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ベランダで本気で野菜をつくってみる? ⑦ 何でもタイミングっていうものがあるのです。 野菜の肥料。

5月も終わりに近づきました。
いよいよ、社会復帰も近いようです。

今朝ベランダをパトロール(というほど広くないのですが、笑)しているとミニトマトの花の後に可愛いトマトの実が付いていました。まだ青っちょろいですが、この瞬間って、、、なんともいえない愛おしさが高まってくる時ですね。
近づいて、、目を細めてみてしまいます。

よくみると第3段目くらいまで花が付いてきました。ベランダなので、十分に陽が得られない分はどうしても間延びしてしまいます。もう畑に比べたら、細っ!って感じです。
昔の、、20代の頃の私みたい。
でも若い頃から、食いしん坊だったので結構食べる方で、30代の頃にはまだまだ細いという印象でしたが、40代になると少し肉付きが、、そして50代になればもう会う人会う人「元気そうだね!」と言われるまでにたくましく💦
何よりも「食べること」を病気の間でも特に意識してきて生活している私です。
この細っのミニトマトにも他の植物たちにもちゃんとご飯食べさせないとね。


肥料を上げるタイミング

昔これでも秘書をしておりまして、、、、、

付いている上の方に書類を持っていくタイミング、電話をつなぐタイミング、そしてお茶を出すタイミング、、、色々と考えて仕事をしていました。
とはいえ、若かったから、頭では分かっていたのですが、先輩の秘書の方の行動を見たり、アドバイスされたり、注意したり、失敗したり、、、、という苦い経験のもとに徐々にわかってきた感じでしょうか。わかってきたところで辞めてしまいましたが、、、

でも物事には、タイミングがある

ということを学び、その後の生活の中では、企画を上げるタイミングとか、声をかけるタイミングとか、いつも一呼吸おいてから行動するようにしています。
なかなか、計ったようでそのとおりにはならず、タイミングを逃すことも多いですが。

実は肥料もあげるタイミングがあります。

特に、容器栽培でプランターで育てるためには、その中で一生を終えないといけないので、人為的にこちらから肥料をあげなければなりません。
ではいつなのか?


① 最初は、苗を植えるときに土に混ぜておく

ベランダで野菜を本気で作ってみる? ③  土ってどう選べばいいの??編

 
こちらに書いてあるように、培養土にはほとんどと言ってもいいくらい肥料が入っています。でも植物によっては、とっても肥料食いと言われるくらい肥料大好きな植物もあったり、あまり肥料がなくても花が咲くタイプ、むしろ肥料が多いと花が咲かないタイプがあります。 

要するに大食いな人と、少食の人が人間にもあるのと同じなんですね。まずはその見極めから。本とか読んでいると「肥料を切らさないように」とか「定期的に肥料が必要です」とか書いてあります。

例えば、キュウリや、ナスはとっても肥料好き
一方トマトはあまり肥料はいらないタイプ
とはいえ、全くいらないか、というとそうでもありません。
やっぱり全くあげないよりは、あげた方がよく実がなります。
なので、トマト以外は、最初に培養土にもプラスして肥料をあげるか、10日くらい経って落ち着いてから肥料を入れてあげるといいでしょう。

② 夏野菜は、ほぼ、4月に植えて、7月、8月には終了

と考えておいてください。これは気温が関係しています。なので、この3〜5ヶ月の間に急激に夏の気温に間に合うように成長させてあげる必要があります。

植物の成長期間に合わせて計算して肥料を施すことも大切です。

② 粒の肥料なのか? 液体の肥料なのか?
 
園芸店やホームセンターへ行くと粒の固形の肥料と、液体の肥料がずらりと並んでいます。よく、腕組みをして、難しい表情で棚と睨めっこしている方を見かけます。
先日も、もう心の声が外にダダ漏れの奥様がいらして、え?こっち??野菜も使えるの??? えっ?こっちの方がいいのかしら。花にも使える方がいいってこと?????? と。

とうとう、我慢できなくなって、これで大丈夫ですよ〜他に何を育てていらっしゃいます???聞いて必要な肥料を選んで差し上げることに。
いつもなら、この仕事を地方回ってしているんですけどね、笑。

で、話はそれましたが、このたくさんの中から何を選べばいいかというと、

まずは、花用、野菜用、、、、まぁどちらでも良いのです。
固形か液体か、、、これは使い方の違いがでてきます。

「固形」というと肥料が溶けるのに、少しずつ、というイメージ。
昔は、粒の大きさで大きいのは、少しずつ肥料がとけてゆっくりと長く効く。というイメージ。小さいのは、少しずつ肥料がとても早めに肥料が切れる。
でしたが、今は、コーティングの技術が進み、袋に、3ヶ月の効き目、とか1年間、とか書いてある通りです。
ちなみに、このゆっくり穏やかに効いていく肥料のことを「緩行(かんこう)性肥料」と言います。

一方「液体」は水に溶かして水やりの時に施す肥料ですが、水に溶けているので土の中に入ると植物が必要なものだけを早く吸って、あとは手放して、水やりの度に土の中から流れてしまう。
簡単に説明するとそんなイメージでしょうか?
そしてこの早く効く肥料のことを「即効性肥料」と呼びます。

なので、花や野菜によっては固形の肥料を土の中に混ぜておき、そしてその後は液体肥料を使うことで、効果的に肥料を駆使することができます。

③ 化学肥料か、有機肥料か?

よく、せっかくおうちで野菜作るなら、有機で育てたいよね、という声も聞きます。 私個人としては、畑で大地で育てる時には、牛糞堆肥など有機のものを優先的に使っていますが、場合によっては化成肥料も混合のものを使ったりとその時と状況によって変えています。
ただ、ベランダのプランター栽培の時には、ほとんど化成肥料を使う場合が多いです。理由の一つは、失敗がないから。それと少し「多め」に入れてしまったとしても大きな失敗にはつながらないので。

でも最近では、昔のように有機肥料といえば、油粕。はい、ハエがやってくる〜みたいな臭いがきついものもなく、ベランダでも使いやすいように無臭になっていたり、土をふかふかにしたり連作障害が軽減される土をよくすることを重視した有機肥料もあります。化成肥料を使うか、有機肥料を選ぶかも、薬の使い方と同じで自分で信念を持ち選べるようになるといいですね。
肥料も一度買いますと大体1シーズン分はありますからなくなるまで使い続けることになります。

実はここを一番見て欲しい肥料のポイント
 
どこか?というと袋や容器に記載されている、

N・P・K !!

これはなにか、というと窒素(N) リン酸(P) カリ(K)
植物の必須要素と言われる肥料の3要素です。
肥料(栄養)が少なかったり、多すぎたりすると病気などの症状が出たり、様々な症状が出てきます。人間の栄養失調とか肥満とかと一緒。でも、自分の栄養の中でなんの栄養が足りて何が不足しているかは判りづらい。

それをあまり考えずにとりあえずあげる、的な感じで結果がある程度出るのが、市販されている肥料。ちゃんと、私たちのあらゆる失敗も想定して設計されているので安心して使えます。

窒素は、ざっくりいうと植物の生長、茎葉を丈夫に育てるもの。「葉ごえ」
リン酸は、花を開花させたり実をたくさんならせるもの。「花ごえ」
カリは、根っこを育てるもの。「根ごえ」

と覚えておきましょう。
ちなみに肥料を購入したときに、袋の裏などに肥料(10-12-8) などと書かれています。 これは、全体の重量の内、チッソ成分10%・リン酸成分12% ・カリ成分8%が入っているということです。

と見ると液体肥料は、グッとリン酸分が高くなっていますよね。
花を咲かせるぞ〜!実をつけるぞー!という時に使うのに効果的なのです。

アミノ酸とかフルボ酸とか、、、元気出る出る活力剤
  
最近、液体肥料かなぁ!?と思うとなんだか違いそう、、と言った似た感じの容器を見かける方も多いでしょう。 「Stress Block」とか、「活力剤」とかなんだか人間が飲む、「オロナ○○」(昭和向け)「エナジードリンク」(平成世代以降向け)のあのドリンク剤と似ていますよね。まさに、そんな感じ。

植物が育つのになくても大丈夫だけど、使うとより、スタミナが出たり、弱った気力回復だったり、実際に味をよくしたり、葉や花の色をよくしたり、根の活着をよくしたり。 

実は農家さんだったり、プロの園芸家の方達は、こっそり?こういうものを使っていました。でも今は商品化されてきて、よりプロ並みの栽培が可能になっているのです。

実は私もこっそり使ってます(笑)
1ヶ月に一度しかメンテナンスに行けない場所だったりする時には特に。
場合によっては水やりをする方にこれを渡しておきます。
そうするとその後の植物の成り立ちが良くなったり元気で続けてくれたり
びっくりするくらい花付きが良くなったり。

こちらのアミノ酸(フマキラー)が大のお気に入りで、この野菜用と花用はいつも使っていました、、、葉っぱにかけるだけです。

が、関西での講座で葉っぱにかけるときれいにつやつやになりますよーと説明すると、「わぁ、私にもかけて欲しいわぁ、、、」とか漏らすおばちゃんが必ずいる(笑)「奥さん、私にもかかってしまったわ、これ以上きれいになってどないする?」とキャッキャ言いながら使われています。
イベントで紹介した時の若いMCの方は「まぁ、それはお花の美容液ですね」とさらりときれいにまとめていました(笑)

でも本当によく咲く!!と実感しています。

最近では他のメーカーさんからも同じような商品が出始めました。
ストレスに勝つ!なんてまさに今すぐに自分にかけたくなりますよね!!

で、結局、肥料を上げるタイミングとは?

と、ここまで引っ張っておいて、、、、ようやくですが。
野菜の場合、トマトは、第1段、第3段、第5段目の花が咲き終わった頃にあげる。要するに奇数段階で肥料をあげる。実が10個ずつくらいつくので、20個に一回でしょうか。

一方ナス、キュウリ、ピーマン、ゴーヤなどは、定期的にあげると良いのですが、例えば、液体肥料を上げるとしたら、植え付けから10日経ったくらいから、10日に1度を定期的に上げると良いでしょう。

今日が、23日。次は、6月3日。次は、6月13日。6月23日。7月3日。。。。

という感じに。そして、7月の上旬くらいで一旦止める。
夏の暑い時には水の蒸散もあるため、土の中の肥料の濃度が上がりやすいため、肥料は一度止めて、8月の終わりくらいからまた少しずつ再開すると良いでしょう。(秋まで収穫できるナスとか、ピーマンとか)
要するに、私たちが食欲がない時には、植物も食欲なしです。
無理やり食べさせることなく。

そして、最初、あげはじめは、薄め薄めからはじめて少しずつ記載されている分量をしっかりと測って、くれぐれもちょっと多めはないように、、水が色ついてたらダメダメ(笑)裏面に記載されている量を守りましょう。

赤ちゃんにあげる離乳食。

が、理想的。少しずつ食べれるものを食べれる量だけ💕
そしてだらだらと気分で上げるのではなく、肥料もメリハリよくあげるのが植物を上手に育てるコツなのです。

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園芸家。レモン研究家。家庭園芸、園芸療法を通じて年齢に関係なく楽しめる植物育て、庭づくりを提案し続けて20数年。人と植物と自然をつなげるファシリテーターになれたらと思いつつ、日々人と自然を観察中。 https://www.juliniwa.com