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デートには意図がある

 新曲「Ka-Ke-Hi-Ki」は男女のデートの歌です。とは言え男目線での歌なので男のデートの時の意図が散りばめられています。

 例えば、愚痴を女性が吐き出したら、決して否定せずに頷くと共感してると思って油断してくれるかもとか、予約したレストランは事前に通ってできればマスターと仲良くなっておいて常連感を出すことで小慣れた感じを出したいとか。2件目のバーはあえてエレベーターがあるバーに行って帰りにキスしちゃおうとか。

 もう完全に種明かしで恥ずかしいやら、男子ごめんって感じなのですが、女性に対しては注意喚起も含まれています(嘘です。)

 そんな「Ka-Ke-Hi-Ki」ぜひ、「へー」と思いながら時には笑ってお楽しみください。

Ka-Ke-Hi-Ki」

やっと叶った今夜のデート
どいつも着飾るFriday Night
何度誘ってもお忙しいと
おっしゃってたのにどうしたの?

女心と秋の空
変わりやすいのは都合がいいや
誰かの穴埋め?それでもいいさ
朝起きた時隣にいれば

混雑した駅の改札
髪型をスマホにてチェック
フォーマルだけど心はカジュアル
会話のテンポでグラスが空く

描いたプランは思惑通り
待ち合わせの時は過ぎ
焦らされてく10minutes(ミニッツ)
その姿に計画が揺らぐ

Ka-Ke-Hi-Ki 笑顔の裏の綱渡り
視線の思惑 言葉のブラフ
嘘と本音 乱れる欲望
戸惑いが運ぶ不意の動揺

心奪われたら終わり
奪った方が勝ち名乗り
誰が下すのこのジャッジ
どちらにしてもああ不埒

店は当然リザーブ
静けさ漂う中目の奥
話しやすいようにカウンター
東カレアプリに書いてありました

最近はどう?からの入り
おあつらえ向きに吐き出した愚痴
相槌よろしく君は悪くない
大人気取って全肯定

美味しい料理 進むお酒
マスターからの助け舟
事前に通った甲斐がありました
ここまでは全てが順調さ

店を出た後からの勝負
2軒目に誘うタイミング
するともう少し飲む?君からのお誘い
Ah Yeah 見えたぜこの先

Ka-Ke-Hi-Ki 笑顔の裏の綱渡り
視線の思惑 言葉のブラフ
嘘と本音 乱れる欲望
戸惑いが運ぶ不意の動揺

心奪われたら終わり
奪った方が勝ち名乗り
誰が下すのこのジャッジ
どちらにしてもああ不埒

次に向かうもちのろんでBar
必須条件はエレベーター
帰りにKiss 狙う狼
夜景にはしゃぐ 君は兎

勝ちが見えてるからウイスキー
君はまさかのマテイー二
飲んでみる?なんて言われて2杯
ふと見えたあなたの策略

気づいた時にはもう遅く
世界も勝負も回り始める
君は僕は見下ろして言った
意外とお酒弱いんだ・・・

狂った歯車もう戻せず
て言うか1人でトイレでもどす・・・
そしてすでに君の姿はなく
ただ1人敗者は嘆く・・・

Ka-Ke-Hi-Ki 笑顔の裏の綱渡り
視線の思惑 言葉のブラフ
嘘と本音 乱れる欲望
戸惑いが運ぶ不意の動揺

心奪われたら終わり
奪った方が勝ち名乗り
誰が下すのこのジャッジ
どちらにしてもああ不埒


<12/3リリース「City Boy Pop」は下記リンクから視聴できます>

<配信中のアルバム「City Boy Life」は下記リンクから聴けます>


僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。