見出し画像

プラゴミ問題は「働き方革命」で解決!

プラスチックごみの概要

2030年までに解決すべき課題としてプラスチックごみ問題があります。
プラスチックごみによる海洋汚染、そして生態系への影響。埋立地は飽和状態。中国がプラスチックごみの輸入を禁止したため、日本のプラスチックごみは行き場がありません。
また、石油資源にも限りがあります。

今はそういった悲惨な状況ですが、2030年までには、プラスチックの製造を最小限まで抑え、美しい海を取り戻す!それが2020年代の未来予想図です。
いえ、あるものが変わらないままでは「予想図」ではなく「理想図」になってしまうかもしれません。

国際的な動きを見てみると、アメリカやイギリスの大学や企業が高い技術力を活かして盛んに取り組んでいる印象です。
アジアの中では、インドネシアの海藻でできた食べられる包装紙、タイのビニールの代わりにバナナの皮で包む取り組みなどが個人的に面白いなぁと思います。

日本はどうでしょう。プラスチックごみ削減の取り組みはほぼ無いですよね。スターバックスやすかいらーくがプラスチックストローを廃止したことと、レジ袋の有料化くらいではないしょうか。
使い捨てプラスチックの約7割は容器包装なのですが、そこに着目した取り組みは見えてきません。

日本の意識の低さは一体…

なぜ日本はこんなにもプラスチックごみに対する意識が低いのか。
理由の1つめは、ニュースとしてあまり取り上げられていないということがあるでしょう。
(日本人にとっては、近い将来、国土がごみであふれ返り住めなくなる事よりも、他人の家庭内の問題の方が重要なのでしょうか…。)

2つめは、私たち消費者が「プラスチックなしの生活には戻れなくなってしまっているのでは?」ということです。
突然ですが

「みなさん、紙とペンを用意して、納豆の絵を描いてみてください。」

そう言われると、何割かの方は、藁に包まれた納豆の絵を描かれるのではないでしょうか??
でも今はそういう納豆が売られている光景は見られませんよね(ちなみに私の実家では、薄い木で包まれた納豆でした)。

藁で包まれた納豆、どんな印象ですか?
「なんか汚そう…。」
違いますか?
つまり、過度に清潔な生活に慣れ切ってしまった私たちにとって、最適な相棒はプラスチックなのです。

最近見なくなってしまいましたが、懐かしのお菓子「きびだんご」あれはオブラートに包まれて、紙に包まれていましたね。
あー、お菓子で思い出しましたが、キットカットの外袋だけが紙のパッケージを最近見ました。

話がそれましたが、まとめると
「プラスチックじゃなきゃ汚くて嫌!」
それが今の私たちの一般的な消費者心理なのではないでしょうか。
(そうして過剰に菌を嫌うことで腸内細菌のバランスが崩れてしまい、結果的にアレルギーなどを起こしたりすることになってしまったわけですが…)

消費者にそういった心理がある以上、企業としては逆行するわけにはいきません。

1番の理由は減らしたくても減らせない?

また、私たちがプラスチックに依存している要因は「働き方」にもあると考えます。

日本のサラリーマンの平均残業時間は24.9時間。ということになっていますが、1日1時間ちょっとしか残業していない??ホント??
その割には朝早くや深夜の電車が混んでいますが…。
「働き方改革」と叫ばれてはいますが、実質的な労務改善ではなく粉飾残業など数字をいじることに終始してしまったり、結局長時間働いているという方が多いのでは、と思います。

そこで頼りになるのがコンビニの存在。
24時間(をやめる店舗も出てきましたが)いつでも食べ物が手に入る。
調理時間は不要。その分の時間を休息などに充てることができる。

この便利さを1度知ってしまったからには抜け出せない。

お弁当を作るのって大変ですよね。今の働き方では毎日作れないですよね。
愛妻弁当があれば少し話は変わるかもしれませんが、今は7割近くの世帯が共働きと言われています。
夫婦ともに忙しければ、買ってきて家で食べる中食が増えるでしょう。


…というかこんな働き方嫌じゃないですか?!働くために食べるの?!
何のために生きているの?!

プラスチックごみ以前の問題ですね。

勤務時間の短縮化、在宅ワークなど働き方の多様化、あるいはネットビジネスにより完全に自由な時間を手に入れることができれば
家で、家族そろって、ご飯が食べられます。

コンビニ弁当、好きで食べていますか?
スーパーのお菓子、手作りよりも好きですか?

ごみ箱がプラスチックごみでいっぱいになることに痛みを感じる暇さえもなく、労働に時間を奪われるのは、「先進国」日本として恥ずかしい。

試しに、今「日本 お」と入力してみました。
出てきた順番に並べると「日本 温泉」「日本 終わり」「日本 終わってる」「日本 オワコン」「日本 オリンピック」
悲しくなりますよね。
2020年なのに!オリンピックの年なのに!
オリンピック5番目ってどういうことですか!

日本は本当に「オワコン」なのでしょうか。
私はTwitterやYouTubeを見て「日本には素敵な人がたくさんいるな~!」と感じています。
頑張っている人を見て「自分も頑張ろう!」と勇気をもらえます。

プラスチックごみ問題だけじゃない。
お金に関する考え方や働き方が変われば、今日本が抱えているありとあらゆる問題が解決する!
私はそう確信しています。

これが私の初めてのnoteです。長文駄文にお付き合いいただき、最後までお読みいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?