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良い塾ってどんな塾?


今回は《良い塾とは何か?》ってことについて、私の考えを書き連ねていきます。



「良い塾」と一言で言っても、人によっていろんな捉え方があるかと思います。


合格まで導いてくれる塾

とか

アツい先生が指導してくれる塾

とか

安さ重視

とか…


塾選びにはいろんな判断基準があることでしょう。




でも、私の中の「良い塾」の定義は一つ。

《自立勉強を推奨する塾》です。


教えすぎず、自分で考える力を伸ばす塾。

そしてたとえ塾を辞めたとしても、自分で勉強を継続していける力が残るように指導する塾です。


近所の学習塾を見ていると、どうも「教えすぎてしまう」傾向にあります。

うちの教室、そして私自身も気を抜くとそうなってしまいがちなんですが…


でもこの教えすぎてしまうことって、長い目でみると良くないんですよ。

(これに関しては長くなってしまうので、こちらの記事で解説をしています)




目先の「合格」っていう目標を叶えるのはもちろん一番大切な仕事。

これが出来ないと塾として意味を成しませんよね。

でも大切なのってそれだけじゃないと思うんです。



塾を辞めてしまったら跡形もなくなってしまうような努力のしかたって意味がないと思うんですよね。



時間はかかっても、ある程度自分で考える時間を取る。

生徒が立てた勉強計画を優先するけども、間違った方向に向かわないようにアドバイスする。

反省と目標設定・具体的な勉強案づくりを生徒自身にさせる。


こういった訓練を日ごろからしていくことで、塾を辞めても自分で勉強を進めることができます。


遠回りになってしまうかもしれませんが、長い目でみたら圧倒的に生徒のためです。



もちろん志望校合格っていう目的だけであれば、いろんな判断材料があって良いと思います。

志望校合格のための「掛け捨て保険」と割り切るならば。


でも塾に依存して思考停止になってしまうと…

先生に直接教わったり、命令してもらわないと何もできない人になってしまう可能性すらあるんです。



勉強の仕方を学ぶことさえできれば、自分でどんどん成長していくことが可能。

この力を身につけられたら最強ですよね。



これから塾を選ぶ人は、ぜひ「自分での勉強を応援してくれる塾」っていう基準を目線も入れてみてください。

自走力は受験だけでなく今後の人生の何にでも応用できるスキルとなります。




こちらの記事も併せてどうぞ ↓

勉強するメリットとは?私が「勉強してきてよかった」と思える理由



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