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断捨離日記    所有しない時代を生きてゆく計画書

「断捨離をしたい」

数年前からずっと言い続けている

言うのは簡単
断捨離スタートまでが腰が重い

重い...重い....

でも、こうも毎日暑いと仕事が休みの日は外に出ず部屋でダラダラ

なんてったって

「災害級の暑さ」

ですから、周りに迷惑をかけないよう自宅にいる
炎天下で倒れたり電車で吐きそうになったら大変(経験済)

と、自分の引きこもりを正当化しつつも、なんとなくサボっているような罪悪感に駆られてnoteを読んだり下書きの記事をポチポチしたり

noteを始めてから頭の中が少し整理されてきて日常会話に使う語彙が良くなった気がする

他のnoterさんの豊かな語彙に感心してポチッ

頭の中が整理されていくのと反比例して散らかっていく部屋

これはイカン

令和は所有しない時代といわれている。音楽もドラマも映画も書籍も...
ブランドのバックもサブスクできる

昭和生まれなので、全てをサブスクには切り替えられないけど自分にとっての断捨離スタイルを確立したい。

今日のnoteは断捨離についてつぶやきたい

注)片付けが得意な方にとっては
あたりまえ構文です。

モノが増えると生活がどう不便になるのか振り返る

モノが増えて困ること

それは

探し物をする頻度が上がる

欲しいときに欲しいものが見つからず不便だ

探し物の回数が増えると

  出かけようとしていた時間に
  間に合わなくなる

少しずつ積み重なり

  見つからないから諦める

これを繰り返して

同じモノを複数回購入してしまったり日々の生活に緊張感がなくなっていき、毎朝テキトーに過ごすようになる「まぁいっか」のマインドへ堕ちていく。

たまに素敵なレストランで食事をしたり旅行先で良い思い出ができた後に

荒れた我が家に帰宅

...気分がさがる
現実に引き戻される。

思い出に水を差されるから散らかった部屋は精神衛生上良くない

モノを間引いて暮らしていけば
「自分にとって何が大事か」が見えてくる

片付けは...捨てることだ。

一番大変なのはモノの仕分け

引越しをするときに一番苦労するのはモノの仕分け

「要るもの」「要らないもの」
に加えて、

   忘れていたお気に入り

が見つかり、良かった〜捨てなくて!こんなところにあったんだ。
という懐かしさに浸っているうちに断捨離に対する集中力が途切れて作業が脱線してしまう。

ウッカリ大切なモノを捨ててしまわないように捨てまくりはできない。だから仕分けをするのに時間がかかる。

さらには

    誰かに譲りたいモノ

   買取業者に売りたいモノ

のグループへ仕分けする。
ただ捨てるのは忍びない、せっかくご縁があり気に入って購入したけれど現在のライフステージに合わなくなっている。

必要なモノは時と共に変化する

母と娘、意外と好みが違う

親から受け継ぐもの、思い出の品がいくつかある。

母が遺してくれたモノは色々あるが残念ながら全てを気に入っているわけではない。

「この服を見ると母を思い出す」

と、思えるモノだけを遺している。

母を思い出すスーツ
パールのチョーカーはリフォーム

母のモノだけれどイマイチ印象が薄い服や現代に合わなくなったデザイン、収納に場所を確保しなくてはいけないモノはお別れを告げることに。

親子だから、価値観や生活スタイルは似ている。ただ、趣味や嗜好は意外と異なる。したがって全てが私にフィットするわけではない。

洋服が好き過ぎて、自分の服でさえ持て余すようになってしまった。

要するに、買い過ぎ 汗

所有する「全洋服」のうち、結局はお気に入りの服だけでヘビロテ

買ったのに「着なくなる」服は
やっぱり何処かしっくりこない

洋服がどんどん増えていくにつれて
「あれ?去年の夏は何着てた?」
となり、あっという間に

「今年の夏の服」
をイキオイで買い求める

去年買った服の出番が減ってしまいクローゼットのこやしに...

なるべく家具は買わない


モノを買って増やして、ごちゃごちゃを隠すために「新しい収納家具」を購入してしまっていた

これが間違い

収納家具を購入して片付けを済ませると、後々自分が何を所有していたかわからなくなる。収納家具がモノの多さを隠してくれるものの、入りきらないモノが出てきてしまうと家具周辺にごちゃつき感が出てしまう

家具の買い足しは片付いた雰囲気がするだけで「片付け完了」ではない

今現在、複数の家具を粗大ゴミに出す用意をしている
捨てる家具に収納していたものが顕になり部屋はもっとぐちゃぐちゃ 汗

しかし、こんなにモノあるんだ

と自分に知らしめている。

「もの離れが良い人」を目指していきたい

林真理子氏が週刊文春で連載している
「夜更けのなわとび」を愛読している。直近のお話しがちょうど断捨離について書かれており食い入るように読んだ。記事の中に

「私はもの離れがよい方だ」

と書かれており、大いに頷いた。

私も、そうなりたい。

林さんは沢山のお中元をもらう代わりに自身も大いに贈り物を方々へされている。そのため、たくさんの価値のある品々が行き交うのだ。
中には、プロ野球選手のバットなど価値がある代物でも林さんの日常にはフィットしないものもある。
いただきものを、もっと大事にしてくれる人がある場合はそこへ贈りモノを引き取ってもらい喜びを循環させている。

これって立派なSDGsではないか!

断捨離イコール捨てるだけではなく、価値のあるものを価値がわかる人へ届ける。

林さんのように価値ある品々を所有していない私でも、捨てずに済むものを探しながら部屋を片付けるぞ!

猛暑の8月、道程は遠い。

Junko Summer


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