マイク

【文字起こし】山本太郎 モーニングショー出演シーン全20分 2019年7月25日

2019年7月21日に投開票が行われた参議院選挙。山本太郎氏は個人で97万票以上を獲得したが、れいわ新選組の全国比例の獲得議席は2にとどまったため、名簿順で比例3位の山本太郎氏は落選した。この97万票という数字は、現行選挙制度における落選者の最高得票を2倍以上も更新するものであった。(これまでの記録は約44万票)

選挙前のれいわ新選組の街宣活動は数千人規模の聴衆を集め、ネットでは大きな話題になっていたが、その様子が選挙前にテレビ放映されることはほとんど無かった。政策内容や主張を聞くことができたのは、実際に街宣に参加した人やネットで選挙情報を自ら収集した人のみだった。

そんな中、選挙4日後の7月25日、テレビ朝日「モーニングショー」の番組内のコーナー「そもそも総研」のゲストに山本太郎氏が招かれ、コメンテーターの玉川徹氏が約20分にわたって、政策や主張を直撃した。
本記事では、その20分間の全てのやり取りを文字起こしする。

前提

・日本語を補足すべきと判断した内容、発言者の様子、画面に映された内容は、筆者の判断で必要に応じて文中の()内に記載する
・画面に映し出されたフリップの内容は、背景色をグレイにして記載する

文字起こし 「参議院選挙の振り返り」


玉川徹
(以降、「玉川」と表記):
(フリップを示しながら)れいわ新選組、今回の参議院選挙の結果として、2議席を獲得しました。そして、得票率4.55%

<玉川氏が指差したフリップの記載内容>

れいわ新選組
当選議席・・2議席
得票・・228万764票
得票率・・4.55%

玉川:
選挙に行った人の20人に1人は比例区で山本さんとこに入れたということですね。

山本太郎(以降、「山本」と表記):
ありがとうございます。

玉川:
これ、非常に大きなこと。
それから、これ朝日新聞の調査ですけど、(フリップを示しながら)無党派層の得票率。自民党20%に対して、れいわ新選組10% 。自民党の半分くらい、無党派層はれいわ新選組に入れたってことなんですよ。これは非常に大きなことだと思う、私は。

<玉川氏が指差したフリップの記載内容>
無党派層(全体の15%)の投票率 朝日新聞から

自民党・・20%
立憲民主党・・19%
日本維新の会・・12%
れいわ新選組・・10%

*「投票率」は、正確には「得票率」と思われるが、放送された通りに記載

玉川:
で、政党要件もとりました。(苦笑しながら)これは非常にテレビにとって大きなことなんですけど、その・・、いろいろ思いはあるでしょう? ねえ?

山本:
まあ、あの、どっちかと言うと、放送禁止物体としてこれまできたんで。逆に、今日、地上波で呼ばれてビックリなんですよ。ここしか呼ばれてないです、私。

玉川:
でも、ほら、政党の代表だから。止められません。

山本:
はい。落選議員ですけど、代表なので。

文字起こし 「落選した山本太郎の今後」


玉川:

そうです。
で、まず、これから何がしたいのか。まさにこれなんですよ。いったい何を目指して、要するに政党として、何を目指す。どういうふうなことをしたいのか。どういう国にしたいのかってことなんですけど。まずは、山本代表は国会議員じゃなくなっちゃったんですよね。

山本:
残念ながら、そうなんですよ。

玉川:
3人。つまり、これ(当選議席は)2議席ですから、(比例の)3番目に自分の名前を書いてた。これ、3番目だったら、通らない可能性(は公示前から)あったと思うんですけど、それでも、ここ(比例3位)にしたんですよね。

山本:
あの、こちらでも事前に調査をしてたわけですね。で、その時には、あの、まあ、200万(票)は堅いだろうと思うような結果が出ていたので。じゃあ200万はこの特定枠のお二人にお譲りして、そこからは(選挙)運動。それをどんどん盛り上げていけば、ひょっとしたら私も、その後(の人)もいけるかもしれないって考えだったんですけど。やっぱり投票率がちょっと低かったのと関係したかもしれないですね。

玉川:
で、もう議員ではなくなった。で、これからどうするんですか?
山本さん、政治家として。

山本:
あの、もう政党要件を得てますし、お二人、ALSの船後さんと、そして、重度障碍の木村さんも国会の中に入ることになってます。

<説明中、アップで映されたフリップの内容>

船後靖彦
ALS(筋萎縮性素硬化症)患者
介護事業会社副社長

木村英子
脳性まひ患者
全都在宅障害者の保障を考える会代表

山本:
だから、この先は党勢拡大していって、最終的には当然政権を狙いにいくということで旗揚げをしました。

玉川:
政権を狙うということは代表だから総理大臣を目指すと?

山本:
申し訳ないんですけど、そういうことになります

玉川:
これはですね、テレビを見てる人も何言ってんだと思う人が結構いるかもしれない。

山本:
(大笑いしながら)2人しかいないのにね。

玉川:
本気かということなんですけど、それ、本気なんですか?

山本:
はい。本気じゃなかったら、旗揚げしないです。

玉川:
じゃあ、勝算があるということですか?

山本:
あの、もし私一人だけの議席を確保したいんであれば、東京選挙区、もともと2013年に立ったとこから立てたところ。でも今回は自分で旗揚げをして、で、一応、リスクテークをしてという形で今回の戦いに挑んだというところには、やっぱり、その先に政権を取りたいからという部分ですね。

玉川
じゃあ、もう1点だけ。その衆議院選挙、これからあると思うんですけど、そこに対してはどうされるんですか?

山本:
もう出るしかないですよね。

玉川:
で、それは比例区?選挙区?

山本:
そこらへんはまだ決まってないですけど、一番自分の持ってる力を最大化できる形で、と思ってます。

玉川:
最大化できる(とは)?

山本:
最大化できるというのが何なのかと言ったら、まあ、テレビがより取り上げざるを得ない所に出るとか。

玉川:
あー。注目されるような?

山本:
そうですね。あの、やっぱり、それすごく重要だと思っています。なぜならば、やっぱり街頭演説とかでたくさんの方に見て頂きましたけれども、やっぱりテレビは基本的に垂れ流しじゃないですか。
(7月12日のれいわ祭りで品川駅港南口が聴衆で一杯になった様子を映しながら)1パーセントで100万人の方々がご覧になるので。やはりテレビに取り上げられて拡大していくというのは非常に重要だと思ってます。

玉川:
当然勝たなきゃいけないですよね。

山本:
もちろんです。はい。

玉川:
例えば安倍総理のところに立つっていうこととかあっても勝たなければいけない。

山本:
そうですね。ええ。

玉川:
勝てる範囲で注目されるところに立つということですか?

山本:
まあ、今回1回負けてますからね、次も負けてって言ったら、ちょっと意味がわからなくなるんで。

玉川:
次は勝ちにいく?

山本:
ええ。もちろんです。

文字起こし 「消費税廃止公約」

玉川:
で、いったい何をしたいのかっていうことで、あの、ここに実はですね、れいわ新選組が今回の参議院選挙で立てた公約がずらっと並んでいます。

<玉川氏が指差したフリップの記載内容>

消費税は廃止
奨学金チャラ
お金配ります
原発即時禁止・被曝させない
障がい者への「合理的配慮」を徹底、障がい者福祉と介護保険の統合路線は見直し
全国一律!「最低賃金1500円」政府が補償
公務員を増やします
真の独立国家を目指します
動物愛護
コンクリートも人も
児童相談所問題
DV問題
トンデモ法 一括見直し・廃止

太字はフリップで大きな文字で表記された箇所

玉川
で、この公約こそがやっぱりやりたいことかという風に解釈しましたので、ここに沿って話を聞いていこうかなと。
で、まず、多くの人がビックリしたのはこれだと思う。消費税廃止する。こういう風におっしゃいましたよね。で、公約に掲げた。これ、消費税廃止。色んなしたり顔をする人は、こんな現実的じゃないこと。いったいこんなことして、日本の財政がどうなるんだというようなことを言う方もいらっしゃると思うんですが、これ現実的にどういう現実性がある話なんですか?

山本:
私からしたら消費税廃止のほうが現実的なんですよ。このまま消費税を維持し続けたりとか増税する方が現実的ではない。つまり何かというと消費税・・、まあ、税の滞納。払えませんという状況の中の6割が消費税なんですね。税の滞納のうちの6割が消費税である。つまり、誰が滞納しているのかというと、やはり中小零細(企業)なんですよ。もう首が絞まっちゃってるような状態。で、まあ、たくさんの中小企業の方々ともお話をしましたけれども、もう何年も払えていない。でで、月に2回は払う意思があるってことを示しに行っている、税務署に。首が絞まってる。これが10%になってしまえば首が絞まるじゃなくて首を括らなきゃいけないような状況になってしまう。で、消費税が確実にこの国に与えた影響というのは何かというと、やっぱり消費の冷え込みです。
で、消費っていうのは誰かの所得になるわけですね。誰かがお買い物をします。そのお金は誰かに回りまわって所得になりますと。消費が落ち込むってことは当然所得も落ちていくことですね。

ごめんなさい。勝手にフリップつくって持ってきたんですけど、いいですか。

玉川:
ああ。いいですよ。自由にやってください。

山本:
(右側を向きながら)これ、2カメさんあたりでいけますか? 4カメさん? 3カメさん?  (正面に向き直って)じゃあ、ここら辺で。

<山本太郎氏が持参した1枚目のフリップ内容>
11年間(年度) 日本の家計消費の推移(帰属家賃除く)

2008年のリーマンショック(6.3兆円下落)よりも2014年の消費税3%増税(8兆円下落)の方が家計消費の前年度比の下落が大きかったことを表す棒グラフ

山本:
これ何かと言いますと、11年間の日本の家計消費の推移。(2014年の下落金額を指しながら)8兆円と書いてあります。消費税を3%増税した時、2014年に、この時に個人消費がどれだけ落ち込みましたかというと、8兆円落ち込んでいる
で、まぁ額がデカすぎて、よく分からないじゃないですか。

で、比べてみます、リーマンショックと。リーマンショックのときの個人消費の落ち込み、6.3兆円なんですよ。要は、(消費税を3%増税した年の消費の落ち込みは)リーマンショックを超えてるんです。そのインパクトが。8兆円の個人消費が落ち込んだということは8兆円分の所得も失われたと言ってもいいんじゃないかと思う。つまり、景気を良くしたいと言いながら消費税を上げていくっていうのはまったく真逆の政策なんです。

で、この国を考えてみた時に20年以上デフレ続くっていうことがあったわけじゃないか。こんな国、世界でありますかあって今年初めの参議院の本会議で私、安倍総理に直接聞いたんです。20年以上デフレが続く国、日本以外にありますかって聞いたら「ございません」と答えたんです。当たり前なんですよ。どの国も成長していて、緩やかなインフレ。日本だけが20年以上デフレ。で、デフレってなんですかって聞いた時に、消費と投資が失われた、消費が弱って投資が弱って、要はこの国どんどん衰退していってるってことですね。このような状況の中でこの20年以上の失われた、この消費と投資、需要を取り戻すということをしなきゃ。もうこの国に生きてる人たちが持たない状況。

それを何で言えるかといいますと、(2枚目のフリップに交換する)もう皆さんご存じのとおりだと思うんですけれども、国民生活基礎調査、厚労省の調べ。

<山本太郎氏が持参した2枚目のフリップ内容>
生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と感じている世帯の割合

全世帯57.7%
母子世帯82.7%

生活が苦しいと答えている人たちが全世帯の57.7%。これ、最新版です。
で、下の数字は前回のなんですけど、今回なかったんで、母子世帯でもシングルマザーでも生活が苦しいという人たちは82.7%。もう、かなり崩壊している。

次、見て頂きたいですよ。(3枚目のフリップに交換する)

<山本太郎氏が持参した3枚目のフリップ内容>
年齢別貯蓄ゼロ世帯の割合

20歳代 61.0%
30歳代 40.4%
40歳代 45.9%
50歳代 43.0%
60歳代 37.3%

*フリップでは20歳代の「61.0%」を赤字で特に強調

これ、年齢別の一人暮らし貯蓄ゼロ、貯金ございませんって人たちが20代で61%、30(代)、40(代)、50(代)で4割超えてる状態なんですよ。もうボロボロでしょう。完全、地盤沈下なんですよ。
で、この貯蓄ゼロの状態を見ていただいて大きな問題があります。何かというと、要は若年から中年にかけて、この状態であるならば2つ問題があって。少子化は加速する以外がない。で、もう一つはこの人たちも高齢化するってことです。で、高齢化したときに誰が面倒を見ますか。国は(面倒を)見ませんよこと。ってことは野垂れ死にです。とにかく今やらなきゃいけないことは何かといったらデフレの20年からの完全の脱却。それの足かせに一番なってるのが何かっていったら、私は消費税だと思ってます
で、消費税をなくすことによって何が生まれるかってことですけど、当然、消費も喚起されます。で、初年度5%物価が落ちますから、それだけじゃなくて、当然投資も。なぜ(今は)投資がないかは、消費が薄いからですよね。

玉川:
全部連動している。

山本:
そうなんですね。だからここを一番あのやらなきゃいけない。本来ならば、これを本来はやらなきゃいけないけれども消費税の使い道を考えたときに、それが出来なくなってるんですよ。何かというとやっぱり大企業に対して大減税した分を(消費税で)補てんする。消費税が(大企業減税の)財源になっているからです。

玉川:
(番組が用意したフリップの公約「消費税は廃止」を指差しながら)いわゆる、その、法人税とか、そういう減税の分を結局、消費税の増税が補ってるっていう風な話はありますけどね。

山本:
法人税の減収分。要は減税したりとか消費税入れたことによって景気悪くなって、まあ、それによって失われた収入。法人税の減収分の約73%は消費税で補填してるっていう計算になります。

玉川:
あの、やっぱり今の話に関わるんですけど、財源。だから消費税は今大切な財源になっているわけですね。で、特によく言われるのはやっぱりこの国の借金がものすごく大きいんだと。で、この借金がこのままいくと破綻してしまうかもしれない。だから消費税を上げないと持たないんだよ。だから多くの人は消費税嬉しくはない。だけど「しょうがいなあ」と思っている方が多いと思うんですけど、財源はどうなる?

山本:
あの、前提として大きな誤解があります。何かと申しますと国の借金が増えた理由の一つに消費税があります。97年に(消費税)5%になりました。その前の段階で国の借金、政府の借金というものはだいたい毎年3兆円ぐらいで推移してんですけど、97年以降の10年間くらいはだいたい平均で20兆円オーバーなんです。

玉川:
あ。それね、そもそも総研でやりましたよ。

山本:
やりましたか!ありがとうございます。素晴らしい!

ということを考えたら、当然、世の中の景気が悪くなって生活保護であったりとか失業手当であったりとかっていうところに回さなきゃいけないお金が増えていく。
逆に行ったら消費税を上げるたびにその政府の借金というものはどんどんかさんでいった
と。それを考えても、消費税というのはあまり良くないだろうと思います。

玉川:
ということは、これ1回廃止した後はずっと廃止のままでいくと?

山本:
消費税を廃止するためには財源、私2つあると思ってます。
で、一つは先ほど国の借金とおっしゃいましたけれども私は新規国債の発行ということも考えて良いと思ってます。

玉川:
借金増えちゃう。

山本:
はい。借金の量ということが私は問題になるとは思っていません。なぜならば(日本の場合は)日本円で借金をしてて日本円を発行する能力を持ってるってことです。
これよく言われるのが「ギリシャみたいになるぞ」と言いますけども、これ全くワケわかってない人たちですね。何かというとギリシャはユーロに加盟しています。で、通貨もユーロです。要は、ギリシャ独自で通貨を発行できない。ヨーロッパ中央銀行でないとユーロは発行できない。だから、いわばギリシャはずっと外国通貨に、外部通貨建てで借金をしているのと同じ。これは(日本とは)混同できない話
でも、だからといっていくらでも円で借金をし続けていいと言ったらそうではない。何かというと一つ制約が出てくるということです。それはやっぱりインフレ。
インフレの制御をしなきゃならない。だからこそ今の政府は2%、インフレターゲットとして日銀と一緒に2%上限っていうことを決めてるわけですね。この(インフレ)2%というところに達するまでは最大限、私をやるべきだと思ってます。

玉川:
消費税を止めるっていう代わりに他の税を上げようとか。そういうのはない?

山本:
あります。
私は財源として新規国債ともう一つ考えているのが税です。これ、一番理解が得やすい。要は所得税の最高税率を上げる。で、株などの金融資産。こっからも所得は分離してますけど、これも分離しない。総合課税

もう一つ、所得税。
所得税に関して、累進制度を導入する。これトランプ政権以前のアメリカでも累進制導入してましたから。だから儲かってれば儲かってるほど税率は高まりますけれども儲かっていない時には税率は低くなる。このような形でやれば、29兆円。29兆円の財源が担保できるとする試算があります。

文字起こし 「有権者の投票行動」

高木美保(以降、「高木」と表記)
あの、まずね、私、れいわ新選組という政党に対して認識を新たにしたのは本当に選挙の結果後なんですよ。なんでかっていうと、皆さんに投票した方達というのはたぶん立派な政治家を求めてるんじゃなくて、人間像を求めてで投票された方だと思うんですよね。ある意味とても理想的だし、で、若い力・・、まあ若くない方もいらっしゃるって言いますけれども、その若い新しい力のエネルギーを感じたんです。それは素晴らしいと思っていて。でも一方で、自民党に投票した方に議員の方たちに投票した人たちの一番の投票した理由っていうのは、「とりあえず今満足でもないけれども安定していて、そこそこ生きてられる、生活していけるよね。冒険しないで安定したままやってくれるのは今の与党じゃないのかしら」だっていう意見で投票されている方々。皆さんのところに投票された方達とそちらに投票された方達ですごく対照的な投票活動だったと思うんですが、で、その中、それについてまずまずどう思われるのか。

山本:
まあ、投票先を決めるときに深く掘り下げて入れる人っていうのもそう多くないかもしれません。なので、その何となくのばっくりした安定感。要は現状維持が望ましいっていうの判断されるわけですよね。

高木:
でも現状維持って、明日の生活の方が人間大事ですから。でも大事なことだと思うんですが。

山本:
でも、これ(与党に投票することは)現状維持になってないってことをやはり気づかなきゃならない消費税を上げるために実質賃金下がっていくということで皆の首が確実に締まっているこれだけ20年のデフレが続いて、この国に生きる人々が貧しくされているっていうのは間違った経済政策なんですよ。だから、あくまでも「今がマシだろう」というふうに思いたい。でもこれがこのまま現状維持ができるわけじゃないんですよ。ここから当然衰退していきます。20年消費と投資が失われてる国ですから。
そう考えた時に、やっぱりもっと深くコミットしていただきたい。今あなたの生活を引き上げるためにはどうしたらいいんだろうかってことを早急にやる必要があるってことだと思います。

玉川:
これ政策なんですけど、もう一つはですね、候補者。10人の候補者擁立した。いったいなぜこの方々だったのかっていう、ここにもいろんなものが現れていると思うんで、ちょっとCMの後で。

(CMで1分強 中断)

文字起こし 「候補者10名の人選」


玉川:

10人の候補者。非常に特色のある候補者であると私は思ったんですけど、なぜこの候補者だったのか。そこにどういう意図があったのか。まず、当選されたお二人。ALSと脳性麻痺の患者。今までの国会では活動が考えられなかった人たち。もうこれ国会行くわけですよね。

山本:
このお二人で限定してお話しするならば、要は今の世の中ってなんか空気的に生産性で人間を計られるような部分がないですか。

玉川:
ありますね。

山本:
役に立ってるのかとか、あなたが何できるんだとか。もうその苦しさの中でやっぱり生きていたくなくなるって言うか、消えたくなるような人たちたくさんいると思うんですよ。
(当選後の船後靖彦さんの映像が流れながら)年間2万1千人自殺して、50万人以上が自殺未遂されているっていう中ですね、やはりこの生産性で人を測らせない。この方々、ムチャクチャ生産性ある方々なんですよ。もう厚労省とかと色々もともと交渉されている方々で制度を変えてきた方々ですから。けれども、生産性で物事を測らせない。人の価値をってことですね。プラス、生産性で人の価値を測る世の中が加速すると、私、生命の期限っていうのを決めてくるんじゃないかなと。
命の期限っていう部分に関して、おそらく入口は医療費って話になるんじゃないかと。
で、まあ、そういう事に関しての、やっぱりカウンターとしてやっぱり私は当事者に入っていただきたい。これから日本で高齢化していってどんどん寝たきりの人が増えてくると思うんですね。寝たきり界のトップランナーの方々に入って頂いて、要は寝たきりになってからも豊かに生きていける。そういうことをやっぱり、命の期限を設けないで生産性で物事を語らせないというような形に私は国会論戦をしていって頂きたいと思っている。

玉川:
いつ病気になってどうなるかわかんないって、いつも考えているんですけど。どういう風な病気になって、どんな障害があっても、国会議員に実際になれるんだっていうのは、希望だと思うんでが、今回。

で、もう一人。蓮池さん。

<説明中にアップで映されたフリップの内容>

蓮池透
元東京電力社員

玉川:
基本的に拉致被害家族っていう認識の方が多いんですけど、ここにね(フリップの蓮池さんの経歴を指しながら)、元東京電力社員ということであえて書いてるんですよ。で、これはどういうこと?

山本:
この方はもう原子力畑でずっときた方ですから、もう超スペシャリストなんですよ。その人の目から見てやはりあの原子力に対する部分っていうのはやっぱり国に対してしっかり指摘していくという必要な方と思ってます。

文字起こし 「原発禁止公約」


玉川:

原発はどう思われてます?

山本:
私としては、(原発は)即禁止ですね。
なぜそういうかと言いますと、もう南海トラフ来る来るっと言われてます。で、東海地震、首都圏直下って考えたときに、それに耐えうる原発が果たして存在するかと。例えば南海トラフに限定して言えば土木学会の試算で20年間に失われる経済的損失っていうのが1400兆円その規模の災害を負った時に原発が安全と言えるはずがないですね。これだけ災害が多発する国において原発というものはもう諦めなきゃいけないと。当然それまでは火力そのなかでも天然ガスっていうものを軸にしながら、で、まあ、調達もアジア圏内でも可能ですし。そう考えた上でもうシフトしていくしかないんだということをスペシャリストの視点から、これまでの知見からやっていただきたいなと。

羽鳥慎一(以降、「羽鳥」と表記)
(原発)反対はわかるんですけど、(代替の)主力が火力っていうのはどういうことですか?なんか逆行してるような。

山本:
いえいえ。とんでもない。
今の現実を見るとするならば、100%自然エネルギーにするというのは難しいものがまだある。だからそのベースロードというか、一番基本になる部分は火力。その中でも環境負荷が少ない天然ガス。(7月6日の新宿街頭演説での大勢の聴衆を映しながら)もちろんここに対して投資していって、環境負荷をより減らしていくっていう研究という部分にも投資している人が・・。

羽鳥:
(山本氏の説明を途中で遮って)今は無理でしょ?将来的にも主力は火力?

山本:
いやいや。あの、当然その比率っていうのは変わっていくと思うんです。ただ、その一度事故があった時の影響ってものを考えた場合、やはり私は主力は火力でいくべきだろうと。その中でも天然ガスであろうと思ってます。

文字起こし 「野党共闘の条件」


羽鳥:

れいわ(の政策)は(消費税)廃止じゃないですか。気持ち踊っちゃいますけど。他の党は凍結とか、ちょっとニュアンスが違う。

山本:
そうですね。

羽鳥:
それで(消費税の政策が異なるまま)野党共闘しましょうってなった時にそういうつもりはあるんですか?(野党)統一候補を出しましょうって時に。

山本:
はい。私は少なくとも減税。もしもね、野党共闘でどこか足並みを揃えなきゃいけないっていうのであれば、減税というところは絶対担保したいと思っていす。
だって、(増税)凍結っていうのはあくまでも凍結だから解凍される。解凍された後には増税していく。要は増税と凍結っていうのは将来的なこの国のデザインは、多分同じグループに入る。

羽鳥:
じゃあ、一緒になる可能性はあると。

山本:
減税と廃止っていうのはまた違うグループ。

玉川:
例えば10月に10%へ消費税上がる。それを8%に戻すのも減税として受け取っていいですか?

山本:
でも私は5(%)に戻すべきだと思う、最低でも。(理想は)廃止ですよ。廃止だけれども野党共闘でやはり衆議院選挙、(野党候補の)選択肢が少ない方がいいですから。A or Bの選択肢に持っていくためにも、塊だけ作っても私はちょっと弱いと思ってます。そこに対して政策を乗っけていく。そのためには、やはり消費税、これは5%というところで手を繋げるのであれば、私は(野党共闘を)全力でやりたいと思う。

文字起こし 「ラスト30秒の一言」


玉川:

あと30秒しかないですけど、あの訴えたいことがあったら、どうぞ。

山本:
ありがとうございます。
この国はもう20年30年の間っていうのはどのような政治が行われてきたかというと、完全に皆さんの生活を踏みつけて企業側にいかに利益を横流しできるかということの連続でした。例えば大企業に対して大減税。金持ちに対して大減税。その上に皆さんの働き方を壊してきた。昨年の末に(国会で)決まったの何か。大量の外国人を安い労働力としてこの国に招き入れるということ。これによる混乱によって首が締まるのは誰か。皆さんなんです。今の政治は皆さんへの裏切りの連続でしかない。それを変えていける。まずは野党で手を繋いで政権交代を目指したいと思います。

玉川:
えー、皆さん、どういうふうに思われたでしょうか、というふうなことで、以上、今日もそもそも総研でした。

更新履歴

2019/7/25 19:46
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