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嫌いなもの

注射が嫌い。
好きな人は少ないと思うけど、とにかく嫌い。

先天性の病気があったので子供の頃、毎月、採血や色々な検査を受けさせられてたので注射には慣れている。
でも、僕の場合、対応する先生や看護師さんにとって面倒な患者らしい。

僕は肌が白いのに血管が確認しづいらしい。
夏場、半袖のシャツでいた時、後輩に手を掴まれ、腕の内側。
陽に当たりづらい部分をマジマジ見られ、
「白いとは思ってましたけど、ここまでくると白人レベルですね」
ここまでって、どこまでだと思わされる言い方をされた。

そんな人種を超えた白さなのに血管が見えづらい。
職場の健康診断等、採血が必要な場合とか看護師さんが、
“ どこに射せば…? ”
的に戸惑ってるのが分かる場面がある。
経験の浅い看護師さんに当たった時、“ 少々お待ちください ”と言われ、他の看護師さんのとこへ行ったら思ったら、
「私に投げるの?」
先輩らしき話しかけられた看護師さんがそう言ってるのが聞こえ、さっき来た看護師さんが頭を下げている。
僕が何をした訳ではないけど、申し訳なくなってくる。

選手交代で先輩の看護師さんがやって来て採血をした後、
「あれはしょうがない」
と後輩さんに話してる声が聞こえ、あれ扱いかと、何とも言えない気持ちになった。

「あんた、肌白いのに血管見えないね。男なんだから血管の1つや2つ出しなさいよ」
お婆ちゃん?ってくらい年配の看護師さんに努力不可能なことを言われ、事前に採血しづらいと思いますと伝えた看護師さんに、
「お兄さん、ムカつくぐらい肌が白いのね。あ、ホントに血管、見えない。」
そう言われたこともあった。
その声が聞こえたのか先生が見に来て、

「あ、ホントだ。これは研修医時代に担当してたら俺、泣いてたかも」
笑いながら話す先生に
『見せもんじゃねえ』
って、言いたくなるくらいイラっとさせられた。

小学生の時に入院した際、点滴の針を射すのを研修医の先生がしたけど血管が見つからなかったのか3回、針を射されて全部、失敗した。
指導係?の先生が後ろから、
「子供にそんなに射し直ししたら可哀想だろ」
研修医の先生を叱り、“ 痛かったね。ごめんね ”と、バトンタッチしたけど、その先生も1回しくじって計5回射されたので研修医泣かせなのも知っている。

なので、注射は大嫌い。
好きな人なんて0に近いだろうけど、絶対に好きになることは無い。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ