンドリアで正常にエネルギーが作られた場合、36ATP というエネルギーが放出されます。


作られた36ATP達は、私たちの体を動かすために(生きていくために)、体の各所に飛び散って使われるのは想像できるよね。

 

糖の完全燃焼でエネルギー36ATPが作られる。

覚えたかな?

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糖の完全燃焼があるってことは、

じゃ、じゃぁさ、もしかして、、、

「糖の不完全燃焼」もあるってことじゃねぃのかい??

って気づいちゃった??

さすがっす。


そーなの。

糖の不完全燃焼という状態、もちろんあるよー。

今やこっちで「ぜーぜー」言いながら生きている人のほうが多いねぇ、、。

 

糖の不完全燃焼は、

▷エネルギー源となる糖が足りていないので、ミトコンドリアに届けられない

▷糖はあるけど、酸素が足りないのでミトコンドリアに届けられない


ミトコンドリアでエネルギーに変えるには、糖と酸素が必要だよね。

せっかく酸素があっても糖質カットか何かの理由で糖が体内に無い場合や、糖があっても酸素が足りて無いからミトコンドリアに届けられない。

つまりこれはエネルギー不足な状態。


どういうことかって言うと、エネルギーが作られた証拠として熱・二酸化炭素・水が出るじゃんね。

前回の記事で

「糖と酸素をミトコンドリアにしっかり入れるには二酸化炭素が重要」
「二酸化炭素が鍵」

って書いたんだけど、二酸化炭素が作られることで酸素が新たにミトコンドリアに届けられるシステムになってるの。


生きていくための呼吸という意味では酸素は大事だけど、体内でエネルギーをガンガン作るのに(ガンガン作られてる証拠として)大事なのは二酸化炭素。

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糖の不完全燃焼の場合、

二酸化炭素が新たな酸素を連れてこれるほどエネルギーが無い状態なので(そもそも二酸化炭素を作れていない=36ATPというお金が作れていない)、ミトコンドリアに届けるほどのエネルギーすら無いよ。


それでも生きていかなきゃならんよね、わしら。


ご主人様(肉体)の命を守らなきゃならんのです、細胞さんたちにとっても死は免れたいこと。

 

エネルギー不足でミトコンドリアに届ける余力がないので、その手前でエネルギーを作っちゃいます。


そうやってエネルギー不足をなんとか回避。

 

ヨロヨロしながら「エネルギー、、つ、作れるのかい??」ってオドオドしてますわい。

今にも消えそうな暖炉に、ほそーーーーーーーーーい木をくべてます。


プスプスくすぶりながら、なんとか燃やしてる状態。(不完全燃焼だね)



このミトコンドリアの手前で作られるエネルギーは

2ATP。

え、2ATPってアンタ。

すくねー。
すくなすぎじゃね。

効率悪すぎーーる。


相当に緊急事態なんだなってことが想像できるよね。


プスプスくすぶりながら燃やしてる状態、2ATPなんてすぐ使っちまいますわい。だから結局、エネルギー不足のほうへどんどん加速していくってことだよ。


糖と酸素で正常にエネルギーが作られたときは36ATP

糖か酸素、もしくは両方が足りずにエネルギー産生が間に合わない、その場しのぎ的なエネルギーは2ATP

 

36円のお小遣いをもらうのと、2円のお小遣いをもらうのはだいぶ差があるねぇ。

うむー。

どう考えても糖は大事、そう思わんかね。

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そして、二酸化炭素が出てることで酸素がミトコンドリアに届けられるんだから二酸化炭素も大事。


二酸化炭素が放出されてるってことは一緒に熱も生産されている、つまりエネルギーが作られたってことなんだから体温は高いよ(冷えにくい体だよ)

 

「えーーーでも二酸化炭素なんて吸えないしさー」っていう声がどこかから飛んできたぞ笑 

 

だいじょーぶ。

体の生理機能、なめるでねぇ。

 

体内で二酸化炭素を増やすためには呼吸が大事。

深呼吸を意識してやるのは大事なんだけど、そこにポイントがあるです。

吸ったら、ワンクッション置いてから吐く。

これだけで体内の二酸化炭素濃度が上がりますー。


何秒でも大丈夫だけど、クラクラしない程度にね笑

 

5秒吸ったら1秒止めて、5秒で吐く。

みたいな感じで、自分が心地よくできる秒数でやってみてちょーだいな。

 

癖にしちゃったらいつでもできるからさ。

信号待ちしてるとき、電車でつり革につかまってるとき、部長に小言を言われてるとき笑、ベッドに入ったら、などなど、自分が忘れずにできる時を作ってみてねん。

 

ガンガン燃やしてる完全燃焼な体で力強く生きてゆこうねー。

ではではーーーーー。