持続可能って?過去の暮らしから未来に。
こんにちは。
じゅんじです。
この週末は僕が今一番に関心が高い
パーマカルチャーについて学ぶ
「パーマカルチャー暮らしの実践コース」
の二日間の現場での講座がありました。
そのため二日投稿が遅れました。
すみません。
今回の記事は、「Green Life Journal ~自然わたしの暮らし~」
のマガジンより記事を投稿します。
過去に学ぶ暮らしのこと
パーマカルチャーについては
過去の記事でも何度もお伝えてして
すでにご存知の方もいると思いますが、
改めて簡単に説明させていただきます。
パーマカルチャーとは
「Permanence(永続性)」「Culture(文化)」「Agriculture(農)」
を掛け合わせた造語で、
「Permaculture」と表記します。
自然の生態系のしり、
人が生態系に関わりながら
自然の循環と人々との豊な暮らしをデザインすることです。
過去の人々たちが伝えてくれた伝統的な文化は
自然と共に暮らしてきた手法があります。
人々が森や自然のリズムに合わせて生活していました。
畑を耕すのではなく、
周囲の環境や生態系を大切にし
そこから生まれる自然の恵みを享受していました。
日本の里山はそのひとつです。
また僕が関心を持っている「テラ・プレタ」という
アマゾンの先住民たちが残してきた、
「黒いダイアモンド」と呼ばれるとても豊な黒い土があります。
アマゾンの先住民たちは
アマゾンの酸性土壌でも作物が育つ土壌を作り上げました。
アマゾンは一般的に作物が育ちにくい酸性土壌です。
先住民たちはその地にある木を炭に変えて土壌に投入したり
炭化する際に出る液体(木酢液)などを使って土壌を改良し、
生態系に豊かさを与えていました。
彼らは自然の資源を活かしながら、
土地を持続可能な形に変え
暮らしと自然を豊かにしてきました。
このような技術と知恵は
僕たちの現代の暮らしにも多くのヒントを与えてくれます。
パーマカルチャーは
こうした過去の人々からの知恵を現代に取り入れ、
環境をケアしながら僕たちの暮らしをデザインするアプローチなのです。
過去から、未来に残す
そして受け継いだ僕たちの暮らしは
未来の人々のケアにもなります。
「セブンジェネレーション」と言う言葉も
すでにご存知の方もいると思います。
「セブンジェネレーション」とは、
未来の7世代先までを見据えて、
今の行動が未来の世代にどのような影響を与えるかを考える、
というコンセプトです。
元々はアメリカ先住民のイロコイ族の哲学から生まれた考え方。
彼らは自分たちが自然や社会に与える影響を
7世代先の子孫のことまで考えて行動していたと言われています。
パーマカルチャーも同じように、
持続可能な未来を築くために今できることを重視します。
この「セブンジェネレーション」の視点は、
単に環境保護だけでなく、
社会全体の持続可能性を考える上でも大切です。
今僕たちが選ぶライフスタイルや経済活動が、
未来の世代にどのような影響を与えるのか。
日々の選択の中で意識するべき重要な問いです。
僕自身もこの考え方を大切にしながら(自戒を込めて)、
自分の暮らしや仕事をデザインしていきます。
パーマカルチャーを実践することで、
自然と調和した豊かな暮らしを目指し、
その結果が未来の世代のための土台となることを願っています。
これから始まるプロジェクト
僕が現在関わらせいただいている
パーマカルチャーの活動が
10月23日からクラファンを開始します。
これは「フォレストガーデン(森のような菜園)」を1000個つくる」
というプロジェクト。
フォレストガーデンとは
自然の森を模倣した持続可能な食糧生産できる菜園です。
森で作られる植物たちの層から
多様な生き物たちが共生できる環境が菜園につくられます。
フォレストガーデンでは
伝統的な農法のように毎年耕すことなく
自然の循環に寄り添った形で作物が成長します。
例えば、果樹が太陽の光を受け、
その下に育つ低木やハーブが日陰で育つことで、
森林のような多層構造ができあがり
土壌の栄養を循環させます。
植物が生み出す落ち葉や有機物は
自然に土壌を肥沃にし
外部からの肥料や農薬に頼らなくても
豊かに育つ環境を維持できるのです。
これらの自然の循環をサポートすることが
僕たち人々との役割だと感じています。
2025年からは僕も地元福岡に戻り
自分自身のフォレストガーデンを作り始める予定です。
このプロジェクトを通じて、
豊かな自然環境と持続可能な暮らしのモデルを
残していきたいな。
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28歳のフリーライターの僕の日記です。 自然と暮らすことが好き。本を読むことが好き。音楽が好き。 そんな僕の日常を見て、僕が生きている人間だと感じていただけると嬉しいです。
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