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会社員しながら会社経営します。



こんにちは!

突然でありますがタイトルに書いている通り、会社員兼社長になりました。会社経営は教育事業です。がっつりした経営は4月からで現在は引継ぎ&準備期間です。

個人でM&Aしたり会社員しながら会社経営のことを書いている記事はほぼないので、独自性を取れる記事になりそうなので色々と生々しいことを書いていこうと思います。

この記事は以下のような人にオススメです。

・個人でM&Aをしたい人
・会社員しながら経営したい人
・現在会社員で起業を考えている人


なぜ会社経営?

「マーケティングを極めたいから。」

え?マーケティングと経営ってどうつながるの?とよく聞かれます。

マーケティングと言う言葉は人によって定義が異なると思いますが、私は「マーケティングはブランドという小さい会社の経営」だと思っています。

これはマーケティングのいろはを教えてくれた師匠からの言葉なんですが、これまで自身が長年携わってきた消費財メーカーでのマーケティング業務はブランドのPL管理をはじめ、4P(Product,Price,Place,Promotion)、リサーチ、ブランディングなどブランドに関わる全ての業務やることが常でした。

「マーケターは何でも屋。売上・利益を上げるための活動全ての責任者」と叩きこまれて生きてきました。

私は「この売上・利益を上げるための活動全て責任者としてやる」ということが好きでいまだにマーケティングの沼にはまっています。

死ぬまで現役のマーケターでいたい。

死ぬまで現役でマーケターをするならマーケティングを極めなきゃいけない。極めるならブランド単位ではなく、会社単位で経営しなければいけない。

そんなわけで会社経営をする決心をしました。


いつから会社経営するって決めていた?

「33才。」

正確に言うと30才前後でどこかでできればなとふんわり思い33才の時に会社経営をすることを心に決めました。

その時は「40才までに会社経営をした状態」と決めていましたが、周りにその話をすると「なぜ40才なの?」と言われましたがここには理由はなく何となく40才と線引きしていました。

「なぜ40才なの?」を言われ続けよくよく考えてみると、挑戦を先延ばしにしているだけなのではないかと言うことに気づき、タイミングが来たらそこで会社経営の舵を切ろうと決心しました。

で去年そのタイミングが来ました。

ちなみに33才の時に強く決心したのは、33才になるまでの3年間でに大きいブランドを任せてもらうと同時に新しいブランドを立ち上げ、そんな中で成功と失敗を凝縮した濃密すぎる時を経験させてもらってこれ以上の濃密すぎる時はもう来ないんじゃないかと不安になったからです。


なぜM&A?

「自分の特性上0から1の起業と比べて失敗確率が低いから。」

かなり迷った部分ではありましたがこの決め手は自分のマーケティング経験でした。

これまでを振り返ると、新規のブランドをつくってぶち上げたというよりも既存のブランドを定量・定性分析から成長させていった経験の方が多いことに気づきました。

新ブランドを立ち上げるような0から1を作る方が人気がありましたが、私は新ブランドを立ち上げることも楽しかったですが、既にあるブランドを分析して成長の突破口を見つけてゴリゴリする方が好きなタイプでした。

と言うわけで手段は既にある会社・事業を買収するしかなくM&Aと言う道を選びました。

幸い自分の知り合いの人の中に0から1の起業家や個人M&Aした人両方いて、2つの側面から多くの話を聞けたことでも、自分にはM&Aの方が向いているなと思えた理由です。(お話を聞かせてくれた方々には感謝しかない)

ただ個人M&Aは想像の一万倍以上大変でした。

50件申し込んでそのうちの1件が成約、あとはほぼ断られたりなどなど。その話もこれから書いていきますのでお楽しみに。

なぜ教育事業?

「売上市場規模が下がっていない&中小零細でも生きていける突破口がありそうだから。」

なぜ教育?教員免許あるの?とか聞かれますが教員免許もなければ、大学は工学部の化学バリバリマンでした。

市場規模の話をすると2022年の教育産業全体の市場規模は2兆8499億円、2023年は2兆8632億円と横ばい(矢野経済研究所調べ)

子どもの数は減っていたり、コロナの影響で市場規模が減っていると思いきた横ばいの市場。教育市場規模は、教育を受ける人の数 x 教育サービス単価とすると、人の数は減っているので教育サービス単価が上がっていることが分かります。

マーケティングの師匠が「勝ち馬に乗れ」ということを常々言っていて自分のマーケティング業務でもここを大事にしていました。縮小市場ではない所で戦うと失敗確率が必然と増える。戦うときにはどこで戦うかが大切であるという意味だと自分は理解して、教育市場は戦う市場としては良さそうだと感じました。

とは言え現場を知る必要があると思い教育市場で働いている人へのインタビュー、競合視察を行うことにしました。

そこで分かったのは教育市場は古い慣習が多い一方で、法的な規制ガチガチな業界ではなさそうであることを感じ、中小零細でも生きていける道が何個か仮説で思いついたことが教育事業で戦う決め手になりました。(その仮説があっているかどうかはこれから)


会社員しながら会社経営って許可されるの?

「YES」

当初は会社の制度的に副業まではOKでしたが法人設立は不可でした。ただ今回の挑戦を人事・役員に説明しに行った結果許可をいただくことができました。

会社には本当に感謝しかありません。頭が上がりません。。

ただ今回許可を得るときに分かったのは私の挑戦は会社にとってリスクも大きく含まれること。

例えば私が何か問題を起こしたときに最悪会社の価値を毀損することになるなど。

その話を聞いて迷惑をかけないことは当たり前、もっと会社に貢献しなければならないという気持ちになりました。


成功するまでやめない。

自分の覚悟です。

サイバーエージェントの藤田晋さんとプロ雀士桜井さんの著書「運を支配する」に『経営もマージャンも洗面器に顔を突っ込んで、最初に顔をあげたやつが負ける』とあります。

この言葉がとても好きで、事業をする際には絶対最初に洗面器から顔を上げないということを覚悟として持とうと思います。


とは言え覚悟だけでは生きてはいけない世界なので、地に足をつけながら一歩一歩進む所存。


色々お話しさせてください(切実)

ここまで色々と書きましたが、会社経営も教育事業もまだまだ勉強する身であることを痛感する毎日です。

M&Aの前後で色々な人に声をかけてお食事させてもらってアドバイスをもらったり本当に感謝してます。

つながりがある/ない問わず、これからも色々な方々とお話をさせてもらいたいなと思います。その中でどこかで仕事を一緒にできたら最高だろうなと思ってます。

「M&Aしたで」「教育事業やってるで」など何か共通点見つけた際には自分から声をかけてさせてもらいますが、みなさんからも声をかけてもらえるとと泣いて喜びます!


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