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「選挙に行くぜ!」2022年参議院選

安倍元総理が亡くなりました。
時代は大きく動きます。

プーチンさん、トランプさんとも、個人的に仲良くファーストネームで呼び合い、対中国包囲網のクアッドの要、インドのモディさんとも信頼関係のある日本の政治家は安倍元総理のみ…

自民党の改憲、軍備増強にも陰で中心になっていた高市早苗さんの後ろ盾でもあった安倍さん…

残念な事ですが、同情票で自民に入れるという事は避ければなりません。

しっかり中身を見て、過去の人々の為にも、未来を見て投票しましょう!!

=今回の選挙の意味と投票の考え方ポイント=

一番大切なことは、今回の参議院選挙が終われば、衆議院が解散しない限り、3年間は今回の選挙の体制で物事が決められ進んでいく…という事です。

なので、通すべきではないと皆さんが考える政策が通るとして、衆議院で決まっても、参議院が同意見だと、ねじれ国会が作られないため、その法案は議論もそこそこに、ドンドン法律が決まっていきます。

その意味で衆院選よりも大事な選挙なのかもしれません。

それを踏まえて、しっかりと自分の意見を反映してくれるよう投票にいきましょう。

もう一つは、いくら正しい事をいう政党が現れても、取れる議席が1席とか少ないと、国民に対するバランサーとしての発言はしてもらえても、結局多数派に持っていかれる…という事実も、しっかり認識する必要があるのが今回の選挙です。

今回の選挙の争点は3つ、「憲法改正、国防、景気」

各党がどんな考えを持っているか、しっかり理解する必要があります。

この先3年間は日本の運命の方向性が決まってしまう選挙なので自分にとって一番大切な事をハッキリさせ、それに近い事を言っている出来るだけ多数派に入れる。それには、妥協も視野に入れて考えねばならない事もありえます。

例えば、参政党が一番まともな事を言っていたとしても、議席は取れても5席以下、政策には反映できにくいです。

内容は素晴らしいですが、全国全ての都道府県から出馬できるのはネットの力だけではない「生長の家」というがバックにいます。

れいわ新選組は、現在中国共産党の流れがたっぷり入っており、対中国政策には「NO」の立場です。
しかし、極東は仲良くしていかないといけないので、それをどう考えるかは皆さん次第です。

憲法改正を世界で一番していない国が、時代に合わせて少し憲法を変える事は、世界的には不思議でもなんでもない事です。

間違えたら、また変更する…これが憲法の考えです。

そして「憲法は、国民を縛るモノではなく、政治家が勝手な独裁をしないように監督する為にある」という基本中の基本を覚えて、各政党の意見を聞いてください。

そこを間違うと、余計なものまで国会で議論され、それに伴い変な法案が通ってしまいかねられないので、注意が必要です。

例えば、貴方が「憲法は日本を守る為に変えるべき…」という意見があって、だから、参政党に入れたいと考える人だったとして、でも参政党は議席を取れたとしても、数席(参政党は、5席目指すといってます)です。与党は改憲派、野党は護憲派、だとしたら改憲派最大派閥の自民党に入れる事も一考です。

しかし、自民党に入れると緊急事態条項(ロックダウンなどの有事には、国民の主権を一時制限できる)まで、取り入れられる可能性があり、貴方がそれは絶対嫌だとするなら、自民党には入れるべきではないと考える…という工夫が必要です。

=自民党の憲法改正の改憲4項目=

①自衛隊と、自衛権の明記

②緊急事態条項
ロックダウンが可能になる。有事に国民の主権を制限できる。災害、疫病、戦争が緊急事態。

③合区解消 
各都道府県から必ず1人以上選出へ
(全国で二つある小選挙区の二つで、一つへの合区をやめさせる)地方の課題を言える環境を作るが、自民は勝ちやすくなる。
野党は、票の公平性のためそのままでいいといっている。

④教育環境の充実 
国はもっと教育に関与すべきと主張!反対派は、国家の歴史価値観の介入は危険と主張

そして、今の現状、自民公明のタッグは硬く、組織票もしっかりしています。

意見の相反しているところもあるにも関わらず、組織票を持っているこの組み合わせは、大きな力を持っている事を理解してください。

●他、重要事項

違いは、自民は憲法改正、公明は基本反対。

衆院では改憲派になっているので、今回参院選でも改憲となると、全体の3/2を超えるので、憲法は、改正されていく流れとなる…という事は把握して投票しなければなりません。

そして、投票する場合に知っておかねばならないのは、自民党は伝統的保守政権=ナショナリズムのはずですが、すっかりグローバリズムに染まっているということです。

つまり、岸田政権は、DSに傘下の政権であるといえます。アメリカでいえばトランプさんがナショナリズムで、バイデンさんがグローバリズムです。

トランプさん、プーチンさん、習近平さんは、日本をナショナリズムにして、極東は極東で仲良く地政学的に安保をしてほしいんです。監視役は、オーストラリアがなるでしょう。

ここも覚えておいてください。(このことについては、散々過去に触れてきているので、過去記事を参照してきください)。

=憲法改正のポイント=

一番の大問題は、「日本は軍隊を持つべきか?…」という点です。

これも、僕は随分昔から「Jun を囲む会」などで散々語ってきました。

日本は再軍備に至らず、しかし自衛隊を憲法に明記して、後は、その解釈で国防が賄えるように対応するようになるでしょう。

何故ならアメリカは、アメリカファーストで世界統一国家への道から反転して、伝統と文化を重んじる一国家に戻っていく…と読めるからです。

ウクライナ紛争によりロシアが東にも攻めてくる可能性が高まり、中国とロシアが領海侵犯を繰り返すこの圧力は、第三次世界大戦がしたいのではなく、日本に憲法改正させて自立していくしかないように持っていくための国際圧力です。

この意味で、日本の政治の場合、与党は憲法を改正したい、野党は憲法は改正したくない…という構造になるわけです。

日本維新の会は、野党だけど憲法改正派ですね。積極的防衛という言葉を使っています。

国民民主は、反撃力という言葉を使っています。つまり改憲には賛成という事。

NHK党は、議論をするべき…で話を止めてる。

=景気対策=

給与は上がっていないのにモノの物価があがる悪いインフレが、スタグブレーションです。

日本は公約が公約でない不思議な国ですが、一応、全体像を理解しておきましょう。

与党である自民公明は、「賃上げ」で景気対応。
野党は「減税」で景気対応としています。

減税は、消費税、ガソリン税を減らす、もしくは無くすという事です。(詳しくは皆さんで調べてみてください)

NHK党は、年金受給者には受信料を払わないといい、れいわ新選組は、現在中国寄りなので、日本を強くする事には反対です。

金利を上げられない与党。
自民を叩きたいが、バラバラな野党。

安倍元総理がこのタイミングで幕引きになって、事は、大きく事が動きます。

それぞれの特徴を踏まえて、しっかり投票に行きましょう!

●筆者・JUN AMANTO

幼少より武道武術をたしなみ、スタントマンから大道芸人を経てパフォーマーに。
世界を旅するうちに日本人独自の運動特質と環太平洋の古い部族の動きを各地の格闘技、伝統舞踊学び、研究しその共通点を編集、独自の哲学をもとに傾舞(かぶくまい)を創始した。
アートパーフォーマンスとして、単独で古民家の公開改装パフォーマンスを行いカフェ、サロン・ド・アマントを設立。 中崎町を中心に、アートスペース等活動拠点を展開中。

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