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日々是妄想: 夏が嫌いになる

何もしてないけど、どん底の日はある

日々是猛暑が続いた今年の夏。生きてるだけで偉いって本気で思った。
以前は夏は暑くても心が浮き立つ様な季節だった。恋に落ちたり、見た事のない景色に出会ったり、夏は思い出を作る季節だった。会社勤めの時は夏休みを利用して旅に出た。何ヶ月も前から計画してニタニタしながら、スーツケースにお気に入りの服を詰めて駅に向かう。
例え暑くても、新しい出会いへのワクワクの方が優っていた夏。

ところがである。今年の夏と来たらあまりの暑さに何処かに行こうという意欲が湧いて来なかった…
と、ここまで考えてハタと気づく。それは果たして暑さのせいだけだったんだろうかと。
そこに向き合うのは切なくもあるが、否定できない可能性がある。
私は自分で思うよりも老いたのだろうかと。肉体的な衰えはどうしようもない。そういうものだから。
だが、心は?精神まで老いた?それだけは避けたいとはいえ、この夏は熱中症になり、挙げ句の果てにコロナ陽性も。考えたくはないがヤキが回った感は否めない。心と身体のバランス感覚に変化が起きている…のかもしれない。考えたくはないけど。

そもそも人生100年などとんでもないが、遊べるうちは遊んでいたいというか、好奇心はいつだって道連れにしていたいのだ。
なのにこの夏と来たら…好奇心も失せるほど。
猛暑のせいと思いたいが、自分のパフォーマンスに些かの疑義が生じたことはショックである。
人はこうやって老人力へと移行して行くのだろうか?

諦めが悪くて申し訳ないが、ちょっと待ってほしい。確かに前期高齢者なのは間違いない。そこは否定しない。しかしながら現状においては
No way 😾It’s temporary situation and not going to be.
ということで今しばらくは見て見ぬふりをすることにする。彼岸過ぎて、エアコン稼働率は少しづつ減ってきた。
そうだ、旅の準備でもしてみよう。今一度、ワクワクを取り戻すために。

冷えたジンがまだすごく美味しい👍

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