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出雲の国へ
9月に入ってから、島根へ初めて旅行した。
本当は飛行機で行きたかったのだが、同行の夫が飛行機は高いから新幹線で🚄ということになり、のんびり列車の旅となった。
関東圏に住んでいる我々は、東京から岡山まで新幹線🚄そして岡山から特急やくも号で松江方面へ。
やくも号は伯備線経由で岡山と山陰地方を結ぶ特急。
1972年3月に山陽新幹線が岡山まで延長された際に誕生、カーブでも高速で走れる振り子式の車両で運転しているらしい。
思っていたよりやくも号の揺れが激しく、不覚にも少し酔ってしまった🥲
1日目は、前から行きたかった安来市にある足立美術館へ。
庭園が素晴らしく、お天気にも恵まれてとても感激した。
メインの庭園は「枯山水庭」
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1日目の宿から観る宍道湖の夕焼けが
とても美しかった。
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こういう夕焼けを毎日観ながら生活した子どもは、心豊かな人間に育つんだろうなとふと思った。
2日目は、念願の出雲大社への参拝⛩️
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縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されている。
主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」
現地に着き高揚している私の隣で、夫は「出雲大社は神話の世界の話しだからね〜」と冷めている。
日本史が専門だった夫と私とは、歴史について議論することはない。
それは、私が日本の歴史を知らなさすぎるから‥😅
それでも、出雲大社では正式な参拝方法に従い、2人で拝殿、本殿、素鵞社(そがのやしろ)をお参りした。
【参拝の作法】
出雲大社のお参りの仕方は、一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」となっています。
(1)二度拝礼して (2)四回柏手を打ち (3)最後にもう一度拝礼します。(境内の全ての社も同様です。)
参拝の時の服装は、目上の方にお会いする時のような気持ちで、なるべく身ぎれいな服装を心がけましょう。
〜しまね観光なびより〜
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出雲大社を訪れてみて感じたのは、何か普通の神社とは違う空気感だったなということ。懐かしいような、開放感のあるオーラが漂う神社⛩️✨
日本海に近い神社ということも関係あるかもしれない。
出雲大社参拝後、国譲り、国引き神話の舞台となる稲佐の浜へ歩いて向かった。
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この浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもある。
とにかく美しい浜。ここは天国なのかと思うような神聖な海岸。
こんなところで死ねたら幸せだろうな〜なんて一瞬思ってしまった😌
白砂青松がとても美しかった。
出雲大社近くにある島根県立古代出雲歴史博物館にも立ち寄った。
思った以上にボリュームのある展示で、時間がなくなり駆け足になってしまったのが心残り、、。是非とももう一度行きたい。
それでも大量に出土した青銅器の数々の展示品は圧巻だった。
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出さんの古代出雲へのロマンを追い求める気持ちがほんの少しだけわかったような気がする😌
3日目は朝から雨。今までずっとお天気だったからここは恵みの雨と切り替えながら松江城へ出かけた。
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いつも思うのだが、天守閣に登る階段の傾斜がきつい。歳取ったら上がれないだろうからとムキになって登ってしまう。
今回もリュックを背負いながら、ほとんど筋トレ状態で天守閣の最上階まで登った。
松江城を後にして、近くの松江歴史館の無料コーナーにある喫茶室で上生菓子と抹茶を頂いた。
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2泊3日の夫との2人旅だったが、結婚して30年以上経って、ようやくイライラせず相手を理解しながら行動出来るようになった気がした。
人や物事を理解するにはやはり時間がかかるなと、そんなことを感じた出雲の旅。
非日常を充分に味わうことが出来た。
最後まで読んでいただきありがとうございました😇
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