東京タワー・朝茶の湯（#51）
朝日を見ながらお茶を満喫
先日、変わった朝活をしてきました。
その名も「朝茶の湯」。朝の東京タワー展望台でお茶会をするという、ユニークな会です。
朝八時半。営業前の東京タワーに行くと、エレベーターで展望台まで上がります。（営業前の東京タワーに登れる、という特別感がポイント！）
展望台からは、朝焼けに照らされる東京の町並みを鑑賞できます。この日は晴天のため富士山もバッチリ見られました。
それにしても早朝の東京の美しさといったら！ 町が静かに目覚めていくような、希望にあふれた光景でした。
「東京も高いビルが増えたなぁ……」
昔は東京タワーといえば、日本で一番高い建造物でした。それが今では、東京タワーに背を並べるような建物があちこちに並んでいます。
展望台には座椅子が用意されていたので着席。周りを見てみると、年配の方の参加者が多い印象でした。中には海外の人もちらほら。
天空のお茶会スタート
時間になると、講師の方がお茶を点てながら色々なお話をしてくれます。なんでも、昔の東京タワーからは伊豆大島まで見渡せたのだとか。
まず配られたのはお茶菓子。桜の塩漬けがトッピングされたおまんじゅうで、春を感じさせる一品でした。
続いて煎茶が配られました。
スッキリとして飲みやすい！苦味も酸味もなくてあっさりした味わいでした。
年配のお客さんはきちんと帛紗（ふくさ）を持参していましたが、わたしはもちろんそんなもの持ってきていません。作法もわからないので、ひたすらゴクゴクお茶を飲んじゃいました。
静かにお茶をいただくひとときを満喫して、お茶会は終了。
タワーを降りると、公園のベンチで日向ぼっこしました。2月になって、日差しも大分暖かくなってきたなぁ…
時計を見てびっくり。時刻はまだ9時だったのです。うわー、一日が長い！
さぁ、これから楽しい朝が始まるぞ！今日は何をしようかな？そんな気分になりました。
とりあえず増上寺をぷらっと回ってカフェてのんびり。そのあとに六本木まで歩いていくと、「東京ミッドタウン」まで行って来ました。
すべての用事が終わって、家に帰ったのが午後2時過ぎ。
朝活って起きるのがしんどいけれど、充実した1日を過ごせるんだなと気づかせてくれる体験でした。
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