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X100Fで始めるフォトプロジェクト


10代の時の憧れ

10代の頃、広島の山奥のど田舎に住んでいたのですが、そこは地上波のテレビの電波は山のせいで届きにくく、映ったり映らなかったり。そんな家に届き始めたのがBSの電波でした。
NHKのBSから始まり、そこからWOWOWのBS放送がうちに来てからは,映画を漁るように観ていたのを思い出します。
その時の思い出からか、いつか映画やドキュメンタリーのようなものを制作してみたい、という思いがどこかにありました。

夕暮れ前の西陽が石垣を照らす時

“フォトプロジェクト”

プロの写真家でもなんでもないですが、フォトプロジェクトを始めてみようと思います。
もちろん↑のような背景もありますが、最近見たX100Ⅵの製品動画↓に刺激を受けたのもあります。

その経過をこのnoteで頭の中を整理しながら進めていけたらと思い、またnoteを書き始めました。

二の丸史跡庭園入り口

決めごと

フォトプロジェクトを始めるにあたっていくつか決めごとを作ってみました。
ドキュメンタリーのような写真を撮るというのもあり、元々ACROSが大好きというのもあり、以下のようにしてみました。
 ロケーション:松山城山頂広場
 カメラ:X100Fのみ
 フィルムシミュレーション:ACROSのみ
 期間:とりあえず3月上旬まで

二の丸史跡庭園近く🐈‍⬛

ロケーション

松山城山頂広場にしたのは、第一に、自分が好きな場所、というのが大きいです。また、山頂広場に行くには少し登らないといけません。健康のためというのもあります。
また、松山城の山頂広場は長い間、松山市民の方々の憩いの場所として愛されてきた場所であり、松山を訪れた観光客の方々もよく訪れる、松山市を象徴する場所でもあります。
それに加えて、晴れた日は特に、光が綺麗な場所でもあります。松山市はお城より高い建物の建築が制限されているのもあって、水平線や山、街並みが綺麗に見える、とてもいい場所です。

山頂広場から瀬戸内海方面
松山市の市街地を瀬戸内海方面に向かって

カメラ

私が所有するカメラの中で1番写りがいい(写りが好きな)カメラがX100Fです。XT20に色々な廉価な中華レンズをつけてみても楽しかったのですが、X100Fを2023年の年末頃から再度使い始めてやはりいいカメラだなと再認識しました。
また、35mmフィックスというのも、再度使ってみてとても面白いし、可能性はまだまだあるなと思いました。まだまだこのカメラで私は写真を撮れてなかったんだなと去年の年末から思い直しているところです。

35mmの気持ちよさ

フィルムシミュレーション

元々、ACROSが好きになり、富士フィルムのカメラを買ったぐらい、ACROSに惹かれるものがありました。それは、10代の頃にはまったWOWOWの映画、その頃流行りのものも観ましたが、白黒の映画も観ていました。その時に感じた、なんとも言えない味わい、懐かしさ、白と黒が作り出す光と影の“美”、みたいなものに惹かれていたのかもしれません。

お城の門の辺り
お城の門を入った辺り

期間

飽きっぽい性格もあり、いつまで続くか分からないのもあり、短期間で設定しました。また、3月中旬を過ぎると、桜が本格的に咲き始めてくる為、人も多くなります。人々の関心がどうしても桜などにいってしまうため、日常の風景から逸脱してしまう気がします。
人が多いのが苦手なのもありますが、丁寧に写真でドキュメンタリー風に場面を撮ってみたい気持ちがあり、そうしました。(でも咲き始めるとやっぱり桜と人と撮ってしまうかもしれませんが、それは別の種類の写真になりそうで。)

でも猫は撮ってしまう

インスタで動画作りました

↑の写真をインスタでリール動画、と言っても30秒オーバーですが、作ってみました。BGMに載せるとぐっとドキュメンタリーっぽさが出ます。

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