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10ヶ月目の近況報告~さまざまなWSに参加!~

こんにちは、プリンセスです🙌

もう9月!はやい!

って、毎月更新するたびに言っている(少なくとも心の中では思っている)気がする。笑

私のコントラクトは11月の頭までなので、その終了が近づいてきてるな~とすごく感じます。


Japanese Supplementary Budgetへのアプライ

これは7月下旬の話なのですが、7月は結構もりだくさんだったので、
ここで記録を残しておきたいと思います!

Japanese Supplementary Budget (JSB)は日本大使館から出ていたファンド。

WHOってお金あるんでしょ?
国連ってお金あるんでしょ?

ってよく言われるんですが、そういうわけでもなく。笑

カントリーオフィスは年始に一年分のバジェットをリージョナルオフィスから分配されるのですが、それだけでは活動の費用をカバーしきれないときもあり…。

なので、このリージョナルオフィスからのバジェットに加えて、WHOのプロジェクトに協力してくれるドナーを探す必要があります。

うちのカントリーオフィスは去年もJSBに応募したけど、落ちてしまったそうで…。

今回は私がいるので、日本とのつながりが去年に比べて強いということで、私がいることを全面にだして、コンセプトノート(CN)を書くことに。

「プリンセス、これが去年提出したドキュメント!これをもとに書いて!」

とドキュメントが送られてきたのは良いものの、
どのプロジェクトに対して書けばいいのかの指示は全くなく…笑

クラスターのリーダーにメールするも、
ワッツアップでメッセージするも、
電話するも、
全く反応なし。笑

これ👆、今だから笑えますが、

  • 〆切まで一週間強しかない

  • 自分はミーティングのため二週間オフィス(ルサカ)を離れている

  • と言うことは、このCNを書くために必要な人物とは直接会って話し合えない

  • できる限りの連絡手段を試したのに反応がない

というかなり厳しい状況。

その中で、「どういうプロジェクトに注目してCNを書くのか?

という一番大事な指示がもらえないことはかなりストレスでした…。

結局は指示がもらえたのですが、それも〆切一週間前という😂

でもまあ、
文句を言ってる暇があればキーボードをたたこう!」
と一緒にCNを作成することになったスタッフと電話で話し、なんとか形になりました。

結果はまだまだわからないけれど、WHOスタッフとしてCNを書くのはとても良い経験になったと思います。

改めて、同僚や上司の
情報収集力・状況を言語化する力・文書作成能力・やりきる力の高さに感嘆しました。

私ももっと高めるべき力があるなと改めて痛感。

もし、日本大使館がCNに反応してくれれば、次はちゃんとしたプロポーザルを書く必要があるのですが、書く能力を高めるためにもそこまで関わりたい!

CN、通ってください!!🙏🙏🙏🙏🙏

まさかのIPC会議が延長😂

7月の下旬に出席していた約二週間のIPC (Infection Prevention and Control) ガイドライン作成のミーティング。

この二週間ではまとまり切らず、結局ルサカに戻ってWHOのオフィスで参加できる人に集まってもらって、続きをすることに。笑

今までの私が出席したIPC会議に関しては以下の記事をどうぞ!↓↓

CBRIのワークショップに参加

「CBRI」はCommunity Based Response Initiativeの略で、EPR (Emergency Preparedness and Response)におけるSurveillanceピラーの中でも大切なパート。

このCBRIプロジェクトは私がWHOに加わる前からCOVID-19に対して行われていたもので、コミュニティレベルでのヘルスセンターやCommunity Based Volunteersなどをメインに、データ取集のツールを使いながら(Kobo tool)、感染者の特定、陽性者の家庭でのケアのサポート、地域への啓発活動、マスクや石鹸んどの配布等の活動を通して、surveillance体制を地域を巻き込んで強化していこう、というもの。

プロジェクトを支えるメインのピラーとしては、

  • Surveillance-Active Case Finding

  • Laboratory

  • Case management

  • Infection Prevention and Control (IPC)

  • Risk communication and community engagement (RCCE)

  • Vaccination

の6つがあり、それぞれに対してindicatorが用意されており、それをもとに収集したデータを使いながら、

  • Achievements

  • Best practices

  • Lessons learnt

  • Challenges

  • Recommendations

に対してドキュメンテーションしていく作業が今回のワークショップ。

各ピラーを担当するグループに分かれて作業する中、私もCase managementとIPCを担当するグループに加わり、データの分析とレポート執筆に携わりました。

改めて、

  • 政府自身で必要な予算を準備することが厳しい

  • このプロジェクトに関わっている地域のスタッフのやる気やスキルがあっても物がなければ(ロジスティックスが上手く機能していなければ)サービス提供ができない

  • ラボラトリー機能のさらなる充実が必要

というあたりがChallengesとして見えてくる部分だと感じました。

以下の資料も参考になれば、と思い載せてみました👇

https://www.afro.who.int/sites/default/files/2017-06/community-based-surveillance_idsr_training-manual.pdf


今月半ばから一ヶ月ほど有休消化予定!
安全な旅路でありますように✈
記事の更新はちゃんとするぞ~😇

Bonne soirée☆

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