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30.上級国民と下級国民 橘玲

■具体的なアクションは?
学部入学にこだわらず、大学院から別の大学に入って楽に学歴を入手しましょう、時間効率が圧倒的に高いです。大学院卒の方が後々楽だと思います。

■詳細
1限 上級国民、下級国民がモテ、非モテにつながる
2限 分断された社会を生き抜く方法

1限 上級国民、下級国民がモテ、非モテにつながる
モテ:上級国民=高学歴高収入の男性
非モテ:下級国民=低学歴低収入の男性

女性がモテる最大の要素は若さ
男性がモテる最大の要素は金と権力(=共同体での地位)

狩猟時代では、女性は妊娠したら10か月間、出産後も1年以上働くことは出来ないので男からの支援が必要になるため、長期的な関係(獲物を取ってこれる)を築ける男性を選ぶ

現代では獲物(金)を取ってこれるのが高学歴高収入=モテる

高学歴を求めるのは仕方がない、子供を持つとコストがかかるため

現代社会は事実上一夫多妻制
50歳の時点で一度も結婚した事のない人の割合は
男性:23%
女性:14%
つまり、一部の男性は離婚して再婚し、女性は未婚のままであることを示している
 →つまり事実上の一夫多妻制
上級国民はお金があるので何度も結婚できる
下級国民はお金がないので一度も結婚できない
非モテのテロリズムが起きる、豊かな社会の幸福は愛情空間が満たされることが大事になる

2限 分断された社会
収入の分断
高学歴は高収入の仕事に付きやすく、低学歴の人は低収入な仕事にしか付けない

勉強が出来る、という一部の能力のみで評価されるのが今の時代

今後のトレンドは大きく2つ
エンジニア、データサイエンティストなど
・高度化する知識社会に最適化した人的資本を形成する戦略
 →大学ではなく、オンライン学習でNano Degreeを持つ人が重宝される

フリーランス
・FacebookやTwitter、Instagramなどで多くのfollowerを集め、その評判本をマネタイズしていく戦略。SNSインフルエンサーYouTuberなどが典型

■私の感想
女性がモテる最大の要素は若さ
男性がモテる最大の要素は金と権力(=共同体での地位)
これをしっかり押さえておくとモテになると思う。要するに稼げる人がモテて稼げない人はモテない。アホみたいにお金をつぎ込む、という意味ではなく、適切な必要としている時に「お金を使って解決する」という選択肢を取れることが大事、ということ。必ずしも高級レストランが要求されるわけではないと思います。

独身であれば、相手が好きそうな話題を振って遊びに行く計画を立てるのも「自分の時間を使ってくれた」と相手が感謝するので、そういうことが出来る人はモテるのではないかと思います。もちろん、顔の好みの差はあると思うので、イケメンの方が確度が上がると思うけど、必ずしもそこだけではないと思います。適切なタイミングでお金を使えることが大事で、金銭感覚がずれているのも良くないので、一般人の金銭感覚から遠く離れない方がモテの要素は高くなる気がします。面白い話題を提供できるためにネタ作りをかかさないことも大事、つまり行動し続けることができる能力とか。

既に結婚している人ならば
・冷蔵庫をいっぱいにするくらい食べ物を買って帰る
・デザートを買って帰る
・貯蓄できる食べ物を買って帰る
金と権力なのは正しいけれど、食べ物や生活への良い影響がなければ女性は満足しないと思います。あと、自分(夫)の時間の提供(週末どこかへ連れていく、就寝前に話を聞く)が良い夫婦関係を築くために大事だと思います。


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