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研究助成金、奨学金を獲得できるか?

私の留学ははっきり言って、突然決まった。



私の中で「そろそろかな?」という予想はしておらず、寝耳に水だった。

というわけで、研究助成金をとる準備は全くしていなかった


最近、留学帰ってきた先輩は「留学はお金がかかるぞー」とばかり言っていたので

急いで、助成金をくれるところを探し始めた。

留学するドクターの中には、数年間、研究助成金の獲得にトライし、獲れた時点で、病院のボスに「留学に行かせてくれ」というパターンもあるらしい。


条件が各々異なるが、助成金の申請には大まかに

・博士号取得済み、または取得見込み
・年齢制限や、博士号をとってから◯年以内
・研究業績
・海外での研究テーマ
・留学の期間(1年以上が多い)
・年収や他の助成金との兼ね合い
・invitation letter(招聘状)
・学長の推薦


が必要になってくる。

これを見たらわかってくれると思うが、応募の準備もけっこう大変だ。

だって普通に働いてるんだもん。


業績もどの程度あればいいのかわからないし、

まだ行ってもないのに、研究テーマについて深く書くのも難しい。

募集人数は多くないし、

大学や研究室からは1名のみ受け付ける場合も多く、学内選考でまずふるいにかけられる。

はっきり言って、狭き門だ。

でも去年は応募がたくさんあったのに、今年は全然、みたいな運もあるらしい。


留学は4月に行く人と10月に行く人がいるため、応募の締め切り日も様々。


私の留学は8月末に突然決まったため、もう締め切りが終わっていたり、締め切りまで日が浅いところばかりだった。



ここで知っておいて欲しいのが、

海外の秘書さんは、日本の秘書さんに比べてレスポンスがかなり遅い
そして留学生の書類などその人たちにとって、最重要課題ではないので、けっこう後回しになることもある。

invitation letterは受け入れ先承諾書であり、レターヘッド付き書面に受け入れ先責任者のサインがあるものだ。

これがないと、助成金の申請も学内の留学手続きもできないのに、invitation letterが中々届かないということはけっこうある。

この留学準備を始めた時から、日本の普通と海外の普通は違う、ということ、日本人は極めて真面目な人が多い、ということを学んでいく。


私のメモによると

・内藤記念海外研究留学助成金
・上原記念生命科学財団 リサーチフェローシップ
・土谷記念財団医学振興基金留学スカラシップ
・アステラス病態代謝研究会
・日本学術振興会 海外特別研究員

は調べたようだ。

よくまとまっているサイトを見つけたので、これも見てね↓


助成金をもらえたら、帰国後どのくらいのこと(研究報告書の提出や会議での発表など)をしないといけないのかも要チェックだ。


こういう助成金の他に

・学会
・製薬会社
・カテの会社

からもらうパターンもあるらしい。


私は結局のところ

・勤めている大学病院の医学会から16万円
・出身大学の同窓会から50万円

をいただき、他一ヶ所トライしたが、それは落ちた。


とまぁ、こんな感じ。



どう?役に立ったでしょ?



私も前から知っておきたかったわー。





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