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チリ駐在日記 2022.12.22-26 パタゴニア旅行編

今日から4泊5日のクリスマス休暇、今年最後の旅行の地に選んだのは、アルゼンチンの南端に位置するパタゴニアだ。というか、パタゴニアで氷河を観た後に、さらに南にある「世界最果て鉄道」に乗るのが旅の最終ゴールだ。飛行機を乗り継いでペリトモレノ氷河に到着、目の前で轟音とともに氷河が崩れ落ちる様を観ることができた。氷河の氷は奥の方が青々と光っていて、なんとも神秘的だ。調べたところ、長い年月をかけて押しつぶされて氷になったため気泡などの不純物がなく透明度が高いことと、氷をつくっている水は、赤い光を吸収し青い光を吸収しないため、青い光だけが奥へと進み何度も反射して人間の目に届くため、青く見えるそうだ。ふむ、勉強になる。
旅の後半は、また飛行機に乗ってさらに南のフエゴ島に入った。そこには、世界の最果て鉄道(El Tren del Fin del Mundo)と呼ばれる観光列車があるのだが、実はこの列車、1900年当時は、囚人を最果ての地に送り込んで、木材伐採作業をさせるための列車だったらしい。今はアルゼンチンの国旗をヘッドマークにして走るかわいらしい蒸気機関車なのだが。歴史があるな。
そんなわけで、かなり最南端に行ったので寒かったし、おかげで、クリスマスムードを満喫することができた。

世界の最果て鉄道:El Tren del Fin del Mundo

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