カワサキさん_室長と入り口で

ラクラスしらかわって何?お仕事中の河崎さんを直撃してみた!

こんにちは!
今日のnoteでは未来の準備室が行っている福島県の移住相談窓口である“ラクラスしらかわ”について紹介したいと思います。


ラクラスしらかわ→https://junbishitsu.jp/iju

インターン生「そもそも移住って何ですか?」
青砥室長「文字通り、住まいを移すことです。ただ、現代の日本では主に大都市圏から地方の地域に引っ越す事、転職することを移住と呼んでいることがほとんどです。」
インターン生「そうなんですね。地方から東京への引っ越しは移住と呼ばないのに不思議ですね。」
青砥室長「そうですね。社会の関心が集まっているあるいは社会の課題になっている引っ越しを僕たちは移住と呼ぶのかもしれません。」
インターン生「移住している人は脱サラして農業とか始めているイメージがありました。」
青砥室長「そうですね。そういう人の相談にのることもあります。でも、白河は東京に90分で移動できる東北最南端のエリア。なので仕事を変えず住まいだけ田舎にしたい方や首都圏と同じ業種の転職先を探したい方あるいは週末だけ田舎に滞在したい方…いろんな都市と地方の関わり方を検討している人の相談にものります。それらすべてを、移住の相談として応えています。」
インターン生「移住って言っても様々なんですね。」
青砥室長「はい、少しでも何か福島白河でやってみたいこと、実現したいことがあればお気軽に相談してほしいです。そんな窓口がラクラスしらかわです。」
インターン生「そういうことで、今回はラクラスしらかわで働いている河崎さんにインタビューを行いました!」

【ラクラスしらかわって何?】

ラクラスしらかわとは田舎への移住を考える人たちの相談窓口です。東京から一時間ちょっとで行くことのできる福島県南地方では移住や二拠点居住へのハードルが低いエリアとして「みんなにとってのさいしょのいなか」を掲げています。いま都会に暮らしている人も、ストレスなく気軽に楽しめるローカルな環境が福島県県南地方にはありそんな環境を求める方々のために福島の魅力をお伝えしたり、引っ越し先や就職先をみつけるお手伝いをしています。

(以下、㋑はインターン生、◆は河崎さんの発言になっています。)

㋑「ラクラス白河きっての癒し系キャラ、河崎さんにお話をうかがっていきます。よろしくお願いします!」
◆「よろしくお願いします。インタビューを受けるのは初めてだから、とても緊張しております。」
㋑「いえいえ、リラックスしてください。まずは河崎さんの過去の話を聞いてみたいと思います。ご出身はどちらですか?」
◆「出身は岩手で小学三年生まで過ごしました。その後、中学までを秋田、高校までを福島の棚倉町で過ごしました。」
㋑「東北を転々としているんですね。」
◆「そうなんです。でも、大学進学を機に東京に上京しました。福島には大学が少ないし、一度外の空気を吸ってみたかったので。だけど東京は一生住む場所ではないなと。東京は楽しい場所だと思うし、そういう漠然とした憧れから上京したわけですが、ゆったりまったりが好きな私にとって落ち着くのはやっぱり地元だな、ということで大学卒業を機に実家に帰り、地元で就職しました。」
㋑「そうですか。私も広島から上京した人間なので、東京に上京した人たちは東京が好きか嫌いか二分しているイメージがあります。」
◆「そうですね。私はやっぱり一番に落ち着ける場所に居たいという気持ちが強いので。東京には行こうと思えば行ける距離ですし。今でもラクラスの仕事で出張したりもします。そして地元の企業で3年間勤めた後に、新しいことがしたくなって『とりあえず仕事辞めよ。』という感じで退職しました。」
㋑「ゆったりまったりな河崎さんではありつつも、自分の本能に従う直観力の高さがうかがえます。そんな自由で魅力的な河崎さんですが、目標はありますか?」


◆「はい!あります!去年の目標だったんですが、『人の流れに身を任せる。自分で決断しない。』をモットーとして生活していました。」
㋑「おお!自分では決断しないと心に決めていたわけですね。」
◆「はい!今の職場で働き始めたのも流れに身を任せていたら、たどり着いたような気がします。(笑)知り合いからカフェとしてEMANONを紹介されて、はじめは常連客として通っていました。室長は面白いし、カフェは何時間いても許されるように居心地がいいしで、いっつも通っていたところ、EMANONがカフェスタッフを募集していると小耳にはさんだので、無職だったし、アルバイトを始めることになりました。」
㋑「初めはEMANON始まりなんですね。」
◆「はい。キッチンスタッフとしてケーキを作ったりしていました。やっとカフェにも慣れてきたかなという矢先に突然、室長に『新しくできた移住相談窓口のラクラス白河で働いてほしい』とお願いされたんです。」
㋑「スカウトというわけですね!」
◆「たぶん、ただ人材が不足していたんだとは思うんですが、スカウトされたと思うようにします。スカウトっていいですね。(笑)」
㋑「ラクラス白河ではどんな仕事をされているんですか?」
◆「福島県県南地方に引っ越しを考えている人のサポートをしています。私たちの窓口に来てくださる移住に興味のある方たちには補助金制度の説明をしたり、家・職・子どもの保育園探しなどのお手伝いをさせていただいています。他にも福島への移住に興味を持ってもらうために東京都内で移住イベントを開催したりしています。福島は東北への玄関口と言われているほど東京からの交通の便がよくて、車がありさえすれば大方困らないので、私は“程よい田舎”と呼んでいます。いきなり何もない地域に行くのは怖いけど地方に興味のある方にはすごくおすすめです!」

(来客応対風の河崎さんとインターン生の私、左が河崎さん。)

㋑「分かります!私もインターン中の1か月間、白河市内に住んでいるわけですが、駅周辺には飲食店も多いし、コンビニあるし、図書館あるしでそれなりに住みやすそうです。でも免許を持っていないので、郊外に滞在している私たちインターン生はちょっと困っています。白河移住には車が運転できることがマストかなと思います。」
◆「そうですね。運転は必須だと思います。でも、車が運転できない方のためにも駅から歩いて1分の好立地にゲストハウスを新設する計画がはじまっていて、白河に興味を持った方々がゲストハウスを拠点として、白河をよく知ることができるような空間にしたいなと思っています。正直、白河市には特別な観光名所があるわけではないから、白河に滞在しようという選択肢が今まではなかったけれど、ゲストハウスができることによって県外から白河にいらっしゃった方々の選択肢が広がるし、白河のことを知るきっかけが『何でこんなところにゲストハウスがあるんだろう?』から始まってもいいと思っています。」
㋑「そうですね。魅力的なゲストハウスとして県外の方々に知っていただけたらすごく嬉しいですね。私たちインターン生の3人はEMANONから車で20分のところにある古民家でシェアハウスをしているんですが、仕事をして疲れて帰ってきたときに、優しい言葉で家に迎え入れてくれるシェアメイトがいるとすごくホッとします。誰かと寝床や食事を共にするのって思っていたよりもずっと居心地がいいものでした。新設予定のゲストハウスも人の温かみが感じられる場所になれば嬉しいです。ではでは河崎さんの話に戻りまして、これから挑戦していきたいことありますか?」
◆「ラクラスしらかわで福島移住に興味のある方に、福島のことを伝える仕事をし始めて、『もっと福島県のことに詳しくならなくちゃ!』という気持ちが強くなりました。ちゃんと自分が福島のことを好きじゃないとお客さんには伝わらないし、最終的に福島県に住むっていう選択を後押しできるように、熱く福島のことを語れるようになりたいです!」
㋑「『河崎さんのあの一言があったから白河に移住を決めた』という人がこれから現れそうでワクワクします!今日は本当にありがとうございました!ラクラスしらかわのことがよく知れて嬉しいです。河崎さん最後に一言お願いします!」
◆「福島、特に白河には魅力的な人がいっぱいです!ぜひ一度興味本位でいいので来てください。そして、がっつりはまって帰って行ってほしいです。あわよくば住んでください!」
(テキスト:中井雛野)


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