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岡田武史さんにお話を伺いに今治里山スタジアムを訪問しました

サッカー元日本代表監督で有名な岡田武史さん。国内をはじめ、中国のプロチームの監督などを歴任し、現在は、J3のFC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツの会長を務められています。

FC今治の拠点である「今治里山スタジアム」は、社名の如く、夢を現実に、スポーツにとどまらない大きな夢が散りばめられたスタジアムとして、スポーツまちづくり界隈では、とても有名な存在です。

今回は、なんとスタジアム見学と共に岡田さん直々にお話を伺えるという夢のような機会を頂き、今治市に飛んでゆきました。

地域の集いの場であるという仕掛け

まず、はじめに行って驚いたのは、ただのサッカー場、スタジアムではないということ。
敷地内には、キャンプやイベントができる広場、カフェレストラン、障がい者の通所施設、ドッグランが併設されています。

そこはサッカーをする、見るだけの場所ではなく、あらゆる世代や垣根を超えた地域の皆さんが集える場所として機能しています。

試合がなくても来られる場所へ。客席奥にIMABARIの看板が。この空き地スペースでイベントが行われます。
郊外は敷地があるから需要がないかと思いきや、意外に犬を散歩させる場所が少ないため、ドッグランは人気なのだとか。(フェンスの囲いがドッグラン)
環境も大切に。水の循環システムを設置し、スタジアムの周囲には人口の小川でビオトープも。

距離の近さ

サッカーを観戦する場としても、ピッチと客席、ベンチと客席など距離が近くて選手を間近で見ることができるのですが、何よりも岡田さんの距離が近い!

有名なサッカー監督で、現在は会長でおられて・・・と、勝手ながら、ものすごく敷居を感じていたのですが、岡田さんは、市民やファンの方と同じ客席で一緒に食事を召し上がっていらっしゃるし、ご自分でお水を取りに行かれたし、目の前を普通に歩いているし・・・と、とっても近い距離感に驚くと共に、こうした市民や来訪者との接点や感覚があるからこそ、地域からの理解や根差した活動が実現するのだなあと実感しました。

夢スポーツでは、農業も実践していて、お米や野菜のほか、今後は葡萄の生産からワインづくりを目指すのだとか
市では、未成年や高齢者など車がない世代が街を行き来しやすいように新モビリティとの取組も。アプリや電話で呼んだら、定額制など一定金額で地域内の所定の目的地に相乗りで連れて行ってくれるシステム。域外の人も利便性が高い。

次なる夢の実現

岡田さんの次なる「夢」の実現は、人を育てる場=教育=学校ということで、地元の学校法人と連携した新たな高校「FC今治高校」をこの4月に今治市内で開校をされること。

果たしてどんな学校ができるのか、岡田さんによる人材育成のメソッドとは・・・それは、是非ご本人にお話を伺って頂きたいところ。

ということで、宣伝になりますが・・・2月6日に岡田武史さんにご講演頂く「地域スポーツコミッションシンポジウム2024」がスポーツ庁主催で開催されます!

▼詳細はこちら(スポーツ庁サイト)▼

リアル参加は残り僅かだそうですが、オンラインは、現在受付中なので、この機会に、是非生で岡田さんのお話に触れていただければ幸いです。

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