沖縄の猫の島・奥武島にて
私が毎年沖縄を訪れるのは、プロ野球キャンプ&オープン戦を観るためですが、もう一つ大きな目的があります。
それは、かわいい島猫に逢うことです。
私は愛猫家なので、現地猫に逢うことも旅の大きな楽しみなのです。
そんな私が、一度行ってみたい沖縄のスポットがありました。
それは、沖縄南部の離島・奥武島です。
奥武島は猫と天ぷらの島として知られ、近年観光客の注目度も上がっているようです。
奥武島へのアクセス
奥武島は、沖縄県南部・南城市のみーばるビーチの南にある小さな島です。
本島とは橋で繋がっているため、車で渡ってくることができます。
那覇市からは、那覇バスターミナルから#50のバスに乗車し1時間弱です。
今回私は、沖縄の知人の方に車で連れて行ってもらうことができました。
車で行く場合、沖縄南部の道路は空いているので、道さえ間違わなければスムーズにたどり着くことができます(笑)
那覇市中心部から、だいたい30~40分見ておけばOKです。
奥武島の猫
島へ上陸すると、路肩からぼちぼち猫が出没するのが見られました。
奥武島は天ぷらが名物で、島内には何軒かの天ぷら屋さんが点在しています。
そして天ぷら屋さんの周りには、猫が居座っているのをよく見かけます。
天ぷら屋さんの前で、お客さんのおこぼれを待っているのかもしれません。
……ただ、島の中を散策してみても、猫の数は思ったほど多くないな、というのが率直な印象でした。
天ぷら屋さんの前や、路肩、駐車場に、何匹か歩く姿を見かけるだけです。
もちろん、タイミングの問題もあるかもしれません。
ただ、田代島や相島のような猫の島を想像すると、ちょっと拍子抜けしてしまうでしょう。
奥武島のアクティビティー「グラスボート」
奥武島には、「グラスボート」という海のアクティビティーがあります。
これは、船底がガラス張りになっているボートに乗って、海を走りながら海底の生物を眺めることができるアクティビティーです。
今回は連れの知人の方にグラスボートにも連れてきてもらいましたが、
私も知人に聞くまでそんな遊びがあることすら知りませんでした。
では、海底の様子を写真でご覧ください。
船が沖から離れると、水深は10m以上あったはずですが、あまりにも鮮明に海底の映像が展開されるので驚きます。
今回船を操縦してくれたおじさんは、元々は漁師で、海に潜って魚を獲っていたそうです。
なので、海底の生き物を見つけるのも目が早い。
そんなとき、おじさんから岩場の陰を見るように言われました。
すると……
おじさん曰く、彼(?)は子供のウミガメで、今は岩場の間で眠っているとのことです。
なお、片手がやや短くなっていますが、これはサメにかじられたんだろう、とのこと。
ただ、泳ぎには支障はないそうです。
ウミガメが見られたなんて、これはなにかラッキーなことがありそうです。
このように、ボートの中で座って見ているだけでも、かなり鮮明に海の生き物を拝むことができました。
ダイビングするには、体力・装備的にもちょっとハードルが高い、というケースにも最適なアクティビティーです。
今回、このようなアクティビティーに連れてきてくれた知人には感謝です。
……奥武島には、この日半日くらい滞在していましたが、猫に天ぷらにグラスボートと、いろいろなことを堪能できました。
奥武島は縦横500mほどの小さい島なので、半日もあれば充分楽しめるでしょう。
もっとたくさんの猫に逢えればもっと嬉しかったのですが、猫遭遇率は季節や時間帯にも大きく影響されると思います。
沖縄滞在中時間があれば、奥武島訪問はいかがでしょうか。
那覇周辺は行く尽くしたので遠出がしたい、という場合の選択肢の一つとしておすすめです。
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