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はじめてのヨーロッパ。ロンドンの夜

Day1 2024/05/15(水)

思い立って、人生初のヨーロッパ旅行へ出かけることにしました。
学生時代にアジアを3か月バックパックを背負って旅したことがあったのですが、長期間の海外旅行は実に20年振りです。
準備中から、海外旅行を取り巻く20年のGAPに驚きつつ(そのあたりのことは別途書いてみようと思います)、トラベルブルーになりつつも、はじめてのヨーロッパへ踏み出したのでした。

旅の主な目的はビールです。
ビールが大好きなのですが、実は海外のブリュワリーに行ったことがありません。
脱サラしたことで、1か月半の有給消化期間が得られたので、この機を活かさぬ手はないなと。
クラフトビールシーンをリードしているのはアメリカですが、敢えて選んだのはヨーロッパ。
私がビールにはまるキッカケがベルギービールでしたし、特に好きなスタイルはセゾンやラガーですし(好き嫌いなくなんでもよく飲みますが)、また、アメリカの影響を取り入れながら伝統をアップデートする試みにチャレンジしているヨーロッパのブリュワリーに興味がありました。

旅のスタート地点はロンドン。
欧州各地へのアクセスが良く、
素敵なブリュワリーがたくさん。

成田からアシアナ航空で18時間のロングフライトへ・・
と思ったら、しょっぱなからやらかしました。。
チェックインの際に、「名前がありません」と・・。
調べてもらったところ、姓名がテレコになっているとのこと!!
我ながらポンコツです。そうです、私がポンコツです。
一瞬血の気が引きましたが、アシアナ航空の職員の方が電話してくださり、
「強引に修正しておいたので、ロンドンまで行けますよ」と。
神!みなさん、海外旅行はアシアナ航空を使いましょう。
「でも、イギリスに入国出来るか否かは入管の判断になりますけど、ご了承ください」
え!ただのリスクヘッジ?それとも・・・
不安な気持ちを抱えながら、ロングフライトは始まるのでした。

ソウルのインチョン空港をトランジットして、ロンドンのヒースロー空港へ。
長時間でしたが、機内は快適でした。
10時間以上一緒にいると、乗客同士にも不思議な仲間意識が生まれますね。

さて、不安だったイギリスの入管ですが、拍子抜けなほどあっさりと通過出来ました。日本人はパスポートのIDをピッとするだけ。あと何もなし。
良かった~!かくして、無事にロンドンでの日々が始まったのでした。

驚いたのは、完全キャッシュレス化されていることと、
交通案内の看板等が極めて分かりやすくデザインされていること。

クレカを入れたスマホをピッとするだけで地下鉄もバスもスムーズに乗れます。飲食店の会計もピッ。ホテルの支払いもピッ。
ピッ。ピッ。ピッ。エブリシングOK。
日本のsuicaとかpaypayとかうんちゃらとか、何?クレカだけでええやん。
観光UX、どころか、生活UXが高い!
日本は先端ではなく、遅れているんだということを改めて認識しました(あくまでポジティブに!)
しかし駅の中の看板のデザインも秀逸なんですよ。無駄な情報がなく必須情報だけに絞られており、かつフォント含めたサイズがデカく視認しやすい位置に上手に配置されています。初めてヒースロー空港に到達してからホテルまで、迷いようがない。これと比べて、難波や新宿ってなんなん?大阪も東京も10年以上暮らしてるけどまだ迷うけど。
・・・という訳で入国から1時間程度でロンドンが大好きになりました!

さて、ホテルはロンドンのド真ん中!トッテナム・コート・ロードにあるゼドウェル・アンダーグラウンド・ホテル。

その名の通り、ホテルの客室はすべて地下。B4とB5にあります。従って、日光は一切届かないのですが、wifi完備、シンプルな部屋、親切なスタッフで、若干かび臭い時ありますが許容範囲で、特に不自由はありません(後に"地下"であることの影響を受けることになるのですが、それはまた別の投稿にて)。そして、このホテル、キーレスなんです。ホテルのアプリをDLしてキーとして使えます。チェックインもアウトもこのアプリで完了!うーん合理的でストレスレス。

初日ですが、美容師さんに教えてもらっていたお店に早速繰り出します。
夜のロンドンの目抜き通りを歩きながら、テンションは上がりっぱなし。
今回の旅で最初に訪れたお店は mercato mayfair 。

古い教会を改装したフード・コートです。1階と2階に飲食店が複数四角に並んでいて、中心にテーブルと椅子があるレイアウト。
何はともあれ、まずは喉を潤しましょう。
クラフトビールのバーが1軒あり、カウンターへ。
ロンドン1杯目は何故かジャーマン・ラガーを選択。普通に美味しいです。


そしてPale Aleへ。こちらもGood。ここはクラフトビールを主にしているのではないフード・コートなので、食事に合わせやすい控えめな味わいになっています。


独特な雰囲気の店内の非日常感に浸りつつ、初日を終えたのでした。

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