見出し画像

#この仕事を目指すまでの私【人と犬の笑顔に惹かれて】管理部広報G 礒貝歩美 編

はじめまして!
管理部広報グループの礒貝歩美です。

私は広報グループとしてPR犬(広報担当犬)と一緒に「日本介助犬協会の取り組みや犬の素晴らしさ」を多くの方に伝える仕事をしています。

「はたらく犬」という存在を知ったのは小学5年生の時でした。
テレビのドキュメンタリー番組で見た“盲導犬特集”で、人も犬もキラキラした笑顔で訓練に取り組んでいる様子に「世の中にはこんなに楽しそうな仕事があるんだ!」と衝撃を受けたことを今でも覚えています。

小さな頃から動物が好きで、将来の夢を聞かれると「動物のお医者さん」やら「動物園の飼育員」と答えていました。「盲導犬訓練士」という職業を知った後は、もうそれしか見えなくなりました。そこからはひたすらに「補助犬ってなに?」「訓練士になるにはどうすれば?」を調べました。図書館や本屋さんで関連しそうな本を見つけては読み進める中で、訓練士の仕事は犬を通して障がいのある方をサポートすること、ということを知りました。『サポートする』の意味を小学生の私はまだ深く理解できていませんでしたが「動物にも関われて人の役にも立てる仕事」と、訓練士への憧れは強くなるばかりでした。小学校の卒業文集にはしっかり「将来の夢は盲導犬訓練士」と書かれています。

「はたらく犬の訓練士になるためには福祉の勉強も必要」と、高校は普通科ながら福祉の勉強ができる学校を選びました。休みの日には動物関連の大学や専門学校を調べたりオープンキャンパスに参加したり。高校に入っても一貫して将来の夢は変わりませんでした。

「介助犬」という存在を詳しく知ったのは専門学校在学中です。
犬についての勉強も必要と、専門学校は犬の専門知識が学べる場所を選んでいました。
入学後も「補助犬の訓練士になりたい」と言い続け、ある日、担当の先生から日本介助犬協会の研修生へ犬のトレーニング指導をしている先生を紹介いただきました。そこで初めて、愛知県に日本で唯一の介助犬総合訓練センターがあり、そこで研修生を募集しているということを知りました。
(※現在は一時停止中ですが、日本介助犬協会には“研修生制度”というものがあります。詳しくはこちら入学と春|社会福祉法人 日本介助犬協会|note

そうと分かれば実際に施設を見てみたくなり、迷うことなくインターンシップを希望しました。でも、場所は愛知。京都から毎日通うことはできないため、同時期にインターンシップを希望した学生数人でマンスリーマンションを借り、その部屋から毎日シンシアの丘まで通いました。

10年ちょっと前の記憶なので毎日何をしていたかは細かく思い出せないのですが…、インターンシップの短い期間でも介助犬が障がいを持たれる方にとってどれほど大きな存在であるかを感じる日々でした。そして、何よりも職員の皆さんや犬達、シンシアの丘に来られる方も含めて、皆さんが笑顔になる場所であることにも惹かれ「私もここで働きたい!」と強く思いました。

その後は研修生に応募して、封筒を勝手に開けた母からの電話で合格を知り、日本介助犬協会の研修生として夢への一歩を踏み出しました

シンシアの丘の研修生となるまで、色々な縁に恵まれました。
今でも、人と人との繋がりは本当に不思議なものだと思っています。

これからも広報Gとして、介助犬と生活されている方の素敵な話や犬の素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただけるよう、皆さんと一緒に笑える事を励みに明るく楽しく頑張りますので、よろしくお願いします!

★広報の仕事紹介で磯貝も登場!ぜひご覧ください。


介助犬1組の育成には240万円~300万円ほど費用がかかります。 みなさまのご支援をよろしくお願いします!