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日記:「EVERLASTING」の感想(デレマス10周年)

デレマス10周年曲である「EVERLASTING」を聴いた感想を書こうと思います。

アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)は、Mobageで配信されているゲームアプリですが、今日11月28日に10周年を迎えました。

私は昨年の「たべるんごのうた」のブームで「デレマス」に関心を持ったので、長年関心を持ちコンテンツを支え続けたファンではありません。
ただ、アイドルマスター(アイマス)自体は、765AS(ナムコプロオールスターズ)の11人(追加の「貴音」と「響」を合わせて13人)を知っていました。
そのため、「デレマス」というコンテンツがあること自体は以前から知っていました。

「デレマス」は、ニートアイドル(働いたら負け)の「双葉杏」で初めて存在を知ったと記憶しています。765ASを「正統」とすると、「デレマス」のアイドルは「異端」という印象でした。
テレビアニメで「本田未央」をはじめとした「デレマス」の主要人物を知りました(1話の作画や構成が素晴らしかったので視聴していましたが、美少女アニメ自体を苦手としていることもあり、5~6話あたりで視聴を辞めたと記憶しています。コミカルな要素が少ないと基本的には視聴しません)。
課金ソシャゲであり、過去のコンプガチャ騒動等の悪い評判を知っていたため、あまり思い入れのないコンテンツでした。私は「デレマス」を「アイマス」と見なしていませんでした。

ニコニコ動画でのアイマスカテゴリーの再生数の低さを眺めていて、いよいよ「アイマス」もオワコンかなと思っていました(そもそもアイマス2をめぐる騒動を通じて「アイマス」公式への不信感が私にはあったので、よく続いたなと思っていました)。
その中で「たべるんごのうたブーム」を受けて「辻野あかり」に出会い、私が持っていた「アイマス」の世界観が変わりました。「デレマス」等のブランドが歩んできた歴史を調べて、アニメも見直しました。
今では私が一番関心を持っているコンテンツになっています。

そういう意味で、私にとって「EVERLASTING」のCD 表紙を飾った見出し画像の3人のアイドルは感慨深いです(未央の両隣にいるアーニャも可愛いし、夏樹もカッコいいです)。

「EVERLASTING」のフルを聴いていると3分46秒あたりから「間奏」が流れますが、「おねシン」から「ガルフロ」まで、「デレマス」を代表する10曲の楽曲のメドレーになっています。「Star!!」や「Goin'!!!」といったアニメの曲もあるのが、すぐに分かりました。
「間奏」を聴くだけで「10年の歩み」を感じます。

私にとって「辻野あかり」は感慨深い存在ですが、まだ登場して3年しかたっていないため、なぜ10周年曲のメンバーに入っているのか不思議でした。
ただ、2番の歌詞を聴いて分かった気がします。
私は最初に聴いた時に最後のフレーズは『未来を目指して進め!』だと思っていましたが、歌詞は『未来を照らして進め!』でした。
2番の歌詞に、なぜ『照らす』なのか、その意味が書いてあります。『照らす』ので「あかり」が起用されたのだと思います(2番の歌い出しに「あかり」が抜擢されています)。
『この「デレマス」というコンテンツの未来は暗いものではなく明るい。なぜならアイドルとプロデューサーはお互いの「感謝」によって光かがやくから。』という強い想いが歌詞に込められていると思いました。

「辻野あかり」は決して歌ウマではありません。前の未央ver、後の杏verと聴き比べれば分かります。
あかりverをずっと聴いていて思ったのですが、本来は「高音」で歌うべきところを、「強音」で歌っています。音域の高低の乏しさが、歌ヘタに聴こえる原因かなと思います。
この歌い方は「人力ボカロ」リスペクト要素だと、私は勝手に解釈しています。いつか上手に歌えるようになればいいなと思います(メカPさんの「人力ボカロ」レベルになってくれたらいいなと思います)。
今の歌い方も独特のクセがあって、元気で明るい感じなので、私は好きです。

昨日の千葉公演1stで、「辻野あかり」のソロ曲を実装(発売)予定であることが発表されました。
「辻野あかり」で一番有名な曲はおそらく「たべるんごのうた」であり続けるのではないかと思いますが、「辻野あかり」というアイドルにふさわしい専用曲が実装されるのが楽しみです。

私が一番好きなゲームのヒロインは「サクラ大戦3」の「エリカ・フォンティーヌ」ですが、「エリカ」で一番有名な曲は「エリカおはようダンス(おはようボンジュール♪)」だと思います。
ただ、私は「エリカ」専用の曲である「祈り」が一番好きです。ゲーム内では「エリカ」の登場時に流れる専用BGMでしたが、歌詞の付いたキャラソンである「祈り」を初めてフルで聴いた時は感動しました。

専用曲は、ライト層に関心を持ってもらう(そのキャラに関心の薄い人を惹き付ける)曲というよりも、コア層に刺さる(そのキャラを好きになればなるほど味わい深くなる)曲と、私は勝手にイメージしています。
私のイメージからすると、公式の「辻野あかり」専用曲が超える必要があるのは、バチさんが作った流行曲「たべるんごのうた」ではなく、わんさかPさんが作ったオリジナル曲「あかりんごのうた」のほうなのかなと思います。
わんさかPさんはプロの作詞・作曲家ではありません。そのため表現力に物足りなさを感じますが、それを補って余りある「あかり」愛を感じられて、私は好きです。

千葉公演1stでは「jewelries!」の5年ぶりのCD発売も発表されました。「砂塚あきら」や「夢見りあむ」が公募によってどんなカバー曲を歌うのか、今から楽しみです。

「辻野あかり」のカバー曲だったら、大塚愛さんの「さくらんぼ」一択です。
『あたし さくらんぼ』の歌詞を『わたし あかりんご』にしてもらえるのが理想です。怒られるかもしれませんが、『しまむら的にもオールオッケー』ができたので、許可をもらえる可能性はないわけではないと思います。
ただ、「さくらんぼ」のままにして「そこはりんごじゃないのかよ」とツッコミたい気持ちもあります(「徒花ネクロマンシー」のカバーで、「佐賀じゃなくて山形だろ」とツッコミできたのが楽しかったです)。
「たべるんごのこ」は「辻野あかり」という「アイドル」だと、私は「さくらんごのうた」で認識できたので、思い出深い曲です。
「jewelries!」で個人的に印象深いカバー曲は、「小早川紗枝」の「また君に恋してる」です。この曲がメカPさんとビリー・バンバン菅原進さんとの不思議な縁に繋がると予想した人はいないと思います。
「たべるんごのうたブーム」を加速させた「偶然」にもつながり、非常に面白い展開がされました。

めぐりめぐって、ビリー・バンバン菅原進さんは、サクラ大戦の主題歌である「檄!帝国華撃団」のカバーもされました。これには作曲された田中公平先生も許可を出した際に驚いたとTwitterで言っていました。ゲキテイを二胡アレンジで歌い上げたのは素晴らしかったです。

今日の千葉公演2ndでは何を発表するのか分かりませんが、期待して待っています(VIA曲の発売時期、歴代10人曲やユニット投票1位フリスクSRの実装がまだ残っているのかなとは思います)。

私は「辻野あかり」が総選挙1位(シンデレラガール)になるまで、「デレマス」というコンテンツを追いかけ続けようと思います。まだ「夢の続き」を私は見たいです。

夢の続きが見たいなら
お前は何を差し出せる
悪魔は甘くささやいた
『屍で道を作れ』
・・・
「弓矢《紅蓮の衝動》」が翔け抜けた軌跡
「翼《自由への覚悟》」を散らして
「心臓《捧げられた花弁》」を束ねても
「レクイエム《手向けるべき真の暁》」には早すぎる
太陽はまだ沈んでいないのだから

進み続ける  波の彼方へ…


いつもどおりの駄文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし「デレマス」に興味がありましたら、リズムゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)」で「無料10連」サービスが始まっています(12月7日まで)ので、ぜひアプリをダウンロードして遊んでみてください。
190人もいるので、応援したいアイドルが必ず見つかると思います。

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