長瀞・ダッキー&キャンプ(#18)
夏の暑さを吹きとばせ!ダッキー&キャンプを体験
ある夏のこと。
連日の真夏日にうんざりしたわたしは、
「こんな暑い日は、思い切り水遊びがしたいな。あと、キャンプもしたい!」
調べてみると、秩父で「ダッキー」というウォータースポーツを体験できるのを発見。水しぶきをいっぱい浴びて、思い切りはしゃぎたい!
というわけでリュックに水着とタオル、テントを詰め込むと、電車で秩父郡長瀞へ向かいます。
東京から2時間もかかるだけあって、長瀞はとても静かな町でした。
しばらく歩くと、目的地の「カヌーヴィレッジ長瀞」を発見。
この日はガイドさんとわたし、アメリカ人女性2人という4人でツアーが開催されました。
水着に着替えて荒川の水辺に行くと、レクチャーを受けてダッキーに乗ってみます。
おお。船底が浅いから、川の流れを直に感じられる!
ダッキーはカヌーよりも船体が軽く、とても小回りが効く船でした。
荒川の流れはけっこう早くて、上手にパドルを漕がないとバランスが崩れてしまいます。
瞬時に機体をカーブさせたり、目の前の岩を避けたり、的確なパドルさばきを要求されるのがドライブゲームみたいで面白い!
時には「瀬(せ)」と呼ばれる急流地帯を進むこともあり、ボートがガタガタと大きく揺れます。
その激しさは、思わず川から落ちてしまいそうなほどです!(アメリカ人女性は一度落水していました)
国指定天然記念物・岩畳の景色に感動!
川下りを始めてしばらくすると、流れが穏やかなエリアに差し掛かります。
そこでは国指定天然記念物の「岩畳」の景色をじっくり鑑賞。
あまりに気持ちよくて、思わずダッキーに乗ったままお昼寝。アメリカ人女性たちは「まるで天国にいるみたいだわ!」と、大喜びでした。
ツアーの終盤、ひときわ大きな「瀬」を乗り越えると、約2時間30分のツアーは終了。ダッキーにじっと踏ん張って、一生懸命パドルを漕いだため、結構疲れたー!
川辺でキャンプを満喫しちゃおう!
「ブループラネットカヤックス」に戻って着替えを終えると、わたしは
「今日はテントを持ってきたんですけど、無料でテントを張れる場所ってありますか?」と、ガイドさんに聞きました。
ガイドさんは川のほとりにある小さな空き地に連れて行ってくれました。
そこはちょうど森に隠れていて、外からは誰にも見えません。とっておきの隠れポイントです!
さっそくテントを設営します。
以前、ソロキャンプに行ったら「ポールを忘れた」というミスを犯したことがあるけれど、今回はちゃんと持ち物チェックをしたから大丈夫。
「よし、できた!」
遠くから見てみると、秘密のスポット感がすごい。
まるでゲームの隠しキャラになった気分です。
テントの設営が終わると、暇なのであたりをブラブラ。すると枯れ木がたくさん落ちていていることに気づきました。
「もしかしたらキャンプファイヤーができるかも」と思い、枯れ木を集めておきます。
すべての準備が終わり、夕暮れ時の町を散歩。山と川に恵まれた長瀞は、ほっとできる景色がたくさんありました。
星空の下でキャンプファイヤー!
テントに戻った頃には陽がどっぷりと沈んでいました。
さぁお楽しみの始まりだと、用意した枯れ木に火をつけます。
火は少しずつ大きくなってやがて立派な炎に!
パチパチと燃える炎を見ていると、なぜか気分が落ち着きます。
誰もいない川のほとりを、炎はいつまでも照らし続けるのでした。
眠くなったので火の始末をすると、テントで就寝。ちょっと蒸し暑いな……
次の日、午前5時起床。テントで寝泊まりすると、日昇と同じ時間に起きられるから不思議です。
雨が降る中で撤収作業を行い、東京に帰りました。
ダッキー&キャンプで学んだこと
・ダッキーはカヌーより難易度高め。乗りこなせると楽しい!
・渓流渡りよりじっくり景色を楽しめる
・長瀞は絶好のキャンプスポット
ダッキー&キャンプを終えて
1泊2日のダッキーツアー、大満足でした。
ダッキーは一人乗りなので、自分の腕が試されます。ちょっと操作が難しい分、急流を乗り越えた時の達成感はひとしお!
また、流れが穏やかな場所では昼寝したり、国指定天然記念物の「岩畳」を鑑賞したりと、のんびりできるのもポイント。
店舗情報
店舗名:ブループラネットカヤックス
体験料金:7,500円対象年齢:10歳から
持ち物:水着, スポーツサンダル, ラッシュガード, 化繊の素材の服装
アクセス:〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞947-1秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩で約10分
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