教育の最適解は国が決めるものではない
教育は誰のためのものか。
言わずもがな、教育は子供自身のためのものでしょう。
でも昨今のニュースを見ていると、どうも大人の都合で子供たちに無理を強いているような気がしてなりません。
入試改革についてもそう。
普通に考えて、2020年度に行うべきではない。
さらなる混乱を招くことになるのは目に見えています。
9月入学についてもそう。
このままいけば帳尻を合わせようとすることで、どうしても不利益を被る層が出てきてしまう。
もちろんこういうことを決めている大人は、子供のことを考えていなわけではない(と信じたい)。
でもあまりに「マス」に目を向けすぎているのではないでしょうか。
個人個人に焦点を当てたら、もう少し違った議論がなされるのではないか。
正直に言えば、9月入学については賛成も反対もできない難しい問題です。
9月入学にしても現状のまま4月入学でも、必ず誰かしらが不利益を被るから。
(一番利益を得られるのは大人な気がするが…今回はそこは置いておいて。)
ではどうすれば良いのか?
私が思うに、各家庭で選択できることを増やせばいいのではないでしょうか。
・入学時期
・飛び級使用
・そもそも登校させるべきかどうか…
子供の勉強の定着具合や家庭の方針に合わせて選択できるようにしてはどうでしょう。
以前の記事でも書きましたが、私は飛び級や落第は導入するべきだと考えています。
国はいろんな選択肢を用意しておいて、最適解は個人が出す。
これで良いのではないでしょうか。
このまま社会生活を再開するならば、どこかで第2波、第3波は来るという想定でいないといけません。
9月入学を決めたとしても、また数か月が失われることになったら?
その都度入学時期を決め直さないといけないのか?
これを機に、一律の教育は卒業したほうが良い。
そうしないとどんどん伸びていく子の目を摘むことになるし、
時間をかけて勉強したい子を置き去りにすることになる。
選択するのは個人。
これで良いのではないでしょうか。
全員一律にしようとするから、無理が出る。
各家庭がそれぞれの最適解を導けるように、ぜひ選択肢を増やしていただきたい。
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