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【血液型の不思議】新型コロナウイルスに弱いA型?血液型の歴史と、それぞれの血液型の特徴

トレンドのまとめメディア 
tore mato-トレまと より引用して、まとめました。

A,B,O,ABと大きく分けて、4つの種類がある血液型ですが、歴史があるのをご存じでしょうか?今回は、血液型の歴史をご紹介します。

血液型の歴史と特徴


まず最初に現れる血液型は…

まず、最初に現れる血液型は「O型」です。紀元前4万年頃、アフリカに狩猟民族のクロマニョン人が誕生します。

彼らの血液型は全てO型だったのです。その為、O型はもっとも古くから存在する血液型で、その影響で、今なおもっとも人口の多い血液型でもあります。また、免疫力も一番強いです。

※ちなみに、もともとは「オー型」では無くて、「ゼロ型」と言いました。
現代でAとBに並んでいるので、勘違いをしてしまったのが発端らしいです。歴史を見るとその理由が理解できますね。

人口が増えるにつれて、狩る獲物も少なくなり、他の地へ向かう者もいれば、土地を争う者も出てきます。
こうして、紀元前3万年頃クロマニョン人は世界各地に散っていきます。

point
狩猟民族は集団生活なので、基本的に皆コミュニケーション能力が高いと言われています。現代のO型もこのDNAを受け継いでいるのかもしれませんね。

狩猟民族の大移動の後、誕生する血液型とは?

そして、紀元前2万5千年から1万5千年頃にアジアにて彼らの中から、農耕をして生活をする者達「農耕民族」が現れます。 彼らの主食は「米や小麦」。狩猟民族として長年肉を主食する者たちとは、細胞レベルで変化したのでしょう。ここで「A型」が誕生します。

肉を食べていた民族と、米や小麦を主食にしている民族では、消化器官や免疫において大きな違いが出てきます。

O型は、肉を食べる民族なので、脂身を効率的に消化するために胃酸が多いです。また、比較的に肉は消化が良いので消化器官は短いです。

一方でA型は、米や小麦を主食とするので、消化酵素は短く、消化をしにくい食物なので消化器官が長いです。また、実は、血液型によって気を付けるべき病気が違ってきます。

point
農耕を行うというのは、季節や時間でやる事が決まっています。そんなきっちりとした性格がA型の根源となっているのかもしれません。また、基本的に自分たちの外の環境をでないので、現代のA型の知らない場所ではストレスを感じやすいというルーツもここかもしれません。

ヒマラヤでまた新しい血液型が誕生

さらに時代が過ぎ、紀元前1万5千年頃にヒマラヤで「遊牧民」が現れます。
彼らは、季節によって住処を変えるため、家畜を飼い保存食を作るという方法を発明しました。
チーズや、ハムのように保存が効くものはなんでも彼ら主食であったと言います。
その歴史から雑食ともいわれています。
そんな遊牧民こそ「B型」の祖先と言われています。

point
遊牧民は開拓者でどんどん自分の領土を広めることが好きです。
その為には、争いも辞しません。例:チンギス・ハーン
B型が自由好きなんてのも、この遊牧民のDNAが受け継がれているからかも…

最後に登場する血液型は?

AB型です。その誕生はヨーロッパであると言われています。
A型も民族とB型も民族が都市部で出会い生まれた種族である為、まだまだ、2000年ほどの歴史しかありません。その為、全人口の5%ほどしかいないということも納得がいきます。

そんな、彼らは文字通り、A型の性質とB型の性質を持っています。
食べ物も、A型のような穀物や植物にも順応していますし、B型のような保存食を食べる雑食性もあります。
しかし新しい民族である為、免疫力はもっとも高くありません。

世界から見た血液型の比率

世界の人種・民族別血液型割合は、O型44% A型35% B型17% AB型5%と発表しています。

世界の人種・民族別血液型割合

血液型の謎と不思議

不思議なことに、純血のブラジル人は全員100%O型ということもわかっています。

ちなみに、日本はA型が38%と一番多いです。一応農耕民族ですからね。
それに次いで、O型31% B型22% AB型9%という形になっています。
世界的にみると、AB型も多いです。

確定できない血液型もある

日本赤十字社のデータによると、献血をしてもらった人の中には血液型が確定できないという例も少なからずあるそうです。 500万本の内のその確率は0.006%とのことです。 どのようなものかというと、「A型だが反応が弱いA型亜種」「B型だが反応が弱いB型亜種」「O型だが反応が弱いO型亜種」「AB型だが反応が弱いAB型亜種」というものです。

まとめ

血液型の特徴

O型は、肉類が体に合い、穀類や野菜があまり合わない。
※ヨーロッパ系は家畜の肉。※アジア系は魚の肉がより合う。
A型は、穀類や野菜が体に合い、肉類が体に合わない。
B型は、基本的に雑食。
AB型は、A型とB型の間。

免疫力について


O>B>A>ABとなっています。

確定できない血液型


「A型だが反応が弱いA型亜種」「B型だが反応が弱いB型亜種」「O型だが反応が弱いO型亜種」「AB型だが反応が弱いAB型亜種」に属される血液型も存在します。
最後までありがとうございました。


トレンド・ウォッチャーのまとめ


血液型は、血球の表面や内部にある血液型物質(抗原)の有無によって個人を区別する方法です。ヒトの血液型は、国際輸血学会が認定している型だけでも37種類あります

その中でも最もよく知られているのは、ABO式血液型とRh式血液型です。ABO式血液型は、赤血球表面にA抗原やB抗原があるかどうかでA型、B型、AB型、O型の4つに分けられます。Rh式血液型は、赤血球膜にD抗原があるかどうかでRh+(陽性)とRh-(陰性)の2つに分けられます。

血液型は遺伝的な多型であり、個人差や集団差を生み出しています。例えば、日本人の約30%がA型であり、約40%がO型ですが、欧米人ではA型が約40%、O型が約50%となっています。また、血液型によって疾患の罹患率や重症度が異なることも明らかになってきています。

例えば、A型は新型コロナウイルス感染症や胃がんにかかりやすく、O型はマラリアやノロウイルス感染症にかかりにくいという報告があります

しかし、血液型の不思議と謎はまだまだ多く残されています。例えば、なぜ人間には4種類のABO式血液型が存在するのか? なぜ日本人やアジア人にはB型やAB型が少ないのか? なぜRh-(陰性)の人は欧米人に多く、アフリカ人やアジア人に少ないのか? などです。これらの問いに対する確固たる答えはまだ見つかっていません。血液型の起源や進化に関するさまざまな仮説が提唱されていますが、それぞれに長所と短所があります。

血液型は私たちの身体や健康に大きな影響を与えるだけでなく、私たちの歴史や文化にも関わっています。しかし、科学的根拠のない血液型占いや性格診断に惑わされることなく、正しい知識を持つことが大切です。もっと詳しく知りたい場合は、以下のリンクをご覧ください。

1: 血液型 - Wikipedia
2: 突き詰めたら謎だらけ。未だに不思議がいっぱいの血液型とは …
3: 地球規模で見た血液型の分布と感染症「北A/南O、西AO/東 …
4: 血液型に関する新事実の発見と人類の性質:『WIRED』日本版 … : 血液型の謎 - なぜ人間には4種類の血液型があるのか? | NHK …

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

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