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先週のマーケット振り返り(20/6/22~20/6/26)

来週(6/28-7/3)の見通しはこちら


<株式市場>
欧米株を中心に下落

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米株は週間で▲3%程度の下落
週初こそ政策期待や経済指標の改善などから株価は堅調な値動きとなったが、週後半以降は新型コロナウイルスの国内感染が加速が懸念され下落した
先週末(6/19)の引け方が悪く、先週明け(6/15)の大幅株価下落の再現が懸念された月曜日(6/22)だったか、東京時間寄り付きこそ弱い展開となったものの、その後はしっかりの展開となり過度な不安が後退。米国市場でも堅調な値動きとなった。翌日東京時間にはナバロの米中合意終了ヘッドラインにより一時的に急落するも、すぐに米中双方からの否定で盛り返し、ロンドン時間には欧州PMIの好結果でリスクセンチメントが大幅改善。米国のテキサス、フロリダ、カリフォルニアなど一部州でのコロナ感染拡大ヘッドラインは無視し、終日強い展開。しかし、翌日水曜日は米国時間にコロナ感染拡大報道が伝わると月・火と無視してきた材料に対し市場が反応しリスクオフ、米株は大幅下落。木曜日は押し目買いが入り再び米一部州でのコロナ感染拡大報道を無視する形で大幅上昇。金曜日は改めてコロナ感染拡大ヘッドラインを受けて木曜以上に下落。結局は経済指標の改善→景気回復期待 VS コロナ感染拡大懸念の綱引きの週となった

<債券市場>
全体的に金利低下で超長期が強含むブルフラット

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米金利は週を通して米株を見ながらの動きとなったが、米株が上昇した際も米金利は比較的底堅い動きを見せたこともあり、金曜日の米株大幅下落のタイミングで、米10年金利は抵抗ラインとなっていた0.65%を下抜け。超長期金利は一段と強含む

無題

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<為替市場>
まちまちの動きも、多くの通貨に対して円安が進む

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為替市場はまちまちな動きとなった。逃避通貨買いでスイスフランが買われた一方、円は多くの通貨に対して下落、ドルは横ばいとなった。EM通貨では24日に大規模地震のあったメキシコペソが大幅下落する一方で、南アランドなどは比較的堅調な値動き

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