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海外への挑戦 ~無双Argentinaのはなし~

前回 ~いまのはなし~ で書いていますが、3月末まで、無双ArgentinaC.F.の強化費としてクラウドファンディングに挑戦していました。

本当に数多くのご支援有難うございました。

アルゼンチンでクラブチームを運営するという、「夢」を描いたのが25年前。 数多くの仲間に支えながら、セレクションを行い、選手を集め、2020年シーズンに向けトレーニングを開始していましたが、新型コロナウイルスは全ての活動を止めてしまいました。

どこまで広がるのか、いつまで続くのか。

アルゼンチンは、3月20日から外出禁止令が発令され約1ヵ月が過ぎようとしています。それは日本のように要請という形ではなく、法的拘束力をもつ為、生活必需品の買出し以外の外出は罰金や逮捕になる場合もあります。

コパアメリカは来年に延期となり、リーグ戦の開幕も未定。各クラブはオンラインでのトレーニングに切り替えていますが、終わりが見えない状況ではコーチ陣も「がんばろう」というのが精いっぱい。

無双Argenitnaの選手達にも、各自メニューを出しているがモチベーションを維持させるのは簡単ではありません。今後、生活が困窮しサッカーをやっている場合ではない選手も出てくるでしょう。 
これは、日本も同じで自粛が続けば、集客する事で利益を生んでいたサービス業は(オンライン化出来た場合を除き)厳しい状況になるのは間違いありません。 

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上手いと思わせるサッカー選手

サッカー選手の上手い、下手の基準として技術の良しあしや、戦術理解度をあげる事が良くあります。 あの選手はドリブルが上手い、周りがよく見えていて状況判断が素晴らしいなど。 でも本当に上手いと思わせる選手は、数秒先の未来を予測してプレーしている選手です。
教えられ決まった動きをするだけではなく、経験の中から頭を使い、想像力をフルに働かせて状況に対応する能力。

例えば、シュートブロックをしてくると予測し、キックフェイントを入れて相手をかわしてシュートをするといったように。

今、ぼく達がこの状況下の中でやらなければいけない事も同じ、シュートブロックをされているのだから、いつもと同じようにシュートしても入らない。だから想像力をめちゃくちゃ働かせて、フェイントをかけて敵をかわし少し先の未来でシュートを決める事。

世界中でスポーツが止まってしまっていて、指導者・選手も自宅で時間を持て余している。じゃあそこをオンラインでつないじゃえば、今まで以上に日本の指導者・選手が世界と近づけるのではないかと思っています。

スポーツの価値は、自分事として体験できる事にあります。だから必ず、リアルな現場が戻ってくる。その時までに自分のコミュニティーを世界規模で広げてみるのも面白いですよね。

いつか多くの人とサッカーでつながれるといいな。

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無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2026年2部昇格を目指しています。



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