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1日3回は心に留めておきたい話

ある兄弟の話をしましょう。

弟はスポーツもできれば、勉強もできました。
いい大学を出て一流企業にも入りました。

しかし、あるとき挫折して退職。どん底まで落ちましたが、その間に個人で会社を作り起業しました。最終的には成り上がることができ、経済的成功を収めました。

一方、兄はスポーツも普通で勉強も普通。
大学を卒業して良い会社に就職しても、その6年後には辞職してどん底に落ちました。
弟と同じようにそこから這いあがろうと転職活動に奮闘しましたが失敗。最終的に定年までニート、フリーター状態になりました。



なぜ、同じ環境同じ教育、同じ育て方をした兄弟でも、こんなにも差が開いてしまったのでしょうか。

おそらく多くの人はこう言うでしょう。
兄弟といっても受け継いだ遺伝子や性格が微妙に違うから、それが才能の差にもつながったのだと。

確かに遺伝的な部分の違いや性格の違いで生きる上で多少の損得はあるかもしれませんが、成功という行為において遺伝や性格は実はそこまで関係ないのです。

性格が暗くて内向的でも成功を収めている人は日本に山のようにいますし、音楽や芸術で成り上がるわけではないので、遺伝的な特別な才能がなくともロジックと積み重ねのみで経済的成功はできます。

では、なぜ弟は結果を残すことができ、兄はできなかったのでしょうか。

それは教育や環境、遺伝子よりも「成功しやすい振動数」というものが関係しているからです。

どういうことかと言うと、モノには固有の振動数が存在します。
木でも石でもなんでも固有の振動数があります。振動していないように見えますが、振動しています。

この振動の原因は素粒子にあります。
難しい話なので簡単に言えば、物質を構成する最も基本的な小さな粒子で、その素粒子が集合して木や石ができています。

そして、その素粒子は常に振動し、エネルギーを発しています。

科学の世界では、この素粒子を紐解けば宇宙を知ることができると言われるほど、素粒子はあらゆる存在の構成物質の要であり、基本です。
そして、私たち人間も例外なく素粒子の塊でできています。

よくスピリチュアルなどで人間は宇宙エネルギーの塊であると説かれますが、あれは痛さや爆発とかではなく、ちゃんと筋が通っています。

私たち人間を構成している素粒子と宇宙を構成している素粒子は全く同じものなので、私たちは宇宙エネルギーの塊だとも言えるのです。

現に私たち人間のこのエネルギーを分解すると水爆が20個できると言われていますし、これは人間だけに限らず森羅万象、万物の全てがこの宇宙と同じ素粒子で構成され振動しています。

つまり、何が言いたいかというと、人間だけがこの振動数を操れる存在だということです。
ワクワクしたり、楽しいことがあったりすると振動数が上がり、この状態では何をやってもうまく行きやすくなります。

逆に悲しかったり、落ち込んだりすると振動数が下がり、この状態では何をやっても上手くいかなくなります。

病気になったり、変な交友関係を持ったり、普通は信じない話を信じたりと、人はこの喜怒哀楽を使って振動数を上げたり下げたり落ち着かせたりして、自由自在に操作することができる唯一の存在なのです。



だからこそ、唯一この生態系で文明を持てたのです。

我々は飛んでいる鳥を見て飛んでみたいと思い、本当に鳥のように飛びました。そして鳥よりもはるか高く宇宙まで飛んでいきました。
猿は鳥を見ても飛びたいとは思いません。

でも、人間は飛びたいと思った。
この振動数の違いが進化の違いにつながっているのです。

歴史上にある様々な発明は異常な興味、好奇心、遊び心という振動数が高い時に生まれました。
振動数が高い時に人は進化成長発展などの前進を望んできたのです。



では、逆に振動数が低いとどうなるのでしょうか。

よく上司や先輩に怒られたりすると落ち込みます。
それに伴って振動数も落ち込みます。
人は振動しエネルギーを発していますが、そのエネルギーをオーラだとすると振動数が高い人はオーラが外に向きます。

落ち込んでくると中に入っていきます。
オーラが内巻きになる。

その時、すごくオーラが小さいように見えますが、オーラが削り取られ、なくなったのではなく、折りたたまれるように内巻きになっているのです。
その状態では悪いことが連続して起こってしまいます。



この悪いことが連続して起こるとき、どうしたらいいのでしょうか。


たとえば、上司に怒られて落ち込んだりクラスのあの子に陰口を言われた。私は何もしていないのにあんなことを言われてって自分が落ち込むとします。

ここで問題は陰口を言ったクラスのあの子に悪いことが起きるのではなく、言われた自分に悪いことが起きる。
理不尽に怒った上司に悪いことが起きるんじゃなくて、落ち込んだ自分に起きるのです。

振動数が下がったのは相手ではなく、自分だからです。
振動数が下がった方に悪いことが起きます。

振動数が下がると悪いことが起こる。
先ほども少し触れ、あなたにとっては信じたくない話かもしれませんが、性格が悪い人でも上手く行く人はたくさんいます。

その人たちをよく観察してみてください。
やたら声がでかいとかやたら派手な服を着ているとかやたら人の悪口を言っているとか、とにかく振動数がものすごく高いのです。

結果を残す人と性格は関係あるかと言われれば、ほとんどない。性格がどうこうよりも振動数なのです。


よく子供が外でキャッキャと3、4時間ずっと走り回っていますが、あの子供たちはものすごい振動数が高い。

だからあの振動数が高い状態に保ったまま上手く教育を施せば、大人を一瞬で置き去りにする知識量をつけてくる。
これも振動数が高い人は結果を残しやすいという一例です。

しかし、逆にその子どもたちを眺めるおじいちゃんはとにかく振動数が低い。
非常に穏やかに子どもを見守っています。

語弊を恐れずに言えば、その状態ではまず何の挑戦をしても成功はできない。
それどころか何の意欲も湧かなくなる。

学校の子どもたちもそう。
学校で一番厄介なのは不良より無口の生徒。

不良はモノを壊したり暴走行為をしたりとものすごいエネルギーがあるため、そのエネルギーが向かう方向を変えるだけでいいので非常に扱いやすい。

逆に無口の生徒は何の欲求もないような子どもたちは非常に扱いが難しい。発するエネルギーが無く、全く振動していないので、まず振動をさせるところから始めなければならない。
それくらいエネルギーを発していること、振動数を上げておくことは重要なのです。

しかし、この話を聞いて一度振動数を上げたはいいが、別のことをやり始めるとすぐ下げてしまう人がいます。

なぜ、下げてしまうのでしょうか。
下げることでどのくらい損をしているか知らないからです。



今から話すことは振動数の話で最も重要です。

この世は行動の星。
森羅万象すべてのものは動き(振動し)続けています。
この行動の星のルールでは振動ができなくなったものは存在することが許されません。

我々人間は熱しやすく冷めやすい。
何か嫌なことがあって落ち込んで、振動数が下がると行動ができなくなります。
家から出られなくなるとか、部屋から出られないとか、振動数が下がると行動範囲がどんどん狭くなっていくのです。

そうやって歯止めが効かなくなり、振動数を下げ続けると、お腹が空いても食べ物を買いに行くことや身体が痒くても身体を洗うことをしなくなり、最終的には全く動くことができなくなります。

すると突然、脳卒中や心臓梗塞などの突然発作を起こし、その人は亡くなる。孤独死の最も多いパターンなのです。

それくらい振動数を下げないことは重要なことです。

だから人は振動数の高い人を見たがるし、高い人と会いたがる。
お笑い芸人やYouTuberもそうですが、彼らがなぜ人気なのか。

それは不景気だからです。
日常生活を過ごすだけで下がり続ける振動数。
それを上げるために高い人たちに触れたくなる。

世の中は振動数を下げてくる人で溢れています。
人のことを褒めたりすれば振動数は上がりますが、貶されると下がります。

嫌な人とは振動数を下げる言動を普通にしてくる。
そして、そのような人で蔓延しています。
だからこそ、自分の振動数を下げない方法を知った方がいいのです。


一生使える、自分の振動数を意図的に上げられるコツを2つ話します。


①スピードを上げること

②言葉を慎重に発すること

振動数を上げるコツは少し早いものです。
新幹線に乗るとか、少し早歩きをする、少し早く作業をする。

早いことをすると振動数が簡単に上がります。
振動数が高いとなぜ、結果を残しやすいかはここにあります。

自分が発する言葉には自分自身にどれほど大きな影響を与えるか、あなたはもう知っているはずです。

その人が使っている言葉でその人は形成されます。
「落ち込んでるでしょ?」と聞かれて「落ち込んでる」と答えてはダメなのです。

そうだと答えた途端にどんどん落ち込んでいき、振動数が下がり行動範囲が狭くなります。

上司に何かを言われた。友だちに何かを言われた。言わせておけばいいのです。人から何を言われても下げたらダメ。
下げたあなたに嫌なことが起きます。



じゃあ、振動数を上げておけば結果を残せるか。

人間の世界では残せます。
嫌われても成功している人はいますし、間違ってることをしてても成功してる人もいます。

ただその人たちに共通して振動数が高いのです。
スピード感があり、使っている言葉も前を向いています。

彼らはできないとは言わない。
「いらない」と言う。
後ろ向きなことを話して共感を得ようとしても彼らは絶対に共感してくれません。そういった一つ一つが振動数の高さと行動力に繋がっているのです。


では、明日から振動数を日常的に高く保ち続けられる、やり続けたら得になる話をします。

明日から会う人、会う人の振動数を上げようと接してみましょう。

お釣りをもらった時に「ありがとうございます」や注文した後に「お願いします」など、そういう一つの言葉がそこで言えることで素敵な人にもなりますし、相手の振動数を上げ、また自分の振動数も上げます。

最近、無意識でそういう行為をすることが実は一番重要なのではないかと思っています。


※振動数のお話は日本納税者ランキングトップ10に10年間載っていた大経営者、斎藤一人さんのお話を基に詳しく言語化しています。

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