海外への挑戦 ~なぜアルゼンチンへ挑戦するのか?~
おはようございます。
ISS(国際宇宙ステーション)までの距離が、長野県往復より近いと知って、宇宙に親近感がわいてきています。(笑)
近況報告ですが、アルゼンチンでの緊急事態宣言から7か月、ついに公式戦(2020シーズは短期決戦)が11月14日に始まり、初戦を勝利することが出来ました。
試合当日はアルゼンチンの悪い習慣が出てしまい、ハプニング続出でしたが、無事に始まってホッとしています。
さて、今日は「なぜアルゼンチンで挑戦するのか?」というテーマです。
僕は、アルゼンチンで日本人選手を育てるというアイディアを持ってから、無双Argentinaを作るまでに25年かかりました。
思いついたらすぐに行動してしまうのに、ここまで時間がかかってしまった。そこには明確な理由があるはずなので、自分の想いを理解するために、深堀して考えてみます。
挑戦について回るのが、ネガティブな思考です。
お金はどうしよう、選手は集まるのか、そもそもアルゼンチンでクラブを作るってどうやるの? 不安材料(やらない理由)ばかりが思いついてしまい、動けなくなってしまうことがあるそうです。
でも、僕の場合、不安材料ばかりが思いつくことはなかったし、やり始めればそれなりの形を作れるだろうという自信はありました。だけど、なぜか25年間始められなかったんです。
もう一度、僕がやってきた事を振り返ってみます。
アルゼンチンで選手引退後、
2001年:
幼児・小学生を対象にレナト・フットボール・スクール(全国10カ所程度)を開校
2003年:
日本でジュニアユースチーム設立、
2011年:
アルゼンチンでプロ監督(S級)ライセンス取得・現地1部クラブユースチームコーチ
2014年:
日本でユースチーム設立
2017年:
アルゼンチン1部プロリーグでサテライト・トップチームアシスタントコーチ。
日本では、小学生~高校生年代(部活とクラブチーム)、アルゼンチンではユース~トップチームまでをみてきました。自画自賛かもしれませんが、国内外でここまで幅広い年代の指導を経験している指導者はごく稀だと思います。
なぜそのキャリアを進んできたのか。それは世界で活躍する日本人選手を育成するためには、僕自身が周りとは違った経験しておくべきだと考えたからです。
国内外で多くの選手に触れ、様々な育成環境を経験してみると、乱暴に言えば、日本人選手を進化させるには、日本以上に厳しい育成環境に放り込む必要があるという考えに至りました。
日本人選手をアルゼンチンで育成する必要があるという答えのために、25年かけて行動していたと言えそうです。随分のんびりでしたね。(笑)
選手を育成する為に、クラブが存在する。
ゴールを獲る為に、パスを回す戦術がある。
ここを間違えないように頑張ります。
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・無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2026年2部昇格を目指しています。
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