「ひきこもり」の問題6 支援機関の調査と管理。

前々回の記事
『「ひきこもり」の問題4 支援機間での状況』
https://note.com/masaki_iguchi/n/na89be949f2e5

でも書きましたが、

支援機間の部屋の隅っこで年上の男性相談員2人に囲まれて、
詰問のような形で、
「で、どうしたい?」
と、目玉をギロっとさせて問う、その問答の中で当時の僕は自分の言いたいことを言うのは難しいだろうと判断し、
「この状況は伝えたい」と思ったのが、
「ひきこもり」の問題に関心を持ったキッカケでした。

では、
その当時、
どんな行動をすれば、
最も然るべき行動だと言えたのか?

そもそも、
支援機間での状況を問う、
ということが公式的にも、
一般的にも、
行われていない。

そのような中で、
僕ができたのは、
支援機関に支援事業を委託している厚生労働省の担当部署の責任者と数時間粘って自分が伝えたいことを伝えようとして、
結局上手く丸め込まれようとされ、
もちろん丸め込まれはしなかったが、
論理的に上手く丸めこもうとする厚生労働省の職員との話に疲れてしまい、
ある程度話した時点で諦めてしまいました。

当時の僕は様々な就労支援機関を巡り、
その果てに辿り着いた上記の支援機間の部屋の隅っこで年上の男性相談員2人に囲まれて、
問い詰められるような形で質問を繰り返される状況を経験し、
疲れていました。

そのため、
厚生労働省の若者支援機関担当の方とのやり取りは基本的に母や弟に任せていました。

そして、
母と弟も、
特に弟は、
厚生労働省の担当職員とのやり取りに、
かなり参っていました。

厚生労働省の担当職員とのやり取りと前後、
あるいは並行して、
不適切な対応を受けた支援機間などを統括しているセンター(以下、中央センター)ともやり取りをしていました。

支援機間で不適切な対応を受けた時、
「支援機間での状況が問われていない」ことに疑問を感じたのですが、
同時に、
「支援機関での状況の管理は誰が行っているのだろう?」と思いました。

その旨を厚生労働省の若者支援担当の方に聴いた際、中央支援センターの名前が出ました。

そして、
不適切な対応を受けた支援機間(以下、支援機間A)の調査を行って欲しい、
とお願いしました。

その甲斐あって支援機間への調査を行って頂くことになりました。

調査の形は、
中央センター代表のWさんともう1人の職員が、支援機関Aの職員2人(僕と最後に支援機間の隅っこでやり取りをした2人)にヒアリングをするというものでした。

しかし、
その調査結果は、
僕が問題にして欲しいことは問題にして頂けず、とても納得の行かない内容でした。

調査結果に納得の行かないことを中央センターに伝えましたが、
返事は返ってきませんでした。

そこで、
今度は当然のように次のように考えました。

支援機間を統括している中央センターの管理は誰が行っているのだろうか?

それは、
事業を委託している厚生労働省であり、
やり取りをしている若者支援担当の職員でした。

しかしこの職員には話が通じない...

少なくとも当時の僕はその職員の丸め込もうとする対応に太刀打ちできず、
僕が望んでいた支援機間の状況を問う、
ことは実現できなかった。

では、
厚生労働省を管理しているのは...
一体誰なんだろう?

これは今の僕にも分かりません。

当時、
僕はどんな行動をすれば、
最も然るべき行動だと言えたのか?

そして、
これからどんな行動ができるのか?

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