走幅跳7m34・三段跳14m63の選手がフルマラソンを突っ走る。#000
完走できる?
私は11月に陸上競技を引退しました。
種目はずっと走幅跳と三段跳をやっていて、自己ベストは7m34と14m63でした。
そんな私がフルマラソンに出ます。
というか出させられます。
私の大学では、引退する4年生と修士2年生が1月末に茨城県で開催される「勝田マラソン」でフルマラソンに出場するというあまりに謎な伝統があります。
まあ、本気で嫌がれば走らなくて済みそうですが、一回くらいフルマラソン完走の称号を手に入れてみたかったのでちょうどいい機会だと思って適当にやる気を出しました。
ただ走るといっても、私は純度100%の跳躍選手です。最後の方は短距離20%、跳躍80%になってしまいましたが。
とにかく筋肉量が邪魔すぎる。
1kmすらジョギングできる気がしない。
そもそも長距離走は苦手です。
何せ、高校1年生の時挫折して辞めたのですから。
中長距離時代の過去
小学校から短距離走が速かったのは覚えています。
ただ、人より成長が遅く、だんだんと勝てなくなっていました。
中学2年の時、野球部だった私は、駅伝活動によく参加させられてました。
そこまで速かったわけではないですが、駅伝から長距離走を走る楽しさを知りました。
それから、中学3年で県駅伝に出場し、本格的に長距離走をやりたいと思い、高校で陸上部に入部し、中長距離走を始めました。
当時は、「長距離なんて走ってればだんだん速くなるでしょ」と思っていたのですが、でも現実は甘くなかったです。
どんなに走っても、チームの中でダントツに遅い。
一回もペース走についていけたことがない。
楽しいと思った日は一度もない。
どうしても体が人より大きく、遅筋が働かないことから、あまり長距離走は得意ではないことに気づきました。
どちらかというと200mとかのインターバル走の方が得意で、そのころから短距離寄りの人間だということに気づくべきでした。
という感じで、結局耐えきれず、高校2年になる直前に陸上を一度辞めました。
それから三段跳という競技に出会い、戦うということを知り、今に至ります。(学生陸上は先日引退しました。)
何が言いたいかといいますと、長い距離を走るのは私にとってとてつもなく苦しい所業、ということです。
やれるだけやってみよう。
これからマラソン日記を書きます。
マラソン初心者が、跳躍選手が、フルマラソンをシンプルに走るとどれくらいのタイムが出るのか。(そもそも完走できるか。)
引退してから研究ばかりであまり練習できる時間が取れていませんが、やれるだけ走ってみてどれだけ成長するか試してみたいと思います。
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