大学生・子ども・帰省 検索してみた
なんとなく、世の中の大学生の子どもの帰省って、どんな感じなのかな?と思い、ネット検索をしてみました。
そうしたらびっくり!
日本語で、大学生 子ども 帰省 と検索したらー
1番上に上がってきたのは、
というのです。
えー!!
みんな、家を出た子どもたちが帰ってくるのを喜び迎えているのかと思っていました。子どもが帰ってくるから、好きな食べ物と暖かい寝具を用意してリフレッシュさせ、次へのチャレンジへと送り出すもの。何か食べるものも持たせたりして。
もちろん色んな事情があるのが家族です。身近にも、実家から距離を置いている人を知っています。でもそれが検索上位に出てくるとは…。検索のアルゴリズムだかよく分かりませんが。
検索結果の中には、もう子どもに尽くす人生は辞めたんだ・・・という意見もありました。その方は、それまで全力で子育てをされていたのでしょう。これからは、子育てにかけた位の熱量で、「自分のために」時間と労力を確保して欲しいなと思いました。
英語で(米国)、college student coming home と検索したらー
大学生の子ども自身が、「実家に帰るのは頻繁すぎるかな?」と心配するものや、専門家が、家を出た子どもが帰省した時の注意点を書いてあるものがヒットしました。
専門家からのアドバイスはー
どちらの文化でも、親子関係や親子間の問題に大差はないと思いますが、アメリカの方が、
・言葉で明確化しておこう
・お互いの境界線をはっきりさせておこう
とあるように、個人のスペースを大事にする傾向にあるのかなと感じます。そして18歳になったら、子どもに責任を持たせ、自立させようとする風潮が日本よりも強くあるようです。
日本語での検索上位にあった「帰省中の娘が何もしない・・・」との意見を載せた方も、アメリカ的アドバイス(?)のように、家族として一緒に暮らす上での決まりごとを言葉で明確化しておけば少しはイライラが減るのかもしれませんね。
やはり親子の間でも、バウンダリー(境界線)が大切なのだと思います。
そんな検索をしたのも、大学生の娘が4日間帰ってきたからです。
大学生になって初めての帰省。
初めて一人で長距離列車に乗ったことで緊張していたようですが、大学での生活の話になったら、とても楽しそうに話をしてくれました。
生まれも育ちもアメリカの娘ですが、生まれた時から日本語と英語、両方の言語と文化に接する生活をしていました。大学では、同じような境遇の人たちが、結構いるようなのです。
平日は、現地の学校で星条旗がある教室で学び、事あるごとにアメリカ国家を歌う。毎週末には、日本人学校または補習校に通い、ここでは君が代を斉唱し、運動会ではラジオ体操をし、日本式の勉強をしていた。平日には、現地校と日本の学校と両方の宿題をこなす。
または、補習校には通わなかったけど、日本の生活や文化も知っている人たち。そんな環境で育って来た人たちが、同じ大学に何十人といるようで、娘は、その人たちと一緒に過ごす時間が楽しくて仕方がないようなのです。
同じ周波数を感じるのでしょうか。
二重国籍や両親が違う国籍や文化のこどもは、自分のアイデンティティに悩む時が必ず来る、と聞いていましたが、今まであまり心当たりは無く・・・。
でも、似たような境遇の人達に出会い、こんなにもワクワクしている娘を見たら、もしかしたら彼女なりに考え悩むことがあったのかも、と思いました。
自分の知らないこと、自分の固定概念が覆される考えに出会うこと。
これはチャンスだと思っています。
この機会に、固定概念や思い込みを壊していく。
そうしたらもっと自由な自分に出会えそうな予感がします☆
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