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続・一体いつがいい?女医の出産するタイミング

まだnoteを始めたばかりの頃、これを書いた。

私はこれまでなんとなく

「専門医とか博士号を取るまでは、妊娠・出産は待った方がいい」というスタンスでいた。

私がそれでよかった、と思っていたからだ。

やっぱある程度やってないと、中途半端になり、復帰が難しいだろう。
また産休・育休で休むことに焦りを感じるだろう、とも思った。

また子供がいる中で、専門医試験の勉強も大変だし
マミーブレインで研究に集中できるのか、という問題もある。

でもそう思ったのには、私が36歳で短期間で自然妊娠できたこと、妊娠の経過も問題なく、分娩に至ったことがあったと思う。

その後、私は妊娠には至るものの

①稽留流産
②右卵管妊娠

を経験。


本当に辛かった。


これらは一定の確率で起こることだが、やはり私が年なことは否めん

母体が高齢だと、流産の確率も上がるし、異所性妊娠の確率も上がるのだ。


しかも第一子を35歳以降で産むと、第二子が欲しいなら急がなくてはいけない。お尻に火がついている感じがすごいのだ。

「第一子の手が離れてから」

「年の差兄弟もいいわよ」

なんて流暢なことを言ってられないのだ。

しかも以前より妊娠しづらくなってるかもしれないから、そうだと、より焦るだろう。



そう思うと

無責任に

「ある程度、医者として育つまで、妊娠・出産はダメ」

と言ってしまうのはよくない、と思うようになった。


もし上司や教授がそう言ったとして

言われた通り、しばらく待って
不妊症だったり、不育症だったりして、辛い思いをしたり、
不妊治療が金銭的に厳しいと感じても、医局は何もしてくれないのだ。

もちろん、私のように結婚が遅いとどうしようもない。

でもパートナーがいて、「そろそろかな?」と考え出したら、それはもうその時だ。

産んだ後に、大変でも、そこは頑張れ!


妊娠・出産にはリミットがあることは明確で、絶好のタイミングをつかまえるのは難しい。

結婚して数年経って、新婚生活もエンジョイしたし
親もまだ元気だし、手伝ってもらえるうちに
一通り、必要なスキルを習得した
ちょうど専門医試験が終わって、合格した
大学院を卒業して、博士号をもらえた
医局に十分に人がいて、来年は人の多い大学病院勤務
他の女医さんも、育休明けで戻ってきたし
上司が女医ママの働き方について理解があり、臨機応変に対応してくれる

それらが完璧に揃う日など、来ないと思っておいた方がいい。


でもまだ結婚していなかったり、妊娠・出産はまだ先がいいと思ってたら、その期間はできるだけ頑張って、研鑽を積んで。

まだ産んでいない子の心配はしなくていいの。

その時は学ぶ時なのよ。


色々将来のことは心配だと思うけど、そこは開きなおって仕事に邁進しちゃって。

きっと「あー、あの時頑張っといてよかったなぁ」って思う日が来るよ!





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