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仮想通貨で億り人への道 AIで自動売買【連載】第4回 「デモトレードが出来ないので実際にトレードしてみる」

前回は、「口座開設」でした。

連載第4回は、「デモトレードが出来ないので実際にトレードしてみる」です。

連載記事は以下の内容を予定しております。

1. 仮想通貨(暗号資産)には何がある?  ・・・・・・・第1回
2. 暗号資産交換業者の選定  ・・・・・・・・・・・・・第2回
3. 口座開設  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第3回
4. デモトレードが出来ないので実際にトレードしてみる ・・今回
5. 自動売買するために必要なAPIの概要とAPIキーの取得
6. Pythonで自動売買プログラムを作成する
7. ストラテジーのバックテスト
8. 自動売買プログラムにAI(機械学習)を導入する
9. VPSサーバーで自動売買プログラムを運用する

第4回 デモトレードが出来ないので実際にトレードしてみる

4.1 現在デモトレードはできない
過去にFXでデモトレードをやっていたので、ビットコインでも当然できるだろうと思っていました。しかし調べてみると、現在では仮想通貨のデモトレードはできないようです。以前BITPointではMT4が利用でき、デモトレードが可能だったようですが、現在はサービスを終了しています。


4.2 実際にトレードしてみる

(1) 販売所を使うか、取引所を使うか?
販売所はスプレッド(買値と売値の価格差)が広く買値が高くなるため、取引所でトレードしたほうが良いでしょう。

取引所と販売所における、ビットコインの価格(ほぼ同時刻)を見てみます。

取引所では、1BTC=3,445,000円程度で売買されています。

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② そのとき、販売所で購入できる価格が1BTC=3,551,180円でした。販売所の方が10万円割高です。

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③ そして、販売所で売却できる価格が1BTC=3,343,138円でした。販売所でのスプレッド(買値と売値の価格差)が20万円もあります。これだけ価格差があると利益を出すのは難しいでしょう。

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(2) 取引所でのトレード
bitFlyerでは、プロ向け取引所のbitFlyer Lightningがありますが、先ずは、操作が簡単な通常の取引所でトレードしてみましょう。

①bitFlyer取引所の画面

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②買い注文
bitFlyerでは、0.001BTC(1BTC=300万円のときは3000円)から購入できます。数量と価格を入力し、「コインを買う」ボタンをクリックします。

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③注文実行
購入に必要な金額が表示されるので分かりやすいです。

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④注文履歴
注文が完了すると注文履歴にオーダーが表示されます。売買が成立したオーダーはステータスが「完了」になります。

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④売り注文
売り注文は「コインを売る」ボタンをクリックし、注文実行します。

通常の取引所では、注文方法は「指値」のみです。「成行」注文はできません。


(3) bitFlyer Lightningでのトレード
bitFlyer Lightningは、暗号資産(仮想通貨)・FX・先物取引に対応したプロ向け取引所です。FXでは最大4倍のレバレッジ取引が可能です。

通常の取引所では注文方法は「指値」の1つしかありませんでしたが、bitFlyer Lightningでは様々な注文方法に対応しています

①bitFlyer Lightningの画面

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②指値注文

②bitFlyer Lightning指値


③成行注文

③bitFlyer Lightning 成り行き注文


④シンプル注文

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⑤IFD注文

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⑥OCO注文

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⑦IFD-OCO注文

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(4) スマホでのトレード
①取引所

スマホ取引所


②bitFlyer Lightning

スマホlightning


4.3 空売り・レバレッジ取引は可能か?
bitFlyer Lightning FX
にて、日本円・ビットコインを証拠金とした証拠金取引が可能ですが、現在、新規ユーザーは利用できないようです。

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4.4 TradingViewを活用する
ビットコインの売買タイミングを決めるのに、TradingViewの活用をお勧めします。

TradingViewはブラウザ上で利用できるツールで、株式、FX、仮想通貨の各種分析が行えます。

(1) チャート表示
① インジケーター
フル機能チャートでチャートを表示させ、ボリンジャーバンドを表示させてみます。

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② ストラテジー
チャートにMACDストラテジーを表示させてみます。

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(2) アラート機能
①アラート作成
アラートの設定をします。

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②ポップアップ表示
アラート条件に合致したら、チャート画面にポップアップ画面が表示されます。また、スマホにTradingViewアプリをインストールしていれば、スマホの方にも通知されます。

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③Eメールでの通知
アラート条件に合致したら、Eメールでも通知されます。

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まとめ
執筆時、1BTC=400万円を越えようとしています。数日で250万円から400万円に値を上げていますので、暴落する危険性が高いです。
下がったら買い、こまめに利確するのが良いでしょう。

私がお勧めするトレードスタイルは、「TradingViewでチャートを見ながらスマホで売買する」です。


回を重ねるにつれて内容が濃いものになっています。
次回は、「自動売買するために必要なAPIの概要とAPIキーの取得」を予定しております。


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