見出し画像

「会うことに疲れた」35歳女性が陥った"婚活うつ" 「頑張った人が報われるとは限らない」のが現実

"婚活うつ"とは、結婚を目指して活動する中で感じる精神的な疲労やうつ状態を指す言葉です。35歳の女性が経験したこの状態は、婚活におけるプレッシャーやストレス、そして期待と現実とのギャップから生じることがあります。社会的な期待や自己の目標に対するプレッシャーが、精神的な負担となり得るのです。

「頑張った人が報われるとは限らない」というのは、努力が必ずしも結果に直結しないという婚活の厳しい現実を表しています。婚活においては、多くの要因が絡み合い、一筋縄ではいかないことが多いため、努力が報われないことも少なくありません。

このような状況に陥った時は、専門家のカウンセリングを受ける、趣味やリラクゼーションを通じてストレスを解消する、または婚活方法を見直すなど、自身の精神的健康を優先することが大切です。自分自身を大切にし、無理をせず、サポートを求めることも時には必要です。


数年前に、筆者に相談してきた、Sさん35歳女性もすごかったです。

泣き叫んで「もう男なんて信じられない!! 全然ラインは未読無視されてる。付き合うと言って一週間も音沙汰なしだよ! どうなってるの? なんでこうなるの?? 女をモノだと思ってる!!」

そんな状態が続いていて、意味不明のことを口走り、泣き止むのにかなりの時間を要しました。うつで会社を長期間休んでいるとも言います。

これは率直に言うと、お相手男性は、この彼女以外にも複数人とかけもちで交際していたということだと推測しました。マッチング・アプリあるあるです。

そして、さらに言うと、35歳の彼女よりも若い20代女性を探しつつ、Sさんをキープにしていたことは明白でした。都合の良い遊び相手にされていたのでしょう。

一流大学卒業で高年収のSさんは、自分よりハイスペックな男性ばかりを探していました。しかし彼女は一般30代男性の倍ほどの年収を得ているのです。そのためSさんは会社経営者や、エリート社員ばかりに申し込んでいるわけです。しかも人気男性会員ばかり。

Sさんの口癖は、「自分より年収が高ければいい。それ以外は贅沢は言わない」でした。と言ってるのにも関わらず、アプリではやはりイケメンばかりを探しているのです。他の女性もそうでしたが、高身長やイケメンといった外見的要素ばかりに振り回されて、わざわざモテる男性にアタックするのです。

そのなりふり構わぬ行動には度を越していて、呆れてしまう部分もありましたね。
マッチングした男性に下着や半裸の写真を送付する。しかも多数の男性にです。また、初回デートが男性のタワマンのお部屋だったりと。

こうした行為・行動は、男性側からすれば、「35歳で結婚を焦っているヤバい女」というレッテルを貼られ、「まぁ、暇つぶしに遊んでやるか。なんなら結婚をチラつかせて、いいようにキープ要員として扱ってやろう」と思われてしまうわけです。女性としてはたまったものじゃありませんよね。。。

マッチングアプリ評論家の伊藤早紀さんが言われるように、イケメンハイスペック男性は、この市場を食い荒らしています。そんなことは20年前から私は知っています。彼らは結婚する気など毛頭なく、妻がいたり彼女がいたり。そうした恋愛強者男性は、恋愛に不慣れな女性を次々と恰好の餌食にしている。

そのように男性に不平不満を言うSさんも取引先の既婚男性とデートを定期的にしている。会社の既婚の上司や既婚の同僚などとも飲みに行ったりしていました。お互い様です。どちらも誠実さのカケラもないのですからね。

💒「人の振り見て、我が振りなおせ」

健全な婚活をしたいのであれば、まずは自らが誠心誠意、相手に大事にされる存在になるようにしなくてはいけません。遊び半分でやっているから、自分も遊ばれてしまうのです。

先だって、2年ほど前に婚活相談を受けていた、20代後半の女性から結婚の報告がありました。正直、地味で控えめ。決してモテるタイプの女性ではありません。しかし、いつも笑顔で上品。礼儀正しくまじめで謙虚な女性でした。こうして、結婚の報告をしてくる律儀な性格もまた彼女の人柄をうかがわせます。

最初は、優しそうで頼れるタイプの男性とのツーショット。その数か月後には、赤ちゃんを抱いた3人の写真を拝見しました。本当に微笑ましく幸せいっぱいと言った感じで、わたしも感激しました。彼女は私のアドバイスをしっかりと聞いてくれた数少ない会員。大体の女性はこちらがいくら言っても、言うことを聞かずに、痛い目に遭ってばかりなのです。

💒就活と婚活は似ている。それはどこが??選ばれる人になるためには?

就活も婚活も、自分を良く見せて、相手に選んでもらうためのプロセスです。どちらも、自己PRが重要で、自分の魅力をアピールする必要があります。

就活では、履歴書や職務経歴書で自分の経験やスキルをアピールします。面接では、その経験がどのように役立つかを説明し、企業にとって価値ある人材であることをアピールします。

一方、婚活では、プロフィールやデートで自分の性格や趣味をアピールします。相手との相性を考えながら、自分の良い面を見せることが大切です。

選ばれる人になるためには、まず自分を知り、自分の長所や短所を理解することが大切です。そして、それを上手くアピールする方法を見つけることです。敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

Takerでなく、Giverになりましょう。それを意識することで、おのずから誠意ある人から好意を持たれる確率が増えることでしょう。

就活も婚活も、最終的には「人と人とのつながり」が大切です。信頼関係を築き、相手に自分を理解してもらうことが成功への鍵です。

皆様の婚活がどうか上手くいきますように💖

たいようカウンセリング 橘順でした。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。よかったらスキ、フォロー頂けると幸いです。😉

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?