元旅行会社従業員の関西人が行く!!イタリア14日間の旅 準備が大切編
イタリア旅行はそれはもう最高に楽しかったです!!!
「行く前の準備がとても大切」と実感したことと「これやっておけばよかった」と思えたことを、元旅行会社従業員の観点からお伝えさせていただきます。
行程
費用を抑えて旅行したい方は「自分で飛行機の手配」、手間をお金で買う方は「飛行機・宿・列車」を旅行会社で申込してください。今回は手間をお金で買いました!!!なので全フリープラン手配で物語は進みます。自分で手配の方も移動以外は参考にできるかと思います。
準備 持ち物編
まず出発する前に必要なものをお伝えします。服等の当たり前のものは省略します・・・がロングフライトになるので、恥ずかしくない寝間着に近い服装で飛行機に乗ることをお薦めします。
ちなみに僕はスウェット&パーカーでした。
変換プラグ
日本とイタリアではコンセントの形状が違うので、スマホ充電できなければアウトです。まぁアナログ派ならいいのですが、僕はスマホを駆使するので重要なアイテムと考えます。最低2つは持っていくことをお薦めします。タイプはCタイプ。
ちなみに、充電する電子機器によっては変圧器が必要になります。イタリアの電圧は220V(ボルト)、周波数50Hz(ヘルツ)なので、220V/50Hzに対応していない電気製品を使う場合は変圧器が必要です。僕が持って行ったiPhone、androidスマホはOK、ニンテンドーDSはOUTでした。
モバイルバッテリー
観光してたらスマホなんか使わないでしょう・・・
何をおっしゃるうさぎさん!!!見知らぬ土地で活用するのはGoogleマップ!無茶苦茶つかいます。そしてネット検索!色々調べます。観光と言えば写真撮影!驚くぐらいスマホの電池がなくなります。
外でコンセントがなくても充電できるスマホ充電器(モバイルバッテリー)は持っていくようにしましょう。
街歩き中にスマホの充電が切れて、自分のホテルに帰れなくなったりしたら、目も当てられませんから。
あ、でも念のためホテルに着いたら周辺地図は万が一のためにもらうようにしておいた方が安心です。
Wi-Fi
スマホ命的な感じで旅をするのが現代的ではないでしょうか?スマホを駆使する方は必要です。
空港で簡単に借りて、簡単に返せます。当日でも借りれるようですが、念のため事前予約しておきましょう。
サービスプランは色々ありますが、1日250MBプランで2人旅行十分でした。
一番利用したのはGoogleマップ、次に利用したのはYelpという食べログ海外版。利用方法は今後の旅ブログに詳細載せていきます。
遊び道具
これは飛行機で過ごすときに必要となりますのでお好みで・・・
フライト時間は20時間ぐらいになりますので「ぐっすり寝れる!」って方以外は必要かと・・・
お薦めは嵩張らない物。簡単なのはスマホやタブレットにゲームや映画をダウンロードです。航空会社の当たり外れで映画は英語で字幕なしとかありますので英語力に自信のない方はご検討ください。
ちなみに僕は航空会社を選びましたので映画は安心でしたが、充電できず行きしか使えなかったニンテンドーDS、1Pも読まなかった小説2冊はお荷物でしかなかったですね。
スマホゲームは通信が必要なものは使えないので注意してください。
フライトグッズ
国内旅行や海外近場と違い、イタリアはロングフライトとなるので、ネックピロー、アイマスク、耳栓、スリッパ、マスクと必要かな?と思えるぐらい準備しておくのをお薦めします。
ネックピローは首だけじゃなく、腰にも置いて使ったりできます。重要度高いのはスリッパでトイレ移動とか便利です。使い捨てスリッパを是非に。
あと使い捨て歯ブラシなんかも便利です。
※ホテルには歯ブラシないところが多いです。お忘れなく!!!
海外旅行保険
イタリアでケガや病気になってしまうリスクを考慮し、海外旅行保険に入りましょう。
海外旅行中に病気になって病院に行った場合、当然ながら日本の健康保険適用の対象外です。思わぬ出費が膨らむ可能性があります。
また、海外旅行保険に入れば、家族が迎えに来る費用も救援車費用としてカバーされたり、スリにあった場合に損害額がカバーされたりと、海外旅行のいろんなリスクを減らすことができます。
旅行会社で申込や保険会社で申込と考えられますが、海外旅行ではクレジットカードを利用することがメインとなるので、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用しましょう。
実質、海外旅行保険料金が無料です!!
補償内容は有料加入に比べたら劣るかもしれませんが、最低限はカバーされていると思います。
ここでは2つご紹介。
①エポスカード
もう海外旅行保険がついているようなものです。
事前申請が必要です。2週間ほど書類待ちします。
※保険の対象は本人のみで、家族は対象外なのでご注意ください。
②楽天カード
条件クリアで海外旅行保険が事前申請なしでついてきます。
条件はどちらかの代金を楽天カードで支払いをすること。
「自宅から出発空港までの交通費」「海外旅行代金」
※事前申請なしの保険対象者は本人のみ、家族は対象外なのでご注意ください。
※2020年10月1日以降の旅行より「自宅から出発空港までの交通費」は対象外になります。
僕は楽天カードで旅行代金を支払いOK、奥さんはエポスカード所持者だったのでクレジットカードの海外旅行保険だけで行きました。
現金・クレジットカード
ほとんどクレジットカード決済ですので、現金は少額でOKです。
2人14日間の旅行で50,000円で十分でした。
しかし、トイレ有料ですのでイタリアでは小銭を持ち歩く習慣となります。
両替は日本でしてきましょう。基本的に海外は換金レートが悪く、イタリアもレート悪いです。事前準備できますが、空港で両替するのが楽でいいと思います。
クレジットカードはVISAかMaster Cardを選択してください。JCBは使えないかも。念のためクレジットカードは2枚以上持っていくことをお薦めします。
◆失敗話
ここまで準備万端な2人ですが、両替用と袋に入れて置いた50,000円を忘れて空港で気づくことに・・・
2人の財布に入ってるお金は・・・0円、電車移動はICカードなので・・・
空港の両替店トラベレックスはクレジットカードで換金できる奇跡と出会い難を逃れました。
スリ対策グッズ
イタリアは比較的治安が良く、重犯罪は少ないそうですが、軽犯罪は海外らしく多いです。特にスリがたくさん出没します!
僕は幸いスられませんでしたが、観光地で話した日本人観光客のおじさんは「昨日妊婦さんにスラれた」と嘆いておられました。
ありとあらゆる手口、ありとあらゆる場所でスリが行われています。
「スられる危険性はある!!!」
と考えて3つご紹介
①小さいリュック&チェーン
衣類のポケットを使用せずに、貴重品はリュックに入れてチェーンでつないでおく「取られません!!」
②腹巻や下着ポケット
対策用で売られてたりします。ホテルの貴重品ロッカーも信用できない!って方は、パスポートや予備のクレジットカードを隠し持っておくのも手です。
③万が一用の捨て財布
強盗にあった!!となったときに渡す財布。万が一盗まれてもいい100均等のチープな財布。クレジットカードは入れず30~50ユーロ入れて小銭用として活用する。
心配の方は、この3つを準備しておくことをお薦めします。
疲労困憊の到着時や気持ちが緩む滞在期間の後半にスラれることが多いそうです。
結局は旅行ガイドブック
基本的にスマホで検索すれば何でも解決です。
しかし、暗記できるぐらい旅行ガイドブックを毎日読み込みました。
夕食時やホテルで明日の研究をするのには、やっぱりガイドブックです!!
準備 心構え編
さぁこれで心置きなくイタリアを満喫できる!!
となりそうですが、もうひと頑張りしましょう。
一番大切なのは予約です!!旅行会社に全てお任せ!なら問題ないですが、フリープランや自分で手配するなら美術館等は事前予約が必要です。英語で・・・
予約詳細は今後の旅ブログに載せていくとして・・・
今回の心構えは・・・
映画と聖書
イタリアではいろんな美術館や教会を訪れることになるかと思いますが、そこで目にする絵は宗教画がほとんどです。
宗教画を理解する上で、「新約聖書」の知識があると楽しさ倍増です。また、場所によっては「旧約聖書」の知識も必要になるところもあります。
と言っても聖書はハードル高い・・・となりますよね?
そこでお薦めは「漫画」「絵本」です。僕は歴史好きなので意外に知ってる聖書でしたが、奥さんのために「漫画」を購入してインプットしていきました。他にも「君主論」なんかはフィレンツェのメディチ家が出てきたりします。
映画で観光地を見れるので、行く前に予習、帰ってからの復習にと楽しめる作品があります。
・天使と悪魔
ローマ、バチカン市国の観光地を網羅できます
・インフェルノ
フィレンツェ、ベネチアが舞台
・ポンペイ
ヴェスヴィオ山の噴火の影響を受ける前の街並みが観れます
・ベン・ハー
チルコ・マッシモのイメージができます
・スパルタカス
ヴェスヴィオ山で戦いをしたり、コロッセオでの戦いが観れます
・ローマの休日
ローマ観光地を網羅できます
・グラディエーター
コロッセオでの戦いが観れます
・ハンニバル
フィレンツェが舞台
・ミニミニ大作戦
ベネチアでアクション。この激しさで今後ベネチアでの撮影が禁止になる
・スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
ベネチアで暴れまわってましたが、撮影OK?CGの力でしょう素晴らしい
さぁ出発
準備万端でイタリアへ
ヨーロッパの南部にあるイタリアは、気候は穏やかで雨は少なく、ローマと東京の気候があまり変わらないなど日本に似ています。四季がはっきりしているのも日本と共通です。
ルネッサンス時代の建築物や古代ローマの遺跡等の歴史的魅力が豊富で、53件も世界遺産があります。
イタリアのグルメは日本でもおなじみのパスタにピザ、チーズにワインと楽しめます。
イタリアワインはフランスを抜いて生産量が世界一です!!!
国内消費量も世界一!!!
イタリアワインは郷土料理とワインのマリアージュで作られていることが多いので、飲める方は食事と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
では、イタリアへ・・・つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?