変な夢

久々に長い変な夢を見た。

それを書いておこうと思う。
私の仕事での友だち、えい子ちゃんが、京都に嫁いで、久々に帰ってきた。
東京巡りをしたり、一か月ぐらいいたのでお茶したり、送りに行ったりして、彼女はご主人の待つ京都へ帰った。

帰る前に、あるお店でご飯を食べていたら、
こないだ、東京巡りした時に、お蕎麦屋さんがあったでしょ？という。
角に赤いお店で、蕎麦職人が、ガラス越しに蕎麦を切っている店がある。
2人では入らなかったけど、そのあとに、えい子ちゃんは一人で行ってみたそうだ。
「へー。蕎麦屋に一人ってすごいね」といったら、
あの、蕎麦職人さんがイケメンで、忘れられなかった、という。
私は、あまり人の顔を覚えられないので、職人の格好をしている男の人、ぐらいにしか覚えてなかった。
「おいしかった？あたしは、お蕎麦が大好きだから、そのへんの蕎麦屋にはいれないんだ、おいしくないと、がっかりするから」と蕎麦の話をしようとしたら、えい子ちゃんは、
「あの人とね、不倫しちゃった」と言った。
えい子ちゃんは独身の時から、かなり色っぽく、男性からモテるタイプ。
えええ、あのガラス張りの中からどうやって仲良くなったの？と思ったけれど、「ほんと？1回だけ？」と聞いたら、「うん、とくに好きじゃないし」と言った。

すごいなぁ、と思ったが私はよくそこの道を通るので（夢の中でね、浅草かなんか）蕎麦職人を見ては、まあまあ、30歳ぐらいかな？
お客さんを誘うなんて、そうとうえい子ちゃんを好きになったんだな、と
思っていた。イケメンと言うより、濃い顔の男っぽい人だった。
私はつるつる塩顔が好きなので、いつも何気に見て通っていた。

ある日、母と姉がうちに遊びに来た。この2人はいつもセットである。
共依存の関係で、姉が結婚しても、常に一緒に行動する2人。
私はいつも母を姉に取られて、さみしい思いをしていた。
母と姉が来ると、外で食事をして、夫のために母がお料理をしてくれる、というのが常だ。母は、料理の達人で、美味しいものが食べられるので
大歓迎なのだ、姉は嫌いだ。来なくていいのに。と夢の中でも嫌いだった。

姉が、ソファーで昼寝を始めた。
母は、凝った料理を作って煮込んでいる間、私の所へ来て、
「あそこの蕎麦屋、行ったことある？」と聞いてきたから、
「ううん、お蕎麦はまずいと嫌だから、お蕎麦はお取り寄せにしてて、外では食べないよ、それにあそこはそばが入ってないから白いじゃん、食べないね」と江戸っ子はそばにうるさいのでそういった。
そしたら母が、小さい声で
「私、あの蕎麦職人さんと、4月3日（いつのかは知らない）に温泉に行ったの」と言った。
「温泉？えええ？」
なにそれ、関係をもったってことよね？と思った。
私はびっくりした。えい子ちゃんは私と同い年、母は、24歳上なのだ。

驚いた。げっ、なにあいつ。どういうこと？
客と不倫しまくっているのか？と。
確かに母のタイプかもしれないが、息子ぐらいの年の差でしょう。
母は女優と間違われるぐらい美人だ。若くも見えるが、いくらなんでも・・。なにあいつ。

姉には言うな、ってことで、話は終わったが、
母の年でも、恋愛するのか？と思った。
私は、あまり人を好きにならない。夫ぐらいだ。
そんなに性欲もない。
「へーーーーーーーー、」と言って、ぼーっとしてしまった。
「また会うの？」って聞いたら、「ううん、まさか」と母は言った。

あの男、許容範囲広いな、母もよくもまあ、行ったもんだ、
なんだか、結婚って、好きな人としないと、こういう風になるのかもしれない、と思っていたところで目が覚めた。

変な夢。
えい子ちゃんも母も、もう20年以上会っていない。のに出てきた。

この間会った友達が、職場でW不倫をしていた、9年間。
と言う話を聞いた後だったからか。酔いつぶれて泣いていた、
酒が飲めない私は、「わかるわかる」とわからないけれど
繰り返す話を聞いていた。本気で夫以外を好きになるのか？と。

みんな、フッカルで元気だな、と思った。
で、ちゃんと恋愛しているのだ。

私にとって、恋愛はそこまで重要じゃない。面倒くさいからだ。
寝てた方が良い。外食も好きじゃない。話しながらうまく食べることができないから、いつ食べるのか混乱してしまうからだ。
相手は全部食べている、で私はいつも、殆ど食べられないまま「もういいです」と言う羽目になる。

だからいつも夫と出かける。一人では、cafeにしか入れないから。

なんだか、全部夢だけど、久しぶりにえい子ちゃんを思い出した。
どうしているのかな、京都にいるのかな？と。
好きじゃない人と結婚したから、離婚してるかも？とか。
住所がわからなくなったので、連絡も取っていない。

浮気は男も女もするんだ、ってこと。
でも、浮気は浮気、本気じゃないでしょ。

浮気されても離婚するのはおおげさだ。と思う。
浮気相手と結婚する率が低いでしょ、結婚相手ではないってこと。
なんで嫉妬するのか、同じ土俵じゃないのにねぇ。わからない。

カラオケに行きたくなった。
あ～あ。なんで蕎麦屋だったのか。
そしてそんな蕎麦屋も、出てきた私のマンションも全部架空だ。
いつも知らない家でとてつもなく広いところに住んでいる。
夢に出てくるいつもの家だ。

不思議だ。夢って。