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ワーママが、妊娠32週で前期破水になったお話【産まれました】

妊娠32週の前期破水から約5週間弱の入院生活を経て、無事、正期産37週0日で帝王切開術による出産が叶いました。

1.入院生活を振り返る

病院、家族、ベビーの多大な力のおかげで、妊娠32週からなんとか正期産である37週0日まで、お腹で命を育てることができました。

もしかすると、今日陣痛が来てしまうかも。心拍が落ちてしまって、緊急帝王切開になるかも。 

ネット上で切迫早産は仲間がたくさん見つかったのに、今回のパターンはヒットしない。仮にヒットしても、そのまま早産ケースばかり。どうしようどうしよう。

毎日毎日出てくる不安な気持ちを、ノートに書きなぐったりnoteに吐き出したり。逆に現実逃避のためにと、キャリアプランを練ったり小説を読みふけったりするような無我夢中の日々でした。

2.女に産まれたくなかった

突然ですが、私は昔から、女に産まれて損だ、という気持ちがありました。

特にメイクやファッションにこだわりがある方ではない。
見た目も中の中。(と言わせてほしい)
できるだけ笑顔や愛嬌を作ったところでこれも年齢で頭打ちが来る。

キャリアを追求したくても、女性はライフプランとキャリアプランが物理的に噛み合わないことが多すぎる。

これ、女に産まれた意味ある?女になんか産まれたくなかった。

3.命を育む

今私の前には、ベビーベッドの上で「かーっかーっ」と気張っている?新生児が寝転がっています。

私にとって、妊娠・出産の場面だけは、心の底から女性の身体を授けてもらえたことに感謝する時間です。

妊娠がわかった時から、薬が制限されること。
アルコールやカフェイン、生魚を我慢すること。
つわりがくること。
胎動を感じること。
出産すること。
産後の身体の回復と一緒に赤ちゃんと時間を過ごすこと。
母乳をあげることにお互いに悪戦苦闘すること。

男性の身体ではなし得ない貴重な経験を、第一子と同じく私は今積ませてもらっています。

そしてこの日常は、私が死ぬ直前、鮮明に思い出すような宝物のような日々なんだと、じんわりかみしめています。

4.神様からの預かりもの

どこかで聞いたお話。

こどもは、神様からの預かりものだという話。

お腹に迎え入れてから、社会にでていくまで、私たちは神様から子どもを預かっているだけ。
自立して、巣立って行くまで大きく成長させて、羽ばたいていけるお手伝いをしているだけ。

妊娠も出産も育児も、ただそれだけのこと。

今日も明日も、そんなことを考えながら悪戦苦闘を続ける日々が始まりました。

おしまい🍎

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