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ネイティブアメリカンから学ぶこと

ネイティブアメリカンの教えで「セブンジェネレーション」という言葉があります。


セブンジェネレーションの意味は、

何事も決断する時には、7世代先のことを考えよう

ということです。


ネイティブアメリカンのイクロイ族が従っている問題解決の哲学です。

イクロイ族はこの考えに基づき、自然を大切にし、家族や民族の安全を守ってきました。


僕たちが生きれる年齢はだいたい80~90年。人生100年時代とも言われているから、せいぜい生きて100年。


生きている100年以内にやってきたことは、子どもから子どもへと残っていきます。

何か行動するときは、そのこと意識して長期的な目線で考えることが重要です。


しかし、今僕たちが判断していることや政治が判断していることは、未来に悪いものが残ってしまうのものが多くあります。


気候変動は産業革命以降が始まりました。

豪雨、洪水、永久凍土(2年間以上にわたり継続して温度0℃以下をとる地盤)と解凍、水没の危機、食糧危機など、

気候変動は世代をいくつも超えて、僕たちに悪いもの残してきました。



ソーヤ海さんは、著書『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』で7世代先に何を残せるのについて話しています。


7世代先まで残すべきなのは「健康的な生態系」だ。
確かに一つの概念だけで生きていくのは生きづらさを感じますし、生命の歴史から見ても、世代を超えることができていません。



最後に僕のセブンジェネレーションの考えについてお話しさせてください。


7世代先に残ってはいけないもの、

ゴミの問題は多くの方が一番に思いつくものだと思います。


プラスチックやそのほかの化学製品。原発なんかもそうかもしれません。


セブンジェネレーションのレンズを通して見るとき、僕が大事にしたい考えの一つが

「分解されるかされないか」

です。


持続可能な生き方の一つに循環があります。


循環は分解によってできてると思いませんか?


例えば、生ゴミのコンポスト。


生ごみは微生物によって分解され、堆肥になります。堆肥は作物作って、その作物を食べます。食べたものは体内の力で分解され、排泄物となって、その排泄物はまた分解され、生き物の栄養となる。



分解されないものはどうしても次の世代、次の世代へと残っていきます。


プラスチックは分解されずにそのまま残ってしまい、悪影響を及ぼします。


2050年までに海洋プラスチックは海にいる魚の重量を超えてまう、という話もあります。


なので、セブンジェレーションを基に行動するとき、分解を一つの基準にするのもいいかなと思っています。


セブンジェネレーション、7世代先の命は、僕たちの行動、どう生きるのかにかかっています。


政治のことや〇〇主義の考え方、環境のこと、今日から始めらる自分でできる行動だと思います。


今日も読んでいただき、ありがとうございます!

じゅんじのnoteでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします。


☆ソーヤ海さんは共生革命家と呼ばれ、自然と人間の生き方が共生し持続可能に生きるパーマカルチャーの考に基づいて生活している、パーマカルチャー界のカリスマ的な方です。

「地球の上でたのしく生きる工夫」がいっぱい! ソーヤー海さんが提案する、都会で始めるパーマカルチャー|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア


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