左利きの話し


私は左利きです。

子供の頃に母親に矯正されたので、鉛筆とお箸を持つのは右になりました。

でもどうしてもスプーンとクレヨンとハサミと包丁は左です。

小さい頃は混乱していてどっちが右か左かとかわからなかったのでしょう。

早生まれということもあり、小学校低学年ぐらいまでは成績は悪かったと思います。

スポーツに関しては、皆さんお察しの通り左。これも結構苦労した覚えがあります。

小学校の体育の授業でソフトボールがありました。

右利き用のグローブしか小学校にはありませんから、左手(グローブ)でボールをキャッチしてからすぐさまグローブを投げ捨てて、左手でボールを投げるということをしていました。今は左利き用のグローブも小学校にあるんでしょうか?

母親にソフトボールの授業が苦痛だと訴えたら、母子家庭で裕福でもないのに左利き用のグローブを買ってくれました。

私がことあるごとに、左利きなのに右手で鉛筆を持つように矯正させられたから、私は字が汚いんだと母親に文句を言っていたので、母親もちょっと罪悪感があったのでしょう。

たしか、当時「書き方」という授業が小学校低学年の時にあって、硬筆で書いたものが廊下に張り出されたりしていました。

すっごく下手くそで、五段階評価の一番下の『もっとがんばりましょう』をもらい、すごく凹みました。

そんなこともありましたが、左利き用のグローブを買ってもらった時はとっても嬉しかったのを覚えています。

だからと言って、その先体育の授業以外で使うこともなく、野球にも興味は持ちませんでしたが笑。

左利きの人は右脳が発達していると言われます。

とあるネットの記事によると、左脳は主に言語情報の処理に関わり、右脳は非言語である画像や空間の認識を担当しているということがさまざまな研究の結果明らかになっているそうです。

また、現代人は言葉を使ったコミュニケーションが中心であるから、左利きは日常で違和感を抱くことが多く、うまく話せないとコンプレックスを持つ左利きもいるかもしれませんと。

まさしくこれは私のことだ!と思いました!

私は子供の頃から話をするのが下手で、頭の中に言いたいことのイメージはあるんだけれどパッと言葉が出てきませんでした。

周りと比べて話し出すスピードが遅く、話せなくて引いてしまうことが多かったのです。

ゆっくり時間をかけて文章にして書けば、自分の言いたいことはあるのです。

まぁ、今の年齢であればお年頃だから、物忘れからスッと言葉が出てこないということあるとは思います😅

私はこういう性格なんだ、だから日常生活において違和感を持つのは仕方ないと思っていましたが、それは性格というよりも左利きが原因とは思いもしませんでした。

この歳ですが、これからは自分の性格に関しては卑屈にならず、左利きなんだということで納得して受け入れ、穏やかに明るく生きていきたいです。

小さい子や思春期の若い人で左利きで悩んでいる人がいたら、伝えてあげたいですね😊


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