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【就職】バブル世代とZ世代の違いとは?

みなさん、わたしのnoteをご覧いただきまして、ありがとうございます😀

今回はいろいろな会社に入社して、気づいたことを書きます。
不快な表現がありますが、長年、気になっていた大きなテーマ。
差別や偏見を助長する意図ではないことをご了承下さい。

まず、最初にお伝えしておきます。
わたしの世代での大学進学率は、約25%。令和5年現在の約半数です。
そのうち、夜間(2部)や通信制を除くと、約20%の人しか、昼間のキャンパスライフを体験していなかったと、何かの記事で読みました。

今の大卒と昔の大卒では、その価値が異なる


今になって、大学生って、そんなに少なかったんだぁと、その意外性にちょっと驚いたりします。

当時、わたしは就活とか全くしていませんでした。
周りの学生もみな同じくです。
レベルの低い大学生でも就職がラクにできたからです。

大学4年になると、大学側からすごく分厚いリクルート社の雑誌が何冊も配布され、数1000社の中から、好きなところを選んでくださいと、告げられていました。どの会社にコンタクトをとっても、人事担当者からは、

「大卒なら、ぜひ、弊社にお越しください、お待ちしています。交通費や昼食代なども負担いたします」などと言われるケースは何10社もありました。

友人で、上位国立や早慶クラスの人たちは、マスコミ各社などから、夜のキャバクラや風俗の接待を受けていた模様。バブル世代恐るべし。大卒は神の如しでした。

しかし、それははるか遠い昔の話。

現在の大卒は男女ともに5割超えです。

そして、東大や早慶、MARCHなどで、女性の合格者が爆増しています。

男女変わりなく就活のライバルとなり、それを競う時代が差し迫っていることでしょう。いや、もうそれは来ているかもしれない。

もはや、吐いて捨てるほどいる大卒は、努力なしでは、自分の期待に添えるような就職は無理ゲーもいいところなのです。

努力もしないで、就職するとなると、こうしたルートへの就職になります。

職業差別の意図はありませんが、不人気でハードワークな仕事内容。
そして、その労力が賃金に見合わないという職業。
いつでも、どこでも募集されている下記3職。

小売業、飲食業、介護職が待っている。


これらしか、選択肢はなく、実際にその方面の仕事に就くしかない。

これって大学を出てまで、奨学金を返済しながらまで、携わるお仕事でしょうか??

小売りや飲食なら、アルバイトのレベルですよね。

介護職は、少子高齢化の昨今、なくてはならない非常に必要とされる、
尊い職業であることには違いはありません。
感謝されるべきお仕事です。
しかし、きれいごと抜きで、多くの人はやりたがらない。
賃金のベースアップが将来に向けて、ほぼ望めないことに敬遠される理由があります。

「学歴フィルター」は暗黙の了解


さて、我らがFラン大学卒の学生たちですが。。。

実際、大手や中小企業のどこからも容易に受け入れてくれました。
一度、コンタクトを取った会社からは熱意のあるアプローチをかけられたことも普通にあったのです。
「三流大学(今でいうFランですか)なのに、会社が選びたい放題。
バブル世代の大いなる特権。ただし、大卒に限るだったようです。
成績が良ければ上場企業に入社できる学生もかなりいました。

今、わたしの出身大学の就職実績を確認してみたら「野村證券」「オリエンタルランド」「アップルジャパン」「鹿島建設」「JTB」「イトーヨーカドー」などなど、著名な企業に普通に就職できている。
どれも就職難易度の高い人気企業であることはお判りでしょう。

明らかに、学歴フィルターが設けられている大手企業に難なく入社している。これには深い訳があると推測出来ます。
そうです。わたしたち世代以降のOBがそれらの会社に入社して、実績を出したから、企業側から信用を得ていること言うことに他なりません。

それでも、なおかつ入社できない会社は「メガバンク」「大手金融」「大手外資」「コンサルティングファーム」「シンクタンク」「総合商社」「大手テレビ局」「大手広告代理店」「大手出版社」「旧財閥系企業(系列や子会社は除く)」などの、依然としてある鉄壁の学歴フィルターを用いた採用企業というのは昔も今も変わりません。

就職難易度が最強と思われるマッキンゼー&カンパニーの採用実績でお判りのように、東大、京大、一橋大、早稲田、慶應、院卒の中でも、トップクラスの頭脳明晰な人たち限定。
さらに言うと、ハーバードやスタンフォード、MBA取得者がごく普通。
こんなこと今更書くまでもないのですが。

「学歴」が最優先される、上記の企業は、MARCH以上でも、いや、早慶以上の学生さんでも大いに就活に苦戦されているので、それ以下の大卒は論外だということは周知のことですよね。

そんなことも知らずに、説明会で満席表示されたり、たとえ参加できても、ESで複数社に落とされる。対策不足でSPIに落とされる、

【SPIの実施形態】

実施形態名説明ペーパーテスト採用企業の会場で行うマークシートの試験です。テストセンター専用会場のパソコンで受検する形態です。インハウスCBT採用企業の会場のパソコンで受検するテストです。WEBテスティング自宅や学校のパソコンで受検する形態です。

試験内容は大きく「性格検査」「能力検査」に分かれます。
更に、能力検査は「言語」「非言語」に細分化されます。
※ 能力検査には「英語」「構造的把握力」というオプション検査が追加されることもあります。

参考
【SPIテストセンターの検査内容】

検査名時間問題数性格検査
▶ 質問紙法の性格テスト約30分300問能力検査言語
▶ 国語問題

非言語
▶ 論理・数学問題約35分受検者によって変わる英語(オプション検査。無い事が多い)
▶ 中学・高校レベルの英語問題約20分構造的把握力(オプション検査。無い事が多い)
▶ 文章の構造が似ているものを選択肢から選ぶ約20分
能力検査はIRT(Item Response Theory:項目反応理論)方式が採用されており、問題数・難易度が受検者によって変わります。 簡単に説明すると、【正解 ▶ より難しい問題を出題】【不正解 ▶ より簡単な問題を出題】を繰り返し、より受検者の能力を正確に測定するシステムです。

そして、学歴フィルターについて、今さらながら論じている人たちは「究極のアホ」「バカの極致」「さすがはFラン」と思われて、無謀とも言える就活をしていると、きっと企業サイドから笑われていることでしょう。

学生が会社のブランドやネームバリューで選んでいる以上、会社も学生のブランドで選ぶ。お互いさまで、ごく自然。

就活と婚活はよく似ている。
「自分の市場価値を知り、身の丈に合った活動をしましょう」
ということです。


さて、本題です。

では、学歴フィルターを突破出来る方法や手段はなく、絶望的なのか??

ということが非常に肝心かなめの解決策ですよね。

と思ったところで、文字数がオーバーしそうです。

だいたい3000文字に収めないと、読む人が疲れてしまいますからね。

次回から、より具体的に、就活の参考記事を書いていきたいと思います。

しばらく、お待ちください。。。

(筆者紹介)

社員として
上場企業約300社、官公庁、都内約30大学の人事部門との取引実績。
自ら、学歴フィルター数社突破に成功。

興信所探偵として
大手企業大学生就職内定調査、転職希望者の素行・人物調査。
婚約相手の素性・身辺調査に携わる。

経営者として
総合商社・銀行役員らとタイアップ経営。
多岐にわたる、企業経営者から知りえた情報。
自ら、数1000人の書類選考、面接に対応。

以上より、その経験とノウハウを活かし「就職・転職」についての有益な情報を発信することが可能となりました。
当事者として現場のリアルを報告します。


最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉




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