見出し画像

レンタルしないともったいない

こんにちは。はじめまして。JPR広報部の有賀(あるが)です。
今回は、先々週出展していた「国際物流総合展2022 Logis-Tech Tokyo 2022」で掲げていたテーマ「人にも環境にも優しい持続可能な物流を。」について。

その前にまずは、ご来場いただいた皆さま、そして出展にご尽力いただいた皆さま本当にありがとうございました。
久々に大きくブースを構えたリアル展示会であり、出展に際して社内・社外を問わず関係各所にご支援を賜りました。Withコロナ時代となり予測できないことも多々ありましたが、ご来場者様にもリアル展示会ならではの良さを少しでも体感していただけたら嬉しいなぁと思います。
 

レンタルだからエコノミーでエコロジー

本展示会では、JPRは「人にも環境にも優しい持続可能な物流を。」推進するJPRのサービスをPRしましたが、今年から宣伝を開始したわけではなく意外と昔から宣伝してたんです。(細々と)
 
広告データを掘り返してみたところ、確認できる一番古い広告がこちら。
1991年ごろに物流業界紙を中心に掲載されていたようです。
データが小さすぎて細かい文字は判別しづらいですが、どうやらレンタルが効率的でかつエコだと謳っている模様です。


そして、京都議定書が発効された1997年ごろに制作された電車のつり革広告。
このころはJPRのレンタルパレットは木製onlyでしたので、木材資源の無駄使いを抑制しようと呼びかけています。

CO2排出量削減効果を試算してみた

JPRは2000年にプラスチック製レンタルパレットの供給を開始しました。
そして、JPRのレンタルパレットサービス(パレットのレンタルと利用後のパレットを共同で回収するシステムの組み合わせ)で貢献できるCO2排出量の削減効果を初めて試算したのは2008年。

再試算した2018年の数値とも大きな差はありません。
このような大幅なCO2削減効果が生まれる理由は2つ。
一つ目は、共同回収システムで効率的なトラック運用が可能であること。
これは、複数のお客様が利用した後のパレットを、「まとめて」トラック満載になる単位で回収するしくみが、トラックの積載効率をあげているから。

2つ目が、補修や整備を行うことでパレットの耐用年数が長期化するから。
パレットに限らず、使い捨てはやっぱりもったいないですよね。

・ここでおさらい。レンタルパレットサービスのCO2削減効果

長く使うコツ

JPRのレンタルパレットは繰り返し使うための強度があります。
とはいえ、汚れてしまったり、経年劣化や割れ欠けもおこります。
だから捨てない努力も続けています。
↓2015年制作の広告


先週の記事では、JPRの子会社・秋田エコプラッシュ社(AEP)がリサイクル材で制作したハーブポットをご紹介しましたが、実は、補修しきれなくなったパレットをパレットそのものへ再生させる取り組みにも着手しています。
再生材の利用は、強度や衛生面、コスト面でも超えるべきハードルがあるのは事実ですが、もったいないと言われないようになりたいものです。

今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

JPRの子会社:秋田エコプラッシュ株式会社


この記事が参加している募集