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土木学会デザイン賞

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土木学会デザイン賞は、2001年に創設された公益社団法人土木学会景観デザイン委員会が主催する顕彰制度です。このマガジンでは受賞作品の紹介や訪問記などを集めていきます。http:/…
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#土木工学科

2023年度 土木学会デザイン賞

2023年度 土木学会デザイン賞

土木学会デザイン賞は、公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度です。2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」といいます。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。

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土木デザイン賞巡り2 竜閑さくら橋

土木デザイン賞巡り2 竜閑さくら橋

竜閑さくら橋は、2019年、土木デザイン賞 奨励賞を受賞。東京都千代田区大手町2丁目~中央区日本橋本石町4丁目、2018年3月23日に開通した。

周りの構造物に比べて新しく、白々しさが印象的であった。

大手町プレイスの再開発事業の一環で、日本橋川に架けられた大きな歩行者専用橋。

今まで、大手町ー神田間は日本橋川で分断されていたため、川を渡るのに数十〜数百m離れた一般道まで大きく迂回する必要が

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土木デザイン賞巡り1 東京駅八重洲口開発 グランルーフ・東京駅八重洲口駅前広場

土木デザイン賞巡り1 東京駅八重洲口開発 グランルーフ・東京駅八重洲口駅前広場

土木デザイン賞2017年優秀賞を受賞した、東京駅八重洲口開発 グランルーフ・東京駅八重洲口駅前広場へ行ってきた。

2013年9月にグランルーフが完成、2014年9月に駅前広場の整備が終了した。

【反対側の丸の内広場は歴史を象徴している。これに対し、八重洲口駅前広場は、未来性を象徴している】としている。

壁面緑化や植木など自然が多く、「光りの帆」としているグランルーフにより、包み込むような、奥

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公益社団法人 土木学会主催「土木学会デザイン賞20周年記念 Talk sessions「土木発・デザイン実践の現場から」 第8回「土木デザインのすすめ 国土と風土の未来のためにいま必要なこと」」へ参加

公益社団法人 土木学会主催「土木学会デザイン賞20周年記念 Talk sessions「土木発・デザイン実践の現場から」 第8回「土木デザインのすすめ 国土と風土の未来のためにいま必要なこと」」へ参加

2021年2月15日17:00~19:00、ZOOMで行われた、土木学会が主催の「土木学会デザイン賞20周年記念 Talk sessions「土木発・デザイン実践の現場から」 第8回「土木デザインのすすめ 国土と風土の未来のためにいま必要なこと」」へ参加した。第8回とあるが、私自身はこのTalk sessionに今回初めて参加した。

これまでの内容は下記の通り。

01,「都市のインフラのデザイ

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