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子どもに伝えたい!なりたい状態や目標は「肯定語」で表現しよう。


どうも、じゅんじゅんです。

夫の経営する
バイクショップ ウィングショップエース
の女将をする傍ら、
NLPマスタープラクティショナーという
ライセンスを取得したことをきっかけに
「NLPセラピスト」としての活動もしています。


子どもに伝えたい心理学シリーズ。

今回は
「なりたい状態や目標は、肯定語で表そう!」
です。


あなたはこんな風に
考えたことはありませんか?

・夜9時以降、何も食べないぞ!
・ミスしたくない!
・怒らないようにしたい。

これらは、大なり小なり
「こうなりたいという状態」
つまり「目標」といえますね。

これら「否定語」で表現された目標が、
叶いにくいという事実があります。


理由は…

「ピンクの象を

想像しないで下さい。」

と言われた時に脳内で何が起きてるか?
この事実にあります。

あなたの頭では
「ピンクの象を想像しないで下さい」
と言われた時、何が起きましたか?

「想像しないで」
と言われる頃には既にピンクの象が
頭の中に思い描かれているのではないでしょうか?


「青い犬を、

想像しましょう。」


これはいかがでしょうか?


青い犬を思い浮かべた方が
ほとんどだと思います。


このことから何が言えるかというと、
否定語というのは「しないで」が望みなのに、

「○○ない」「○○○しない」

○○という言葉を既に
脳内に浮かべてしまうということです。

そして、
脳はイメージしたことに引っ張られます。


なので、

・何も食べない→食べる行為を想像する
・ミスしたくない→ミスを想像する
・怒らないように→怒りの感情を想像する


こうなると、
イメージしている通りの結果
つまり
食べてしまう・ミスする・結局怒ってしまう
という結果を引き起こします。


なので「肯定語に」なおす必要があります。


肯定語になおすのは少し難しく感じるかもしれませんが

「何があればそれが叶いそうですか?」

これを考えてみてください。


人によって違います。
・食べない
→9時に布団に入る
→9時から本を読むことにする
→9時からストレッチを習慣にする


・ミスしない
→2重チェックをする(書類なら)
→リラックス状態を保つ。
→集中力を発揮する。
→自分の1番良かった状態を再現する。


・怒らないように
→なぜ怒りたいのか考えるキッカケにする
→自分の楽しみや好きなことを優先して集中する
→気持ちの伝え方をアイメッセージにする

などなど…
なんでも良いのですが
「これがあれば叶うかもしれない」こと
かつ「肯定語」表現に変えてみてください。


脳が望ましい状態をイメージできていることが
どんな結果に繋がるのかを、
まずわたしたちが体感できることが重要です。



そして、子ども達がもし
「なりたい状態や、目標」を否定語で表現していたら
ぜひ、肯定語の表現になるように質問してみて欲しいです。

「何があればそれが叶いそうだと思う?」
「具体的にどんな状態になりたいの?」
「言い換えると、どんな行動・状況のこと?」
などなど…

少しコツは要りますが、
これもトライアンドエラー。
わたしたちもいろんな質問を、試してみることで、
きっと肯定語の表現を引き出すコツが分かってきます。


まずは自分の使っている否定語に気づき
肯定語に言い換える習慣ができるといいですね。

もし試してみて何か変化があれば、
ぜひ教えてくださいね(^_-)


それでは失礼いたします。






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