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能動的に勉強してみると高校時代の地図帳がめちゃくちゃ面白かった、という話〜詳細高等地図

便覧、地図帳、資料集。
高校の時は「これは行き帰りの荷物の量を増やすことにより我々の体力の増強をせよということだろうか」と思っていた教科書以外のこれらの書籍。

当時は全然興味が持てなかったですが、社会人になった今見てみると、雑学の宝庫や!と思うくらい知的好奇心をくすぐられます。

丸善にいったら最新版が陳列されていたので、つられて購入w
まだしゃぶりつくせていませんが、ニュースは本を読んでいてわからない地名をしらべるだけではなく、日本の最高最低気温の観測地点だったり、世界の山の高さランキングだったり、もはやクイズネタの宝庫のような仕上がりでした。
社会人からすると、情報源としての魅力が第一でしょうが、他の地図帳と見比べてみて安定の帝国書院さんの地図帳の良さは以下のとおりです。

  1. 極め細やかな詳細と正確性: 新詳高等地図は、その極めて詳細かつ正確な地図情報が魅力の一つです。街路や地形、建物など、細部まで網羅されています。鮮やかなイラストやシンボルも加わり、旅行に行かずとも地図を見ること自体がワクワクするような体験をさせてくれる作りになっています。

  2. 使いやすいデザインと視覚的な魅力: 地図のデザインは非常に洗練され、見やすさを重視しています。分かりやすい色使いも特徴のひとつ。あまり気にしていませんでしたが、他の地図をみると、直感的に高度が掴みづらかったりというものもありましたが、見慣れてることもあってか、本書はそのような使いづらさがありませんでした。

  3. 実用性と情報の充実: 観光スポットや歴史的な名所、宿泊施設、飲食店など、現地での生活や楽しみ方に関する情報が詳細に掲載されています。これにより、地元の文化や風習を体験するだけでなく、便利で快適な旅行を実現するのに役立ちます。購買者は、これらの実用的な情報に惹かれ、自分の旅行や冒険に役立てることでしょう。

細かい欠点を挙げると、たまに地名で掲載されていないものもあったりと網羅性の観点からは満点とはいきません。
おそらく紙幅の関係から、一定程度以上の細かい情報は載せていないのだと思います。それにしても、この厚さ(値段)にしてこの情報量、わかりやすさは長年の叡智が詰まっているな、とも感じます。
(前も言ったけど、高校の学習参考書のコスパは以上や・・・)

多分、1冊をしゃぶり尽くすと永久に時間が溶けそうです・・・w
地理好きな人に限らず、旅行好き、雑学を収集したい方、けっこう守備範囲が広そうな1冊です。

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